誰でも速く走れる骨ストレッチ

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 161
感想 : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062170512

作品紹介・あらすじ

オリンピックや世界陸上の選手も納得。「速く走る秘密は、筋肉ではなく骨だ」。誰でもウサイン・ボルトや高橋尚子に近づける本。

感想・レビュー・書評

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  •  これはすごい! すぐに効果が出た!! しかも著者の言うとおり体が軽くなってる!!!

     私は、子供の頃から人に笑われるくらい体が固く、お恥ずかしい話、床に足を伸ばして座る「長座」すらできません。
     ストレッチ関連の本は何冊か目を通したのですが、どうしても痛いのが嫌で続きませんでした。そんなところに、以前「ストレッチをすると逆に筋肉が硬くなる」という話を知り、いよいよストレッチをする気が失せていきました。(なお、同様の指摘は本書でもなされています)

     一方で、私は大学時代に合気道をはじめた関係で、甲野善紀さんの古武術研究に基づく身体操法や、高岡英夫さんの身体理論などにも興味を持つようになりました。筋トレで力をつけるのではなく、体全体を連動させて使ったり、質的に異なる動きをすることに興味が向かいました。が、相変わらず体は固いままでした。

     最近、運動不足解消にジョギングをはじめたのですが、どうせジョギングするなら良い走り方でやりたいと思い、本屋でランニング関連の本を片っ端から立ち読みしました。
     その中で「これだ!」と思ったのが本書です。早速手首を掴む骨ストレッチの基本動作をやってみましたが、確かに本の通りプラプラ手首を振るだけで可動域が広がり動きやすくなりました。
     半分衝動買いで購入。帰宅後、読み進める中で甲野氏や野口体操の故・野口三千三のお名前が。「やっぱりこれは俺の求めていたストレッチだ」と改めて納得しました。
     本書に書かれていたいくつかの骨ストレッチをやってみると、少しのことで肩が動くし軽くなりました!

     体が固い・肩が痛い・腰が痛いとお嘆きのご同輩、是非本書の骨ストレッチを試してみて下さい!

  • 大事なのは筋肉ではなく骨なのです。
    いかに走るかよりいかに走れる体を作るか。

    なぜ骨が大事なのか?
    良い走りには筋肉より骨が必要
    筋肉をつけても早くは走れない。
    鍛えた筋肉は鎧のようなもの。あまりつけすぎると走りが妨げられます。

    親指はブレーキ、小指はアクセル
    親指で地面を蹴るように走ることはブレーキをかけながらアクセルをふかすに等しい行為です。

    手首ぶらぶら
    高橋尚子選手のようなでんでん太鼓走り

    体がよろこぶことを常に考え、実践してください。そうすれば走りが劇的に変わります

    勝利に執着し、記録を伸ばすことばかりを考えていた現役時代の私は、つらく苦しいことを自分に課し、筋肉に必要以上に負荷をかけることで、自分の能力が引き出せると信じていました。しかし、その時の自分は感じる力を封じ込めてしまっていたのかもしれません。 

  • 走るのが嫌いなわたしは、自分のためではなく、子供の部活に役立たないかなと読んでみた。なんかいい気がした。しかし、子供に伝えるには、一回読んだ程度では、難しい。もっと理解しないと。子供は、足が遅いことを気にしてるようだし、あちこちの不調を訴えることもあるし、この本は役立つかもしれない、と思った。そして、意外にも走る予定のないわたしにも、役立ちそうな感じだ。誰でも、快適に体を動かしたいだろうと思う。試してみたい。

  • 骨ストレッチの入門書的な位置付け。
    これを基に日々のストレッチを続けることで、体がどう変わるか楽しみ!!

  • 根拠はよくわからないけど、確かに効果あり。しばらく自分で実践してみて、よければどんどん教えていこうと思う。

  • ストレッチ方法。やり方は簡単で分かりやすい。

  • 身体操作も学問もどうやって物理的心理的ブレーキを排除していくかの探求である。
    古武術の身体操作の方法論を読み進め、身体操作の実践的な手法、ストレッチ方法を学びたくて読んでいる。他の本で足の親指が走る時にブレーキかけることは知っていたけど、中指を意識すればいいことは書いてなかったので参考になった。本を読んで気付いたが、走るときの膝抜きや盗塁の際のスタートは体重移動の初動はガニ股をさらにガニ股へ崩していくイメージだなと。本書では、それ以外にも小指と親指で挟んで体幹と手足とを連結させることで、上体に大きな力を生むことができる点など、発見があった。機をみて読み返したい一冊。

  • RUN友に勧められて購入。RUN友は本に書いてある通りやってみてすぐ違いが出た、と言ってましたが私は残念ながらそこまで効果は感じられない(^^; でも手軽にできるのがよいので基本の5ストレッチは結局毎朝やってます。

  • スポーツは人間の限界に挑戦するハードな側面があり、激しい運動をするということは、酸素を多量に消費すること。ストレス過多であることも含め、体に有害な活性酸素はどうしても蓄積されやすくなる。

    通常のストレッチをやっても柔軟性が得られないだけでなく、かえって体が重く、動きが低下してしまう事も多い。

    筋力トレーニングを毎日続けていたら、鍛えた箇所は硬くなる。この状態でストレッチを熱心にすればするほど、筋肉の弾力がなくなって切れやすくなり、動きが鈍くなり、ケガをする確率が増えてしまう。

    動物でストレッチやウェイトレをしているような生き物は人間だけで、走る事でケガをしてしまうのも人間だけ。

    ケガをしないためには、プルプルと柔らかいコンニャクのような体幹を目指す。骨ストレッチによって、体幹は硬くするのではなく、どんどんと柔らかくしていく事ができる。

    片方の手の親指と小指をつなげて輪を作る。そして、もう片方の親指と小指で輪を作ったほうの手首のグリグリを押さえる。これが、骨ストレッチの基本ポーズに当たる。

    「親指はなるべく使わない」というのが、昔から知られてきた、体全体をリラックスさせ、ラクに動かす「コツ」といえる。これに対して、小指は力を入れる時の力点になる。

    皮膚はただ保護する膜ではなく、それ自体が独自に感じ、判断する機能を持っているといわれている。また、皮膚の表面の裏側には100ミリボルト近いマイナスの電圧(ニュートラル)の電気が流れている事も確認されている。

    この表皮の電池は皮膚の内と外の電位差で表れるが、精神的なストレスや老化によって電位差がなくなり、電池の残量が減って、電池切れになってしまうことも検証されている。

    つまり、親指と小指をつなげるということは、ブレーキとアクセルをつなげて(電位)を中和させる、ニュートラルな状態にする行為で、このニュートラルな状態が保たれている時、スムーズに力が発揮できると考えられる。

    柔軟な体幹ができるまで、まずは前鋸筋の可動域を広げ、アコーディオンの蛇腹を自在に動かせる体を作る必要がある。前鋸筋がしなやかに伸縮を繰り返すことで、脚だけではなく体全体を使って歩いたり走ったりする事ができる。腕を意識して振るわけでもなく、体幹が先に回ることで、結果としてでんでん太鼓のように腕が振られている状況になり、コツ(骨)をつかめばケガなく歩ける(走れる)。

  • 原理はよくわからないけどこんな単純な方法で身体が変わるのは面白いですね。参考になるところもいくつかありました。

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著者プロフィール

松村 卓 1968年生まれ。スポーツケア整体研究所代表。中京大学体育学部体育学科卒業。陸上短距離のスプリンターとして全日本実業団6位などの実績を持つ。引退後、ケガが多かった現役時代のトレーニング法を根底から見直し、筋肉ではなく骨の活用法に重点を置いた「骨ストレッチ」を考案。仙台を拠点に全国各地で講習会をおこない、多くのアスリートやからだに不安を抱える人たちの指導にあたる。

「2019年 『骨ストレッチでスポーツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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