スティーブ・ジョブズ II

  • 講談社
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本棚登録 : 4991
レビュー : 550
  • Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062171274

作品紹介・あらすじ

ジョブズのiPodの中身は?デザインスタジオで「3年先の未来を見る」、「宇宙に衝撃を与える」製品の開発秘話、禅、京都、イッセイミヤケを愛する日本通、はじめて明かされた家族との私生活、何度も命を落としかけた壮絶な闘病、終生のライバル、ビル・ゲイツとの最後の対面、政治改革から新社屋まで、亡くなる直前まで情熱を注ぎ続けていたもの、最後のカリスマ、ジョブズのすべてが明らかに。

感想・レビュー・書評

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  • 華やかなステージのバックステージに立たせてくれる。

    本著では、Appleが劇的によみがえる物語とジョブズの収斂が記されている。
    支えた人たち、戦った人たち、家族、会社への想いとともに。

    ジョブズは利益の前に、素晴らしい体験、製品、そんな価値を提供し続ける会社を求めた。
    日本の企業は利益を求め、手段の製品やサービスが次に来る。
    根本的に違うね。
    社員が創造メンバーを目指すのか、歯車をさせられるかの違い。
    どちらを選ぶかは個人の自由。
    法人が目指すのは利益より大切なことがあって、大切なことを実現するための利益の順であってほしい。

    ・パーソナル・コンピューターが生まれた
    ・GUIによって専門家だけのコンピュータが個人へと踏み出した
    ・デジタルの可能性をアニメーションで示した
    ・ブランドとは何かをIT企業にも示した
    ・音楽が健全にネットに溢れだした
    ・スマートフォンが生まれた
    ・個人が勝負できるグローバル市場を創った
    ・ノートブックとスマートフォンの間にあるタブレットを示した
    ・アップルの社名からコンピュータを外した

    たくさんのことを気づかせてくれた。
    コレだよ、コレ! 欲しかったの!!

    歴史の転換点をリアルタイムに感じることができた幸せ。
    スティーブ・ジョブズは偉大です。

    Appleがスティーブ・ジョブズが望んだような会社として続きますように。
    ジョブズの子どもたちの幸せとともに。

  • そこまでストイックになれるのか、脱帽です。
    「あるヨギの自叙伝」気になります。

  • 41章にも渡るスティーブ・ジョブズのお話でした。スティーブ・ジョブズ本人、その家族、アップル社の重役、ビル•ゲイツ等が語り、話に厚みがあってとても面白かった。2巻目は、アップル社への復帰からiPod、iTunes、iPhone、iPadと自分もよく知る製品の開発秘話等も興味深かった。スティーブ・ジョブズが、考える教育改革も実現すると面白いと思った。

  • 「顧客が今後、何を望むようになるのか、それを顧客本人よりも早くつかむのが僕らの仕事なんだ。欲しいモノを見せてあげなければ、みんな、それが欲しいなんてわからないんだ。だから僕は市場調査に頼らない。歴史のページにまだ書かれていないことを読み取るのが僕らの仕事なんだ。」ジョブズに率いられることのないアップルは、いやIT業界は、これから誰が率いてゆくのだろう?顧客が求めているのは、情報やエネルギーを消費するためのシステムだろうか?それとも、情報やエネルギーを生み出すシステムだろうか?そのツールはシンプルだろうか?

  • とにかく、すごりの一言。優れたビジョン、リーダシップといった言葉が陳腐で手垢にまみれたものであると思える程である。これほど微に入り細に入り、製品開発、店舗開発に関っていた(干渉していた?)とは思わなかった。スティーブ・ウォズニアック、ジョナサン・アイブ、ジョン・ラセター達との関係はまさに奇跡であり、他に再現できるとは思われない。別の見方をすれば、ジョブズなきあとのアップルの行方はとても心配になる。(I・Ⅱ通じての感想)

  • iPhone、iPadあたりからようやく分かる話。がんの闘病生活は辛そうだった。

  • アップルに復帰後、iMAC、iPod, iPhone, iPadを開発したときの話と、家族、人とのつながりの話。
    がんと戦いながら、どんどん痩せていきながらも、仕事ではまったく妥協しない。
    長期療養を繰り返しながら、確実に死に向かっていく。
    アップル製品に、オン、オフスイッチが付いてないことについて語る最後の文章はとても印象に残った。

  • 完璧主義者のジョブズが自ら企画した伝記。

    ジョブズにかかると人は天才かまぬけだし、製品は完璧かゴミだ。
    大きな邸宅を買っても完璧を求めるあまり家具が買えない。全てを自分の意のままにコントロールと我慢ができず微妙な違いにこだわり続ける。

    ジョブズの意思はすごい製品を作ることに集中し続けたが、必ずしも成功ばかりではなく失敗を繰り返してもいる。
    例えばCDはスロットインが美しく、トレイは美しくないから使わない。
    書き込みができないために音楽CDを焼くというニーズを取り込めなかった出遅れはipodとitunesで音楽業界そのものをひっくり返した。
    次にデジカメが携帯に浸食されるのを見てipodも携帯にやられないためにiphonに集中する。
    製品へのこだわりは特に凄い。装置の中身の美しさにもこだわり、デザイン、ハード、ソフトの一体化した統一された世界にこだわる。

    禅の影響を受け考え抜かれ得たシンプルさを追求する。製品デザインのコンセプトは無くせる物を全て削り落とした上で直感的に操作できること。
    部下のそれは無理だと言う声はことごとく無視し現実歪曲フィールドを使う。まるでフォースだがこの人が暗黒面に落ちたら大変なことになっていただろう。
    そして間に合わないはずの改造は間に合うことも多いが、やはり無理な物もあるがジョブズはそれを認めようとしない。

    部下のアイデアをくそみそにけなした1週間後にまるで自分が思いついたかの様にどうだ凄いだろうと触れ回る。
    自分は世間のルールを守らなくて言いと思っていて身障者用駐車場に止めたり、2台分に斜めに停めたりする。パーク・ディファレントと呼ばれたらしい。

    itunesがウインドウズに移植されipod miniが出たときがappleを使い始めたきっかけだったがその後ipodは故障含めて3台、iphon2台、ipad、Macとバックアップ用のタイムカプセルと完全にappleに取り込まれてしまった。正直中国の携帯もiphonにした方が楽なのだが・・・
    技術と芸術の交差点を目指したジョブズの製品は使い慣れると空気のようにあたりまえになってしまっている。

    Think different
    Stay hungry , stay foolish

  • Ⅰとだいぶ間が空いてしまった。

    凄い。この一言だと思う。
    Appleを永く続く会社にするのと、素晴らしい製品を生み出すことに対する情熱が文章を通じて伝わってくる。
    マックワールドの所などまるでそこにいるかのように思い、鳥肌が立つ。

    一番興奮したのがデジタルハブ戦略の所で、今ではコンピュータが様々なコンテンツの中心となるのが当たり前だが、それを思いつくジョブズには脱帽である。

    最後の、ジョブズのオン/オフの台詞がグッときた。

  • 1より更に、ジョブズに魅了される。

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著者プロフィール

ウォルター・アイザックソン【著者】Walter Isaacson
1952年生まれ。ハーバード大学で歴史と文学の学位を取得後、オックスフォード大学に進んで哲学、政治学、経済学の修士号を取得。英国『サンデー・タイムズ』紙、米国『TIME』誌編集長を経て、2001年にCNNのCEOに就任。ジャーナリストであるとともに伝記作家でもある。2003年よりアスペン研究所特別研究員。著書に世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』1・2、『レオナルド・ダ・ヴィンチ』上下、『ベンジャミン・フランクリン伝』『アインシュタイン伝』『キッシンジャー伝』などがある。テュレーン大学歴史学教授。


「2019年 『イノベーターズ2 天才、ハッカー、ギークがおりなすデジタル革命史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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