地上生活者 第4部 痛苦の感銘

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (682ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062171427

作品紹介・あらすじ

「北であれ南であれ、わが祖国」のテーゼを掲げ、禁断の韓国へ潜行する、趙愚哲の行手を阻んだものは何か?革命か、転向者か、衝撃の第4部。

感想・レビュー・書評

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  • いくらか構成が散漫としているきらいはあるものの、朝鮮/韓国をめぐる組織/個人の暗躍や在日文化人同士の確執などをヴィヴィドに描写し間然するところがない。自分のような門外漢でもすぐさま人物特定できてしまうようなぞんざいな仮名のつけ方はちょっとどうかと思うが。

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著者プロフィール

1935年樺太(サハリン)・真岡生まれ、早稲田大学露文科卒。小説「またふたたびの道」にて群像新人文学賞を受賞。その後、「砧をうつ女」で芥川賞を、「百年の旅人たち」で野間文芸賞を受賞。他の著書に、「伽椰子のために」「見果てぬ夢1~5」「サハリンへの旅」「流域へ」「四季」などがある。

「2020年 『地上生活者 第6部 最後の試み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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