散歩の一歩

著者 :
  • 講談社
3.43
  • (2)
  • (0)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 30
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062170802

作品紹介・あらすじ

いちばん大切なものは、ゆっくり考えるための時間。ひそやかにたたずむ、人生の意味を綴る滋味豊かな名エッセイ42篇。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 黒井千次さんの落ち着きと深みのあるエッセイ、大好きです。共感するところが多いです。「散歩の一歩」、2011.10発行、著者79歳時の発行です。エッセイは70代半ばのものが多いようです。都心までの外出は一つの行事とか。まさにそう思うこの頃ですw。面白い光景に出くわす楽しみがありますが、一方でなにがしかの危険もあるので注意ですね。電車内では好意と謝意が和やかに交流する時、若い者は立ち、老いた者は坐る。ぎくしゃくしない空気は嬉しいですね。午後の空いた電車、乗客の組合せに安堵の気持ちを抱くときって、ありますねw。

  • 「郊外史のすすめ」
    昭和初めから戦後復興まで、中央線、中野〜武蔵小金井沿線の回想
    N区図書館

  • ゆっくり歩き、周辺をスケッチする。
    絵と文章がマッチしていて、共感するところが多々あった。
    人生の後半にさしかかっている私には、ぴったりくる1冊だった。

  • 過去16年間に新聞や雑誌に発表したエッセー。虚ろいゆく風景や蘇る遠い記憶。著者はしばしば「老い」に言及している。その視線は日常に潜む豊かさ、かけがえのなさを救い取り、しみじみと読む者の胸に迫る。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

黒井千次

1932年(昭和7年)東京生まれ.55年東京大学経済学部卒業後,富士重工業に入社.70年より文筆生活に入る.69年『時間』で芸術選奨新人賞,84年『群棲』で第20回谷崎潤一郎賞,94年『カーテンコール』で第46回読売文学賞(小説部門),2001年『羽根と翼』で第42回毎日芸術賞,06年『一日 夢の柵』で第59回野間文芸賞をそれぞれ受賞.

「2019年 『老いのゆくえ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

黒井千次の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ツイートする
×