スティーブ・ジョブズ I

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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062171267

感想・レビュー・書評

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  • 本著は、スティーブ・ジョブズの出生からAppleを追われピクサーが軌道に乗るまでの伝記である。

    私は、スティーブ・ジョブズ関連本として、本著よりも「Think Simple」が好き。

    本著はスティーブ・ジョブズが追求していたシンプルさが足らない。
    スティーブ・ジョブズの陰の部分は興味をそそる。
    Appleを追われた前後も詳しく知ることもできた。
    ビジネス権化のラリー・エリソンと仲がよかったのも意外だった。

    でも読む前に期待していたワクワクさの方向性が違う。
    スティーブ・ジョブズの破滅的人間らしさがもたらすワクワク感が違った。
    伝記だからかな。

    ま〜、大切な言葉を知ることはできた。

    スティーブ・ジョブズは素晴らしい。
    間違いない。
    さらにスティーブ・ジョブズについていった人たちも同じく素晴らしい。
    スティーブ・ジョブズのビジョンを実現したんだから。

    続巻Ⅱに期待。

  • 「人文科学と技術の交差点で生きるのが好きなんだ」

    強烈な個性とバランス感がある人なんだと思う。

    自分の周りにいたら迷惑なんだろうけど、
    こういう人が現れないと世界は変わらない。

  • 思っていた以上に変人。常軌を逸する人だからこそAppleが生まれたんだなぁ

  • アップルの製品はまあまあだけど、ジョブスは嫌なやつだね。

  • 禅を始め東洋思想にかぶれたヒッピーまがいの青年が、出会いによって成功と挫折を味会う物語。前編はAppleの設立と追放、そしてピクサーとの出会いまでだった。ビルゲイツと違ってプログラムも出来ないジョブズがマッキントッシュを作りピクサーアニメを作る、つまりプロデューサーまたは創造者としての能力が優れていたんだろうなあ。生き方が織田信長に似ているような。

  • まずは1を読破。一般的に言われてるのとは違い、感情的で不安定、自制が出来ない精神的に幼い男性のイメージ。本文中では、同一人物は呼び名を統一して欲しかった。ファーストネームだったりラストネームだったりして分かりづらい。

  • あくの強い人物だという評判は知っていたものの、これほどまでとは思わなかった!でもこれほどのカリスマ性を持つ人はなかなかいないだろう。
    アップル設立前のこと、設立に関わった人々のことなどとても興味深いです。

    早くII巻も読みたい!!でもまだ貸し出し中。。。

    • christyさん
      reader93さんのレビューを読んで、早速図書館で予約をしてみました。ナント、200人以上待ちです(笑)。首を長くして待っていようと思いま...
      reader93さんのレビューを読んで、早速図書館で予約をしてみました。ナント、200人以上待ちです(笑)。首を長くして待っていようと思います。
      2012/09/10
    • reader93さん
      christyさん
      200人以上待ちとはすごいですね!!
      スティーブジョブズが育ち、アップルを作ったこのベイエリアに自分もいると思うだけで興...
      christyさん
      200人以上待ちとはすごいですね!!
      スティーブジョブズが育ち、アップルを作ったこのベイエリアに自分もいると思うだけで興奮します。ジョブズに関わった人物たちのことももっと知りたくなってきてしまいました。
      2012/09/11
  • ・優れた人材を集めれば甘い話をする必要はない。そういうものだと僕は学んだ。そういう人は、すごいことをしてくれると期待をかければすごいことをしてくれるんだ。特A+のプレイヤーはそういう人同士で仕事をしたがるし、Bクラスの仕事でもいいと言われるのを嫌がる。
    ・アレクサンダー・グラハム・ベルが電話を発明したとき、市場調査をしたと思うかい?
    ・人生前半の30年は人が習慣をつくる。人生後半の30年は習慣が人をつくる。
    ・細部に拘る。第一印象に拘る。

  • パソコン少年だった私にとってApple IIは本当にあこがれの存在でした。そしてマックもまた学生時代に生協で触って「欲しい」と感じたのを思い出します。これらのマシンがどのような流れで世に出てきたのか、その背景が非常に人間臭いのに驚くと共に、安心感も覚えました。
    やはりスティーブという人はクレイジーだったんですね。2冊目も面白そうです。

  •  相当気むずかしい人であったことは知っていたが、なかなか付き合うには大変であったことが、この本を読んで理解出来た。なんでもかなえる神のように思われている部分もあるが、人生にとても悩みながら、自分を抑えることなく自由に生きてきた人だとも言える。
     iPhoneが画期的な情報端末と言われているが、ジョブズ氏は、ずっと前から考えていて、やっと現在になって、ハードウェアとソフトウェアが実現できる世界になったのだと思う。
     誰かに見られているということを気にしないで自由に振る舞って生きてきたおかげで、直感的に使用できる端末を開発し、それを多くの人たちに価値のあるものと発信できる能力と情熱は、とてもすばらしいと思う。
    ◇購入

  • 面白いが若干読みにくい
    登場人物が多すぎてついていけなかった

  • 統一場理論
     ジョブズの個性と製品を一つにまとめる
     激しさが起点
     白黒二分の世界観
     禅の修行によって平穏は得られなかった

  • なかなか読めない人。
    でも、憎めない人。
    教わることがたくさんある本。

  • 約10年前に大ヒットしたステイーブ・ジョブズ本人公認の評伝、今更読みました。

    読んで一言で率直な感想を表現すると
    「この人を応援”したくない”」
    かな。。。。
    本を読み終えた後になんだかため息が出てしまう。グーグルやイーロンマスク、マッキンゼー、ナイキの創始者等の本を読み終えた時も同じ気持ちになった...。

    自分はずっと日本にいるからだろうけど欧米のビジネスマンの価値観がやっぱり受け入れ難い。「これも縁だしみんなで切磋琢磨して最後まで一緒に頑張ってやっていこうぜ」という考えが全く無く、ヒューマンリソースを能力スコアが数値化された道具のごとく扱う感じが馴染めない。GOAL(目標達成)する上でヒューマンリソースの逐次取捨選択が合理的に最適だとしても、自分はGOAL達成よりも働く人を大切にしたい気持ちです。

    そして本書を読みつつ、今更気づくの遅すぎた感があるけど、「スキルアップ」に時間を費やすよりも、「面白いアイデアないかなあ?ワクワクすることないかなあ?」みたいな想像&創造に時間を費やして人間なんぼだなあと身を染みて実感。気づけば5年近くスキルアップばかりに時間を費やしてて、いろんなタイミングやきっかけを逃してしまったかもって思った...。

    あとはジョブズの完璧主義、この価値観とセンスあってこそアップルはここまで成り上がったんだなってゆうのはすごくわかる!自分もそういった価値観で物事を掘り下げると何かいろいろ見えてきそうな気持になってきた!

    (「1」と「2」合わせての感想です。)

  •  巨大企業IBMに対して、ハッカー精神を貫いているはずのジョブスが、なぜ閉鎖的で管理されたシステムのマッキントッシュをつくったのか、それはIBMがつくりそうなシステムだった(P258参照)


     『アメリカ型成功者の物語―ゴールドラッシュとシリコンバレー 』レビュー「ITで成功するには利用者の数(利用人口)が重要なカギとなる・・・」わけだが、結局のところマックがいくら革新的であっても、利用人数にまさるIBM互換機勢力にマックは勝利することができなかった。その後、ITの流れが解放型から強いては、フリーへと大きく舵をきる。

  • ジョブズの伝記。
    ジョブズの破天荒な性格は知っていたが、読んでからの印象としては破天荒を通り越して奇人。
    それは孫さんにも当て嵌まる事だが、天才と奇人は同質もしくは紙一重なのかもしれない。
    常識に縛られず己の信念を貫いて失敗を繰り返しながら経験することの大切さを改めて感じた。

  • やっぱりいろんな意味で激烈な、海原雄山のような人だったんだなぁ、と感心。2巻のペーパーバックが出たら買おう。

  • 平成27年2月13日読了。

  • 3.5ぐらいかな。
    生い立ちや、背景を全く知らずに読んだので、幼少期のころや、親との関係、学校での生活や、アルバイト、ドラッグや偏った健康法など、衝撃的でした。特に、食事については果実、葉物しか食べない、動物性のものをとっていないので、風呂に入らなくても問題ない、裸足での生活など、極端なことばかりで、途中読んでいて気持ち悪くなりましたが、それでもリンゴ菜園で商売をしたり、ブルーボックスで商売らしきことを始めたり、13歳ながらHPでアルバイトをしたりと、発明や商売に対する意識はすごく高かったんだと知りえた。
    完璧を求める情熱とその猛烈な実行力、しかし、知識やアイデアを盗み、盗まれたりするシリコンバレー。
    思っても行動に移さないと、結局は何も変わらない。
    だから、ウォズだけでは何も変わらなかったし、ジョブズとウォズの二人がいたから、アップルができたんだとわかった。
    スカリーを入れたことは、結果的にはジョブズにとっては失敗だったのか?

    日本部品メーカーのコストたたきというイメージしかアップルにはなくて、いい印象は持てていなかったが、
    読み進めるうちにジョブズの人柄がだんだんわかってきて、興味を持てた。

    彼が発する言葉
    入社時「宇宙に衝撃を与えてみないか?」、「洗練を突き詰めると簡潔になる」、スカリーに「一生砂糖水を売り続けるつもりかい?それとも世界を買えるチャンスにかけてみるかい?」、「ベルが電話を発明した時市場調査をしたと思うかい? 」

    色々な言葉が出てくるが、他人に対する愛情や、誠意、親切心などはどうして幼いころに育たなかったのか、それが不思議でしょうがない。

  • 横手のカフェで読了(39)
    勝手に抱いていたイメージをかなり覆す人物像。アップルを追い出された青年期、(2)が楽しみ!

著者プロフィール

ウォルター・アイザックソン【著者】Walter Isaacson
1952年生まれ。ハーバード大学で歴史と文学の学位を取得後、オックスフォード大学に進んで哲学、政治学、経済学の修士号を取得。英国『サンデー・タイムズ』紙、米国『TIME』誌編集長を経て、2001年にCNNのCEOに就任。ジャーナリストであるとともに伝記作家でもある。2003年よりアスペン研究所特別研究員。著書に世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』1・2、『レオナルド・ダ・ヴィンチ』上下、『ベンジャミン・フランクリン伝』『アインシュタイン伝』『キッシンジャー伝』などがある。テュレーン大学歴史学教授。


「2019年 『イノベーターズ2 天才、ハッカー、ギークがおりなすデジタル革命史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ウォルター・アイザックソンの作品

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