死に向きあって生きる ホスピスと出会い看護につとめた日々

  • 講談社 (2011年8月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (258ページ) / ISBN・EAN: 9784062170574

作品紹介・あらすじ

「死ぬのは少し淋しいけれど怖くない」――
ロングセラー『がん告知以後』の著者が書き下ろした、「最後まで家族とともに自宅ですごす」ための全九章

はたして、人は平和で、穏やかで、心が温まる死を迎えることはできるのだろうか。
少女時代「死の恐怖」にとらわれた著者は、自分なりの答えを探すため看護師になり、日本ではじめてホスピスを紹介し一心にその普及につとめていく。これまで数多くの人びとの旅立ちに立ち会い、死を看取る家族たちと接してきた彼女はいま「自分の死」に向きあい、その答えをようやく見つけようとしている……。
81歳の著者が看護師としての人生を振り返り語りかける、誰にでも必ず訪れる「その時」について、その迎え方。

みんなの感想まとめ

死を迎えることについての深い洞察が描かれており、著者は看護師としての豊富な経験を通じて、死への恐怖と向き合う姿勢を探求しています。家族が残された時間をどう過ごすか、その選択がもたらす苦悩や、延命措置の...

感想・レビュー・書評

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  • 病気の場合は統計的に余命が大体わかるが、残された時間を日々確認しながら生きていくのは家族にとっても辛い。
    いたずらに延命措置を施して寿命を延ばすことは結果として何本ものチューブに繋がれることであり、辛い時間も長引く。それでも多くの人は死を恐れるあまりに延命措置を選ぶのだろう。

  • 【心に残った言葉メモ】
    「たとえその人の生活が、他の人の目にはどうしようもないものに見えても、その暮らし方が本人にとって長年慣れ親しんでいる場合、説得などの方法で、本人の考え方をかえることは出来ない」

  • まだ読んでる最中なのですが、ホスピスの定義とはなにか?ということの説明として、人の末期には突然の吐血、大量出血などがあるのだけど、その際に「赤い毛布」を用意しておいて、その患者さんが動揺しないようにサッとかける(血が目立たないようにする)。という引用があり、かなり感動したところです。

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著者プロフィール

(きば・しずこ)
1930年福島県生まれ。’53年国立岡山病院付属高等看護学校卒業。国立岡山病院、聖路加国際病院で看護師として勤務、日本大学医学部付属高等看護学院などで看護教育にたずさわりながら’69年~’70年、’73年~75年に英国留学。留学中、訪問看護、ホスピスと出会い、’75年に日大板橋病院に訪問看護室を、’87年ホスピスケア研究会を設立する。’81年~’87年日本看護協会常任理事。現在、「ホスピスケア研究会」顧問。’97年「朝日社会福祉賞」、2011年「日本がん看護学会学会賞」受賞。著書に、『がん告知以後』(岩波新書)、『がん 家族はどうしたらよいか』(池田書店)など

「2011年 『死に向きあって生きる--ホスピスと出会い看護につとめた日々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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