僕は君たちに武器を配りたい

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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062170666

感想・レビュー・書評

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  • 本書を通して著者が説いているのは、資本主義社会という弱肉強食の世界を生き抜くための「武器」である。夭折の「武器商人」が語る、資本主義社会をサバイブする"冴えたやり方"とは。

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/779059

  • 誰かが買ったのか父が送ってきたのか記憶はないけど、長くずっと本棚にあった本
    気になりながらなぜか手に取ることがなく、ふと先日手に取って読み始めてみたら、一昨年若くして亡くなられた滝本哲史さんの本だし、息子たちの進路に何か良いアドバイスや問いかけができたのではなかったか、とか「もっと早く読んでいればよかったのに!!」と大後悔。
    これが10年前に出版されていた本とは。

    「もっとも大切なのは、人々と違う「インプット」を得ることだ。人間の行動(アウトプット)は、インプットの結果である。だから行動を変えようと思うならば、インプットを変えなければならない。」

    「自分自身の人生は、自分以外の誰にも生きることはできない。たとえ自分でリスクをとって失敗したとしても、他人の言いなりになって知らぬ間にリスクを背負わされて生きるよりは、100倍マシな人生だと私は考える。」

  • 現在の資本主義社会では人材もすぐにコモディティ化するので賃金も下がる一方。スペシャリティで居続けるためには、自分で集めた情報を自分で考えて判断し、常に投資先を見極めて自分の労力や時間を投じることが重要。新人の課題図書として配られたが、上層部がこの本を通して言いたかったのは常にアンテナを張って自分がやるべきことを追い求めろということかなと思う。自分に付加価値をつけるために何を磨くべきかのヒントが得られる本だった。

  • ビジネスの世界で、自分の力で道を切り開き生き残るために必要なことを説いた本。

    投資家の視点でビジネスや社会を見ることが大事。そのためには、自分の頭で考えること。

    高校生、専門学生、大学生の皆さんにぜひ読んでほしい一冊。

  • 第4章の儲かる漁師のカテゴリが良い
    1.トレーダー
    2.エキスパート
    3.マーケター
    4.イノベーター
    5.リーダー
    6.インベスター
    このうちトレーダーとエキスパートは価値を失っていく。
    その後の章で残りにタイプを具体例と共に解説していく。
    生き残るならこの4つ、特に投資家になれって事です。
    差異をつくりだせる、顧客が共感できるストーリーを作り出せるマーケター
    イノベーター、自分の会社で学んで、自分の会社を潰す会社を起業しろ!がとても衝撃的。確かに強みも弱みを知っているんだから勝負しろって事だよねぇ。。TTP=徹底的にパクる(笑)
    なんらかの強烈なコンプレックスがあるならリーダー向き!
    「駄馬」を使いこなすのが本当のマネジメント。
    リスクをとってインベスターになれ!

    とても読みやすい文章でエールを感じる。いつもながら滝本氏の本は若者向けだけどおじさんにも響きますねぇ。

  • このかたの本は本当に面白い。10年経った今でも本質を捉えられておりとても勉強になります。今を生き抜くバイブル的な本として10代20代と言わず様々な年代の人が読むべきと思います。本当に惜しい人を亡くしたと著者の本を読む度に思います。

  • 情報を得るスピードの速い人の方が時代の変化に対応できる。情報格差。
    自分の見える範囲を広げることが一番大事。

  • 改めて読み直してみる。
    スラスラ読み進めることができてビックリ。
    仕事していた頃は構えて読んでいたのかな。

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著者プロフィール

京都大学客員准教授、エンジェル投資家、教育者。1972年生まれ。麻布高等学校、東京大学法学部を卒業後、大学院をスキップして直ちに助手に採用。専攻は民法。任期終了後は学界に残らず、マッキンゼーへ入社。3年で独立し、多額の債務を抱えていた日本交通の経営再建などを手がけながら、エンジェル投資家として極めて初期段階の企業を15年以上にわたって支援し続ける。京都大学では教育、研究、産官学連携活動に従事。「意思決定論」「起業論」「交渉論」の授業を担当し、人気NO.1若手教官として「4共30」講義室を立ち見に。各界において意思決定を先導するリーダーを育てることを目標に、選抜制の「瀧本ゼミ」を主宰。著作物やディベートの普及活動を通して、次世代への教育に力を入れていた。2019年8月10日永眠。

「2022年 『瀧本哲史クーリエ・ジャポン連載集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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