- Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062170468
作品紹介・あらすじ
画家も手づかみで食べていた!?
「17世紀黄金のオランダ」を訪ねて
フェルメール所蔵 全美術館紹介
<17世紀のレシピ5品>
サラダ/ホワイトアスパラ/牡蠣のシチュー/ひき肉のローストレモンソース添え/パンプディング
<現代オランダのレシピ11品>
ヘーリングの燻製プレート/マスタードスープ/エルデンスープ/野菜と肉のジャガイモマッシュ/豚肉のソテー オランダ風/ほうれん草とゆで卵 ジャガイモ添え/チコリのグラタン/ダッチシチュー/セモリナプディングほか
感想・レビュー・書評
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17世紀黄金時代のオランダ、デルフトでフェルメールは、
どのような暮らしをしていたのか。何を食べていたのか。
作品紹介と共に、生活と食に焦点を当てて解き明かす。
フェルメールとその暮らし フェルメールの食卓
フェルメールの作品と家族や略年譜、美術館、
主要関連書籍の他、当時の衣・住、室内や食卓等のデータ。
17世紀のレシピ、現代のレシピ有り。
フェルメールの作品から17世紀のオランダ、デルフトでの
人々の暮らしを読み解く。当時のレシピも掲載。
フェルメールの入門書としても、良い内容です。
更に、残された様々な資料や光景は、
過去が分かる古文書の数々。
現代も残る通りや建物の姿と痕跡。
分かり易い記述と豊富な画像、優しいタッチのイラストで、
当時のフェルメールたちの生活を紹介しています。
ちょいと衣食住を垣間見る感じで、楽しい。
練り絵具のレシピがあるのも、良かったです。
当時の食事のレシピは少ないけど、スプーンの使用頻度が
高そうに感じました。でもサラダはやっぱり手づかみ?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2015年からオランダ企業の日本支社に勤めているため、今の私にとってオランダは身近な国。コロナ禍前は本社への出張ついでに1~2日オランダ国内を旅行することも多かった。オランダはレンブラントやフェルメール、ゴッホなどなど有名な芸術家も輩出していて素敵な美術館も多いし、あまり混雑もしていないので、彼らの絵を至近距離からじっくり心ゆくまで楽しむことができて、たいへん良い。街並みも彼らの時代からあまり変わりがないようで、彼らの見たり描いたりした景色を自分もほぼそのまま見られて、楽しい。
この本は大阪市立美術館に17世紀オランダ絵画の展覧会を見に行った際に購入。
フェルメールの絵に出てくる、昔のオランダ女性の服装が可愛い。日中韓などではよく伝統衣装をレンタルして身に着け、写真を撮っている人を見かけるが、オランダでは見たことないかもしれないな。フェルメールの時代の女性の服装で、昔と変わらぬ街角で写真を撮るサービスなどはあちらでは流行らないのかしら。アジアや南米からの観光客などはそういうの好きそうだけど。
あと、ホワイトアスパラやチコリのグラタンはベルギーのイメージが強いけれど、オランダ料理なのかな?私がオランダで実際食べたことある料理はサラダとヘ―リングだけだなぁ…
デルフトにもフェルメールセンターにも行ったことはあるけれど、この本を持ってまた行ってみたいなと思った。 -
オランダ風ポーグソテーをつくってみた。新しい味でなかなか良い
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/63988
17世紀のオランダ人はどんな食事をしていたのか、町の様子やフェルメール作品と共に知ることができる。
見ると作ってみたくなる、オランダ料理のレシピ付。 -
絵とごはんの両方が味わえる素敵な本
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バロック期を代表する画家・フェルメールと、彼が生きた17世紀オランダの暮らしを紹介した、異色の美術入門書。
フェルメールの作品解説と、その生涯を振り返りつつ、時代背景や風俗、食生活にも重点を置いているのがポイント。
彼の故郷デルフトの街並みや建造物を楽しむ散策マップに、古文書、当時のファッション、家具や装飾品など、その頃の生活を具体的に想像できるよう、広く紙面に工夫が凝らされている。
全体的に写真や図版が多くて読みやすく、温かみのあるイラストが可愛らしい。
特に、伝統を引き継いだオランダ料理のレシピが載っており、17世紀の食卓を再現してみるのもおすすめ。 -
フェルメールの描いた絵画をより深く味わうために、描かれた当時のオランダの料理と生活文化を探求しよう… というコンセプトの一冊。17世紀オランダの料理書や、食器類、ファッションなどをリサーチ。料理のレシピも掲載しています。料理写真が美しい本なのです。
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2020/1/26 西洋美術館にて購入。オランダ の料理意外と手間がかかる…!
時間あるときにゆっくり作ろうー -
2012.9
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作品を背景や歴史を知った上で見るのもすてきだし、食べ物に着目して関連するレシピも載せるっていうコンセプトは素敵だけど、肝心のレシピがなんかこじつけ感があって萎えた。惜しいかんじ。あと内容が詰まってるから本の小ささが逆に読みにくい。
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