- 講談社 (2011年7月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062170291
感想・レビュー・書評
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2009年の頃のエッセイがまとめられている。秋山駿(1970-2013)氏の最晩期の作品である。
白紙の原稿に向き合う秋山氏のいつもながらのエッセイだが、奥さんの介護が生活に入り込んでいて、「生」についての思考が多くなっている。
古いノートと最新のノートが混ざり合うように並んでいて時系列はバラバラだが、違和感は全くない。ずっと同じ場所で、同じように格闘してきたのである。
ヤラナケレバナラヌモノハ、ヤラナケレバナラヌ
それをひたすらにやってきた記録の断片がこの著作である。
自分の生き方に並んでいる人は、秋山さんみたくノートに向き合うのも良いだろう。私もそうしてる。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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