世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 360
感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062170499

作品紹介・あらすじ

どうして同じ人間が憎み合ったり殺し合ったりするのか、なぜ戦争がおこってしまうのか、平和のためにはどうしたらよいのか、親子で、友だち同士で話し合うきっかけになる一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • なぜ政治家にはこの思いが届かないのだろう。自分が最前線に立つなどと考えもしないくせに威勢だけはいい醜い自民党のクソ議員どもに読ませたい。子供向けでふりがなも振ってあるからバカでも読めるだろう。とにかく自民党政府は何もしなくてよい。政策など考えなくて良い。そのかわり金は使うな。地元にずっと帰って東京に戻って来なくていい。国会では全員寝ていてかまわない。その方が日本はずっと良い国になると思う。あんな下衆どもより地雷犬の方がはるかに良い仕事をしていると思う。

  • 戦争ジャーナリスト、山本美香さんが子どもたちにおくるメッセージ。
     小学生むきのノンフィクションとして書かれているので、とてもやさしい文章で書かれているけれど、内容は重く、山本さんの熱い気持ちは、ストレートに伝わってきます。山本さんが、なぜ戦争ジャーナリストとしての道を選んだのか、何を願い、どう伝えようとしたのか…山本さんが私たちに遺してくれたバトンは、しっかり引き継がなければならない。
     この本を読んだ一人一人が考えていかなければと思いました。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「山本さんが私たちに遺してくれたバトン」
      ちゃんと受け取って、次の世代にも、ちゃんと引き継ぎたい。。。と、私も強く希っています。
      「山本さんが私たちに遺してくれたバトン」
      ちゃんと受け取って、次の世代にも、ちゃんと引き継ぎたい。。。と、私も強く希っています。
      2012/11/30
    • なぎさん
      nyancomaruさん、いつもありがとうございます。
      この本は子ども向けだったので、山本さんが思いが伝わるよう言葉を選んでいるのが感じられ...
      nyancomaruさん、いつもありがとうございます。
      この本は子ども向けだったので、山本さんが思いが伝わるよう言葉を選んでいるのが感じられました。今「ぼくの村は戦場だった」を時間をかけて読んでいます。
      2012/12/04
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「「ぼくの村は戦場だった」を時間をかけて」
      とっても辛い本ですので、挫けそうになったら、少し置いて元気を復活させてからお読みください。
      「「ぼくの村は戦場だった」を時間をかけて」
      とっても辛い本ですので、挫けそうになったら、少し置いて元気を復活させてからお読みください。
      2012/12/11
  • 916

    戦場ジャーナリストの山本美香さんが、2012年8月、取材先のシリアで銃弾を受け、亡くなったニュースがながれた。
    山本美香さんが 命の危険を冒してまで取材されたことは・・・

    内戦,地雷,子供兵,身体の傷に心の傷、難民…。世界各地で起こる悲惨な現実。なぜ戦争が起こるのか、世界の平和のためにできることは何なのか。
    10代にむけて、わかりやすい文章で語られています。

  • とても分かりやすい文章で読みやすい。小学生高学年に向けて書かれているが、大人も読んだ方がよい一冊。山本さんの熱い想いが伝わってくる。子どもの兵隊がいるのには衝撃を受けた。

  • とても理解しやすい文章で、戦争、紛争、世界で起きている争い事を紹介している。
    写真も説得力があるし。
    小学高学年~対象の本ではあるけど、大人が読んでも、十分読み応えがありました。
    装丁の子供の笑顔が、とても良いです。

  • 研修課題で読んだけど、読みやすくあっとゆう間に読めた。こうゆう系はあまり得意ではなく、普段読まないのに読めた!中学生とか読んだ方がいいと思うわ。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「中学生とか読んだ方がいいと思うわ。 」
      私も、そう思います。。。
      「中学生とか読んだ方がいいと思うわ。 」
      私も、そう思います。。。
      2014/04/21
  • 世界では何がおこっているのか?
    戦争・紛争・冷戦。今の日本に住んでては全く想像のつかない現実。
    8/20にジャーナリストの山本さんがシリア内戦中、銃撃を受け亡くなったニュースは、衝撃が走った。
    なんでこんな小柄な日本人の女性が戦場で取材をし続けたのか?
    行動力だけでは、絶対に真似できない命がけの仕事。
    命の危険を冒して迄、彼女が伝えたかったものは、何なのか?世界では何が起きているのか?なんで、ある国の人は寿命や病では死なず、争って死んでいくのか?
    さまざまな疑問がでて、この人が本当に伝えたかった事を知らないといけないと思い、この本を読み始めた。
    子どもでも読める様な分かりやすい、読みやすい本。
    しかし、内容は信じ難い内容。
    明日は来るのか怯えている人々がこの世界に沢山いる現実。
    平和ボケしている自分にはどれも衝撃的な世界でした。

    山本さんが本当に伝えたかった事。
    これをきっかけに世界情勢をもっと知りたいと思った。
    一人でも多くの人が、こういう本を読んで、何かを感じとっていければ、必ず世界を変えていけると信じています。

  • 著者の山本美香さんは、惜しくも、本年(2012年)、取材先で命を落とされました。
    ウガンダ、アルジェリア、コソボ、チェチェン、レバノン、イラク、アフガニスタン…この本で紹介されている戦場地域で、もちろん、真っ当なジャーナリストとして、現地を取材されている。
    その遺作ともいえる本。
    大人の軽挙妄動で、子供達にどれだけの被害をもたらすかを冷静に示し、大人たちに、そして次の世代に、戦争の愚かさを伝える本。
    カナがしっかり振ってあるので、小学校高学年なら十分読破できる。小学校高学年以上のすべての教室に備え付けて欲しい本。
    大人は、まずは図書館に予約し、予算と置き場所に余裕のある方は、アマゾンへ…(^_^)

  • 著者が小学高学年ぐらい向けにかいた本作。
    山本さんの仕事に対しての想い、死と向き合ってること、今自分ができる精一杯をすることが詰まっていた。
    亡くなってしまったけれど、こうやって本にしてあったことでこれからもたくさん伝えたかった著者の想いをことを受け取る人がいるだろう。
    大切なことを伝えてくれてどうもありがとうございました。
    私もこれを読んだことで自分がすべきことに真摯に向き合わなければと思った。

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著者プロフィール

東洋大学ライフデザイン学部 教授(2022年2月現在)

「2022年 『地域福祉と包括的支援体制』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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