1000ヘクトパスカルの主人公

著者 :
  • 講談社
3.60
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本棚登録 : 126
感想 : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062170444

作品紹介・あらすじ

一人暮らしのアパート、コンビニのアルバイトに軽音サークル。特に不自由はなく、不満も無い。就職活動を前に漠然と不安を感じていたからだろうか、大学三年生の城山義元は、空を見上げていた。「もはや上手い下手の次元ではない。奇跡の産物に思えた」物語の後半で、義元は感謝する。仲間に、片思いの相手に。老婆に、主婦に、すべての縁に感謝する。一〇〇〇ヘクトパスカルの空の下、せいいっぱい生きる人たちを描いた、唯一無二の青春小説。

感想・レビュー・書評

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  • 今日買った本。260ページ中160ページ位まで読んだけど、淡々とした文章がとにかく微妙。

    あと100ページ読むかどうかも迷う。ううむ。微妙…。



    結局朝の電車で読んだところ終わり方はまぁまぁ良かった。
    前半から中盤にかけては退屈するけど、ところどころいい言葉は見つけた。

  • 大学三年生の城山義元は、空をながめていた。就職活動を前に、ありあまる時間を無為に過ごしてきた学生生活にほのかな違和感を感じはじめる義元。

  • 主人公は城山義元という大学生。大学3年から4年の2年間を描いている。日常的な大学生活の話が中心で、特に盛り上がるところがあるわけではないが、人との出会いの大切さなど、人生についての示唆が多く、読んでよかったと思える小説であった。
    特に印象に残っているのは、主人公の城山が溜まり場となった自分の部屋で仲間と酒を飲み、だべって無為な時間を過ごしていたことを後悔したのに対して、だべり仲間の一人である後輩の門松が「無意味だなんて言わないでください。あの日々とあの場所があったからこそ、今の僕があります。僕にとってはかけがえのないものなんです」と主張する場面である。過去の選択の積み重ねのうえに今の自分がおり、それぞれの瞬間はかけがえのないものであるということを改めて感じた。
    ただ、途中で挟まれるエピソードの中には、「これなくてもよかったのでは」と思うようなものもあった。

  • 過去の辛かったことや一見謝っていたように思える選択も全部含めて「これでいいのだ」と思える日が、いつか必ず来ると信じてます♪

  • 義元は大学生。ある日、空をなにげなく見上げていると、「いつもここにいますね」と声をかけられる。声をかけてきた友恵は、天気や空のことが好きな女性「天女(てんにょ)」。友恵と話すうちに天気や空に興味を持ち、気象予報士になるための勉強を始めた義元。
    日本独自の四季や梅雨。歴史もちょっと入っているので「歴女」にもオススメ。

  • タイトルが本屋で気になったので写メをしておいたものをブックオフオンラインで手に入れた作品。安藤祐介氏はWikipediaによると公務員だそうです。。ダブルワークの作家が多いのは、著作業だけで食えない作家がいかに多いかの証拠だが、安藤氏もそのうちの一人なのでしょう。
    本作はWOWOWドラマの脚本にでもとりあげられそうな内容で、大学生が社会へと旅立っていくまえまでの、無駄と思われるような日々が無駄なのか意味があるのかという問いに自分なりの答えを得たと思えた一人の青年を描いた作品。さくっと読めるが、中身は薄くなく、考えさせられた作品でした。

  • 何の意思もなく自堕落な生活を送っていた大学生が一人の女の子と出会い、空について関心を持った。そこで天気予想士の勉強をすることから空について写真を取ることに興味を持ち、周りが就活をする中あえて危険な道(写真家を選ぶことになる。)それぞれの登場人物も迷いながら自分の道を決めていき自立していく様子が刻名に描かれて面白かった。

  • 意識して空を見る事って、けっこう大事かもと思った。

  • とても良かったです。
    主人公の義元を筆頭に、登場人物達それぞれが、自分なりの答えを出し、向き合っていく姿は、読んでいて心に滲みてきます。
    現実は理想や夢とは違い、悲しいことや後悔することもあるけど、それでもそれでいいんだって、思うことができたら、それは一つの強みになるのかもしれません。

    少しだけ上を向いて歩いてみよう、そんな気持ちにさせてくれる素敵な本でした。

  • 資料ID:21103525
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著者プロフィール

1977年生まれ、福岡県出身。早稲田大学政治経済学部卒業。2007年、『被取締役新入社員』でTBS・講談社第一回ドラマ原作大賞を受賞しデビュー。その他の著書に『六畳間のピアノマン』『夢は捨てたと言わないで』『不惑のスクラム』『テノヒラ幕府株式会社』『一〇〇〇ヘクトパスカル』『宝くじが当たったら』『大翔製菓広報宣伝部 おい! 山田』『営業零課接待班』などがある。


「2021年 『本のエンドロール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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