- Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062171083
作品紹介・あらすじ
須藤元気が被災地ボランティアで見て聞いて感じたすべて。
感想・レビュー・書評
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369.3
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「何でもない日常にこそ幸せはあるのだ」
今に感謝して生きよう。 -
須藤元気さんをご存知ですか?この方、やたら才能に溢れておりまして、総合格闘家だったかと思いきや俳優業に精を出し、歌手や監督をしたかと思うとレスリング部の監督業に勤しみ、現在は「WORLD ORDER」というパフォーマンスユニットでダンスをしています(一見の価値有りですよ)。
そんな須藤元気さん、2011年4月にボランティア組織「Team WE ARE ALL ONE」を立ち上げて被災地へ毎日赴いていました。こちらはその須藤元気視点の記録本です。(院生アルバイトスタッフ) -
自宅ソファーで読了(82/100)
思ったより内容は薄く、軽かったけどこの本の意義はそういうことじゃないんだろうな。やはりこの人は気になる存在だ。 -
震災の現場が感じ取れる本。たまに読み返して、あの痛ましい出来事を忘れないようにしようと思う。
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やはり俺ってチャーミングだろ?といった感のあるギャグが
どうも受け付けられない。
但し、彼の行動力は見習いたいところがあるので応援していきたい。 -
須藤元気のボランティア記録。
4月11日からの8日間宮城県石巻にて。
被災者の人達はきっとお風呂に入っていないだろうから、ドラム缶風呂をもっていったが、実際には自衛隊が大きな風呂を用意していて必要なかったり、食料が足りないだろうと持って行ったら三分の一は持って帰ることになったりと、震災当初のボランティアのドタバタががよく伝わってくる。
あまりに被害が大きく、「政府はー、」とか「被災者はー、」っていう文脈で語られる事が多い他の震災関連の本とこの本は違う。
何か手伝いたいと思い行動に移したボランティアの人達が直面した、リアルな現実が須藤節で語られている。
読みながら、一緒に行動したり、一緒に考えたりしたりしているような気持ちになった。
頭でっかちな震災情報に疲れた時、こういう視点から今回の震災を見直す事も大事だと思う。 -
ううむ。
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「明日があることは奇跡なのだ。」
帯に書かれた言葉にすべてが凝縮されている。
大変な災害、そこで暮らす辛さ、向き合う勇気。
ボランティアに行ったはずの僕らが勇気を貰う事もある。
やはり、すべてはひとつなのだ。
須藤元気が被災地ボランティアで見て聞いて感じたすべて。
必読の書。
撒けていられない。