15歳の寺子屋 宇宙少年

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 91
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (98ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062170314

作品紹介・あらすじ

15歳のころ、スペースシャトルの打ち上げをテレビで見た僕は、衝撃を受けました。「宇宙に行きたい!」僕は宇宙を目指す、「宇宙少年」になりました。夢を目指す道のりのなかでは、いろんなことが起きます。ときには、怖さや不安にかられることもあるでしょう。そうして夢をあきらめてしまう人もいるかもしれません。でも、怖さも不安も、その正体は自分自身の心のなかにあるのです-。夢を現実にした宇宙飛行士・野口聡一さんの言葉から、悩みや不安を乗り越えるヒントを見つけよう。

感想・レビュー・書評

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  • 「経験と知識は違う!」ってことがありありと伝わってくる。実際に宇宙から地球をみた感じは、教科書に載っている写真とは全く全然違うだろうってことに確信が持てる。宇宙空間に身を置いたとき、「いのち」や「時間」の感覚は変わるのかもしれない。宇宙に出たあと人類がどうなるんだろうって、とっても興味がわいた。そしてその過程にある今ここにいきる人たち全員って、思ってた以上に、おもしろくてすてきな存在じゃないだろうか。
    さすが宇宙飛行士!
    そしてこの寺子屋シリーズ、よいと思います。

  • 手元にあるロウソクの明かりを見つめてると周りがもっと暗く見えるという話が印象的だった。

  • 図書館で借りて。短くてさっと読めた。

    怖さへの対処法
    ➡︎私が宇宙飛行士に聞いてみたいと思っていたことだったので、興味深く読んだ。結局は、怖さの原因を突き止めて潰していくという基本的なことなんだけど。

    宇宙においでよ!でも書かれていた中高時代のボーイスカウトや冒険の内容が詳しく書かれていて、それも面白かった。


  • スペースX社のシャトルで、再び宇宙へ行くと知って、息子用に用意したものの、わたしが読みたくて、先に読んじゃいました。

    一昨日の発射の様子を、NASAのYouTubeチャンネルで5回ぐらい見て、「今頃きっとISSに着いてるよね」と息子と話ながら、わくわくが止まりませんでした。
    息子に夢を与えてくださってありがとうございます。

    いろんなことに興味を持って、一生懸命取り組めば、人生に無駄はないってことを15歳向けに書いてくださってます。

    無事に地球に戻られますように。

  • 野口聡一さんから、中高生へのメッセージ。

    怖さで足がすくんで動けなくなる前に。
    ①怖さの正体をつきとめる
    ②怖さを乗り越えたときに得られるものを見通す

    あふれる情報の中から本当に必要な知識や真実を探し出す力。

    「他人の評価に惑わされない」
    →明確な目標とそれを支える自信
    →学校あるいは職場以外の社会・場所とのつながり

    失敗もまわりみちも人生に無駄なものはない。
    ※努力は大切

    継続することと思考を切り替えていくこと。
    心の「なぜ?」に耳をすます。

    知識・情報だけで「知ったつもり」にならない。
    体験と経験の圧倒的な感動。


    2020.11.15
    野口聡一さんの宇宙への旅が、またまた素晴らしいものになりますように。
    安全に無事に帰っての、本の執筆を楽しみにしています。

  • 宇宙飛行士を目指してるとしても、宇宙と関係の無い経験をどんどんした方がいいというアドバイスに響きました。

  • 宇宙服は、宇宙の過酷な環境から電源の体思うの機能も備えています。宇宙服を着ていれば呼吸ができますし、水のタンクも付いているので水分補給もできます 宇宙服は、1人用の本木土な宇宙船のようなもの。宇宙服を着て宇宙遊泳していると、まるで新しい体を手に入れたように感じられることがあります 僕は今、こうして外から地球を見ているけれど、間違いなくあの星へ帰っていく。地球で生きる69億人の中の見分けつかない1人として、もといたいた場所に戻り、そしていつかあとかたもなく消え、地球の一部に還っていくのだ

  • こういう本は、ほんとタイトル通り、15歳の子に読んでほしいね。

  • 子供の頃の「夢」を実現した
    「宇宙少年」

  • 描写が美しい。
    言語表現が冴えてる。
    だから、面白かった。

    他にも彼が執筆した本があれば読んで見たい。

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著者プロフィール

1965年、神奈川県横浜市生まれ。1991年、東京大学大学院修士課程修了。1991年石川島播磨重工業(株)に入社。航空宇宙事業本部に所属し、ジェットエンジンの設計及び性能試験業務を担当。1996年5月にNASDA(現JAXA)が募集していた宇宙飛行士候補者に選定される。同年6月、NASDA入社。同年8月からNASAが実施する第16期宇宙飛行士養成コースに参加した。1998年4月、NASAよりミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)として認定された。同年7月から8月、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センター(GCTC)における基礎訓練コースに参加した。その後NASAにおいてMSの技量維持向上訓練を継続すると同時に、宇宙飛行士の立場から「きぼう」日本実験棟の開発支援業務に従事した。2001年4月、ISS組み立てミッションであるスペースシャトル(STS‐114)の搭乗員に任命される。野口宇宙飛行士ら7名を乗せたディスカバリー号は2005年7月26日打ち上げ、8月9日帰還。

「2006年 『スィート・スィート・ホーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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