会話のつづき ロックンローラーへの弔辞

  • 講談社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062170345

感想・レビュー・書評

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  • 「男爵原次郎」の大きな墓。その墓にはひびが入ってる。ある日、その墓がひびから割れ通りかかった僕が支えたため身動き出来なくななり、墓石の御霊と延々会話しながら一晩過ごす。
    個人的に墓じまいの打合せに行く前を読んだのが印象的。

  • あの日、あそこに行った身としては、あの日あの場所の日差しや空気やにおいや音がありありとよみがえった。

  • 静寂でも喧騒でもいいじゃないですか。

    ただこの世から気になるひとりの稀有なロック野郎が、2年前に私たちの前からいなくなったという事実に、絶叫するか沈静するかの違いで、何しろ初めからこちらは体裁なんか構っていないんです。

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著者プロフィール

1948年生まれ。70年代からCMディレクターとして活躍し、一世を風靡する。『猫の水につかるカエル』で野間文芸新人賞候補。ほかに、『ムラカミのホームラン』『最後に誉めるもの』(ともに講談社)など。

「2017年 『あなたが子供だった頃、わたしはもう大人だった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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