神様 2011

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 926
レビュー : 154
  • Amazon.co.jp ・本 (50ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062172325

感想・レビュー・書評

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  • ほんとうに、日常は無情にも続いてゆくし、どこにぶつければ良いのかも分からないもやもやが消えることもない。

    ただ、生きるということは、希望を失わないこと。

  • ウランの神様

  • 『あのこと』の後から人間の生活、考え方は変わったのだ。

  • 以前に発表された「神様」に、原発事故後だったらの「神様」が付け加えられたもの。
    原発についての教育の導入として、小学生の教科書にぴったりだと思ったし、原発に関心を持つ入り口として良い本だと思いました。

  • 名作『神様』を3.11の出来事を盛り込んでみたら…悲しい物語になってしまいました。

    あの日を境に、私たちは何を考え、どうするべきなのか。

    この作品から作者のメッセージとともに改めて見つめ直すきっかけになりました。

  • 名久井直子さん装丁の美しい本です。
    1993年の神様と2011年の神様、並べて1冊になっています。あの日を境に被災した方々はもちろん、直接には被災していなくとも世界はこんなにも変わってしまったのだということを思わずにいられません。
    それでも日常は続いていくのですね。
    著者によるあとがきも心に響きます。
    「わたしは何も知らず、また、知ろうとしないで来てしまったのだな」
    この言葉を私自身もしっかり受け止めたいと思います。

  • 請求番号:913.6/Kaw
    資料ID:50065926
    配架場所:図書館1階東 テーマ展示コーナー

  • 熊との散歩。
    この本に収められているのは2作品。
    2作目は、同じ話を、福島クライシスを
    感じて、状況を焼き直した作品。

    こういう作品は、好きなのだが、
    2作目は、敢えて必要だったのか?
    と、ちょっと思いました。

  • 2012.10.06

  • 1993年に書かれたデビュー作を福島の原発事故後新たに書き直した作品。
    作者もあとがきに「日常は続いていく、けれどその日常は何かのことで大きく変化してしまう可能性を持つものだ、という大きな驚きの気持ちをこめて書きました」と書かれているが、本当にそうだなあとしみじみ思う。

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著者プロフィール

川上 弘美(かわかみ・ひろみ)
1958年生まれ。96年「蛇を踏む」で芥川賞、99年『神様』でドゥマゴ文学賞と紫式部文学賞、2000年『溺レる』で伊藤整文学賞と女流文学賞、01年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、07年『真鶴』で芸術選奨、15年『水声』で読売文学賞を受賞。ほかの作品に『風花』『どこから行っても遠い町』『神様2011』『七夜物語』『なめらかで熱くて甘苦しくて』『水声』などがある。2016年本作で第44回泉鏡花文学賞を受賞した。


「2019年 『大きな鳥にさらわれないよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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