刑事のまなざし

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 516
レビュー : 125
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062170536

感想・レビュー・書評

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  • 薬丸岳氏は、重いテーマを濁しすぎず書きすぎず、真摯に描いてくれるところに好感が持てる。これは連作集になっており、胸を痛めながらも、一筋の光を信じる主人公のどこか求道的な姿に心が打たれる。

  • 夏目刑事が、活躍する第1作です。作品全てが本当に良かったです。オススメです。 オムライスも黒い履歴も良かったのですが、やはり刑事のまなざしが良かったです。同じ子を持つ親となった娘の事件の犯人に対して「憎むことを肯定して、憎んだ人間は殺していいと自分の子供に伝えるのか」 「お母さんがやったことは正しかったのだと、子供に伝えるのか」と言った言葉は夏目さんが言うとやはり重みがありました。素晴らしい刑事です。

  • 秋ドラマ化されるとのことで、タイミング良く手にした一冊。著者である薬丸氏の本は、2冊目で今回は、7編からなる短編集。
    少年鑑別所で法務技官の経歴をもつ夏目刑事の洞察力と実に優しいまなざしを感じさせてくれるストーリー。どれも重いが、最後の編、刑事のまなざしは、やるせない思いが伝わり切なかった。

  • 【図書館】ドラマがとてもいい内容だったので本作品を手に取りました。薬丸さんは『天使のナイフ』以来。やはり少年法や少年犯罪を題材にしていますね。最後の「刑事のまなざし」が一番良かった。シリーズ2冊目読みます。

  • 元法務技官の刑事夏目が追う7つの事件。
    刑事モノとしては地味だか内容は滋味に富んでいる。
    ひとつひとつの事件の終わりに微かな希望を感じさせる小説はあまりないんじゃないかと思う。

    「世の中からすべての犯罪がなくならないかぎり敵討ちにはなりませんよ」
    自らも娘を通り魔に襲われて植物状態にされた夏目のまなざしは
    事件を追うことで希望を見出せたのだろうか。

  • 短編集。
    第一話の、「オムライス」は結構衝撃的でした。
    中山七里の作風を思い起こさせる。

  • 過去と闘う男だから見抜ける真実がある。
    夏目刑事シリーズ。

  • 娘の事件をきっかけに、刑事へ転職した男が主人公の短編集。
    どれも終わりが読めそうでちょっと違う、そんな違いを知るのが楽しい。

  • 夏目シリーズ1作目
    1作目が一番面白い
    あとはトーンダウンしていく感じ

  • 短編集7編
    「オムライス」と表題作が良かった.夏目刑事の人間性がすべての事件の解決に寄与している.少し都合が良すぎるけらいもあるが,どこかに救いを残した結末が温かい.

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著者プロフィール

1969年兵庫県生まれ。2005年に『天使のナイフ』で第51回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。2016年に『Aではない君と』で第37回吉川英治文学新人賞を、2017年に短編「黄昏」で第70回日本推理作家協会賞〈短編部門〉を受賞。『友罪』『Aではない君と』『悪党』『死命』など作品が次々と映像化され、韓国で『誓約』が20万部を超えるヒットを飛ばす。他の著作に『刑事のまなざし』『その鏡は嘘をつく』『刑事の約束』『刑事の怒り』と続く「刑事・夏目信人」シリーズ、『神の子』『ガーディアン』『蒼色の大地』などがある。

「2020年 『告解』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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