傾国 もうひとつの楊貴妃伝

著者 :
  • 講談社
2.89
  • (0)
  • (1)
  • (6)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 26
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062170178

作品紹介・あらすじ

宮廷内で最高の権力者にまで上りつめたものの、閹人にされ性器を持たない力士は、奴隷も同然だった。貴妃を幸せにすることで得られるという丸薬「玉茎丹」。それさえ手に入れれば、男に戻って自由の身になれるのだ。道士の言葉を信じて、力士は貴妃に忠節を尽くし続けた-。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 二人の王女に続く時代の話で、興味もてた、が、なんか軽い話だなあー。楊貴妃の何が良かったのかしら、力士は。

  • 楊貴妃を見守り続けた高力士という宦官の話。

  • 時代の流れが早すぎてあっさりしているなと思いました。もう少し濃くても良いかな・・・

  • 楊貴妃を慕う宦官が、貴妃を幸せにするために迷い悩み行動を起こしていく話。楊貴妃の(一応の)最期のシーンはさすがに心揺さぶられたが、読んでいる間あまり楊貴妃が魅力的に思えなかったのが残念。

  • 図書館の新刊コーナで目にとまった本。楊貴妃とくれば世界三大美女の一人で傾国の美人として名高い。男としては放っておけもせず自然に本に手が伸びた。史実では玄宗皇帝が貴妃との愛欲に溺れ国に大乱をもたらしたとされるが、本書は貴妃の復讐劇として小説に仕立てられている。英雄色を好むと云うが、自分ひとりがたぶらかされている分にはまだしも、国の主が政を省みないのは為政者として失格。逆を云えば、それだけ貴妃の容色と才がきわだっていたのかもしれない。

  • 玄宗皇帝に召され安禄山の乱で死を賜ることになった楊貴妃の生涯を、側近の宦官高力士の視点から語る。貴妃を幸せにすることで得られるという丸薬「玉茎丹」を手に入れた彼がしたことは……。

    表紙がとても美しい。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1968年、東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程を単位取得の上、退学。2006年、『火ノ児の剣』で第1回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し作家デビュー。10年、『己惚れの砦』(文庫化時に『己惚れの記』に改題)で第31回吉川英治文学新人賞の候補に。15年、『もののふ莫迦』で第5回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞。16年、『ロンドン狂瀾』が第7回山田風太郎賞の候補になる。他著に『傾国 もうひとつの楊貴妃伝』『獅子は死せず』『うつけの采配』『ゴー・ホーム・クイックリー』『ミネルヴァとマルス』などがある。

「2020年 『己惚れの記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中路啓太の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部みゆき
梨木 香歩
京極 夏彦
三浦 しをん
和田 竜
有川 浩
上橋 菜穂子
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする
×