昔は、よかった?

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  • 講談社
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レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062171045

感想・レビュー・書評

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  • 筆者と同じ世代のなので、どれも楽しく読むことができました。
    「アムロちゃんと、聖子ちゃん」「鳥獣戯画」「歌舞伎…」などなど。
    言われてみれば、なるほどと思うことばかり、くすりと笑わせられるエッセイ集です。
    相変わらずの「鉄話」もありますし(苦笑)

  • 相変わらず、なかなか鋭いところを突いてくる。
    何気ないテーマなんだけど、やっぱりどこか独特の切り口がある。

  • 2010年の刊行だけあって現在に近くなってきたなーという印象。連載中に東日本大震災が起きたらしい。

    あの時から今を比べると色んなことがありましたね。もう死んでしまった人の話題も多々あり、「懐かしいな」とさえ感じながら読みました。

    所で「エコとおしっこ」ですが、シャワー中におしっこをしてもエコにはならない気がする。そうだと思いたい。

  • 2015/2/10 読了

  • 毒にも薬にもならないような酒井順子さんのエッセイ。「それめっちゃわかる!」と言いたくなるエピソードが必ず一冊に複数あって、気楽に読めるところが大好きです。

    今回は「三十代独身女性は鳥獣戯画ブームの道を一度は通る」という指摘と、「自分で死亡届を出しに行って、棺桶の蓋を閉めるとこまでやりたい」という呟きがツボ。鳥獣戯画ブーム、ちょうど私も去年来た笑

  • 言いにくいことをはっきり書いて、しかも嫌味なく、むしろ笑いにできる文章力ってすごいと思わせる著者。
    この人の「女の目線」ってホントに鋭くておもしろい。やせ我慢と見栄でできているような女にはチクチク痛い本。

  • ちょっと前の話(エッセイ)ですが、面白かった。疲れた通勤時にぴったり。

  • 週刊現代の連載をまとめたもの。
    時事ネタが多く、政治、芸能から大震災に関して。
    「ああ、わかるぅ」「同じこと考えてた」と思ったものが多かった。
    この人の著書でそんなふうに思ったことが今まで少なかったので、驚き。
    私が変わったのか、この人が変わったのか・・・以前のものを読み返してみようかな。

  • 週刊現代の連載をまとめたもの(シリーズ)。
    時事ネタが多く、政治、芸能から大震災まで。「こんなこともあったなぁ」と懐かしく思ったり、混乱を思い出して苦い気持ちになったり。
    振り返り、これからのことを考えるという点で良い本でした。

  • 聖子と順子のファンはシンクロする?

    週間現代2010年4月3日号から2011年5月14日号に連載されたエッセイ。

     本書は週刊誌へ初出されたものであるため、「せんとくん」であるとか「市川海老蔵」であるとか時事ネタに酒井節を効かせた仕上がりになっており酒井ファンなら誰でも楽しめるが、「サザエさんの希少性」「大人女性のキャラ心を奪う鳥獣戯画」「金八先生のオリジナルキャスト」など、やはり世代のアンテナに触れる部分になるとつい反応してしまう。

     なにしろ本書のタイトルからして『昔は、よかった?』だから、これだけなら単なる「懐古本か」と思われてしまうかもしれない。酒井さんのすごいところは同世代を懐古させるだけでなく、そんな著者に共感している自分も悪くないかも―というところまで持って行ってくれるところ。ここまでくると懐古本どころか「ナルシスト本」か…。

    <「夏の扉」の前奏が聞こえたりした日には、胸が締め付けられるような気持ちになって、腕もちぎれんばかりに手拍子をした私。気が付けば、私の隣に座っていたおじさんも、慣れぬ手拍子を必死にしています。私の前に座っている中年女性も、一生懸命に聖子ちゃんとともに歌っている。
     そんな姿を見せるおじさんやおばさん達が、私は無性にいとおしく思えたのでした。聖子ちゃんが「夏の扉」を歌っていたあの頃、このおじさんもあのおばさんもそして私も、青春を過ごしていた。それから今まで、聖子ちゃんにも我々にも色々ありましたよねぇ、ええ、ありましたとも…と、肩を叩き合いたい気分に。>

     それにしてもこのエッセイ、「STORY」でも「GLOW」でもない、「週間現代」への連載というのが小気味良い。酒井順子さんの男女を問わぬ同世代性を感じてしまう。松田聖子のライブに出かけて、周囲のおじさんおばさんとともに、曲のイントロを聞いてスイッチが入ったという酒井さん。松田聖子と酒井順子のファンは意外とシンクロする?

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。高校在学中から雑誌にコラムを発表。立教大学社会学部観光学科卒業後、広告会社勤務を経て執筆専業となる。2004年『負け犬の遠吠え』で婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞をダブル受賞。『男尊女子』『子の無い人生』『女子と鉄道』『源氏姉妹』『枕草子REMIX』『an・anの嘘』『オリーブの罠』など、現代世相の分析から古典エッセイまで著書多数。

「2018年 『百年の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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