サバンナの動物親子に学ぶ

  • 講談社 (2011年8月23日発売)
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感想 : 7
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Amazon.co.jp ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784062172035

作品紹介・あらすじ

アフリカの動物親子から学ぶ生きるとは何か
親に捨てられ必死に身を隠して生き延びようとする子ライオン、親を求めゾウに立ち向かうヌーの赤ん坊。死は生きてきたことを証明する一瞬の出来事にすぎないのか


「作家 落合恵子氏 推薦」
ここに、すべてのいのちの、原点がある。
寄り添う姿、分かち合う姿、協力し合う姿。
そうして、時には突き放す姿もまた。
わたしたち、人間が学ぶ、暮らしの流儀が
ここに、確かにある。
                 落合恵子

みんなの感想まとめ

生と死の交錯を描いた作品は、アフリカの動物たちの真剣な生き様を通じて、私たちに深い感動を与えます。羽仁進さんの鋭い観察眼が捉えたエピソードは、動物たちの喜びや悲しみ、そして生きる意味を考えさせるもので...

感想・レビュー・書評

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  • アフリカで野生動物の撮影をしている羽仁進さんは「生」と交錯する「死」を見つめ続けている。
    そのエピソードは感動的で「生きる」意味を考えさせられる。
    ミロコマチコさんの挿し絵は「重く恐ろしい死と共に、それを圧倒していく生の喜びが鮮やかに描かれている」と羽仁進さんが評している。
    描かれる動物たちは、生の歓喜を全身で表しながら、顔は決して笑っていない。目が真剣なのだ。生きることに真剣な動物たちの姿がそこにある。

  • 羽仁進&ミロコマチコ(絵)「サバンナの動物親子に学ぶ」、2011.8発行です。この本からは、多くのことを教えていただき、そして感動をいたしました。大人は大人なりの感動を、子供は子供なりの感動を覚えると思います。人間だけが「死」を認識してるとはとんでもない思い上がりだったようです。捨てられた兄と妹のライオンの短いけど輝いた「生」。迷子のヌーと子どものいないヌーの母親の出会い。子を殺された母ライオンの怒りと悲しみ。強いが故に弱者に気を遣う象など。読後、「生」と「死」、そして「大自然」を見つめ直してみたいと!

  • 4.7

  • 小さな頃「野生の王国」観るの好きだった。動物から学ぶことは多い。

  •  読んで良かった。なんか泣けた。ライオン兄妹。

  • アフリカでの野生生物を観察し続けている著者。
    この本は、そんな中で見た「生」と「死」についてのエピソード。

    他者の死を悼む象のはなし
    母親を探してサイやコヨーテに近づいていく、はぐれた子ヌーのはなし

    を読むと、著者は動物を「見ている」のではなく「感じている」のだろう、と思いました。動物に対する視点が違う。

    絵は、ミロコマチコさんが描いています。
    動物の発するエネルギーを感じさせてくれる絵は、この本にぴったりだと思います。


    僕は、子どもの頃から動物が好きでした。
    小学校に上がる前、お向かいの家で犬を飼っていました。その犬との交流が僕の動物好きの原点です。
    幼稚園や保育園に通わず、バッタやトンボ取りをして遊んでいたことも、物言わぬ生き物たちへの興味につながりました。

    羽仁さんの本を読みながら、いつの間にか自分を振り返ってしまいました。

  • 本屋で立ち読みで済ませた。今のご時勢だからこそ、”生きる”ことの素晴らしさを説いたのだろう、野生動物の世界でCloseUpされることの多い”死”というドラマではなく、「死は生きてきたことを証明する一瞬の出来事にすぎない」と、生きてこその生命の尊さを、映像表現では伝えられない(伝えたとしても地味な)エピソードを筆者の感性を通して伝えている。
    が、さほど感動的な話もなく、どちらかといえばありがちなストーリー、実話ゆえの展開の乏しさが目立ち、インパクトに欠ける全体感だった。象が、その巨体がゆえに、弱きものへの配慮を見せるクダリは、ちょっと心打たれたけど・・・ 「野生の王国」やBBC放送系の映像作品を見てきた身には、あまりにも地味な作品だった。

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