「いのち」を養う食 森のイスキア 佐藤初女さんより、幸せな食卓のための50のメッセージ
- 講談社 (2011年10月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062172660
作品紹介・あらすじ
森のイスキア開設から20年。食を通して伝えたい、心が「活きかえる」ヒント。
感想・レビュー・書評
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図書館でひとめぼれした。
食材の扱いにその人の生き方が現れると思う。おむすびはご飯の一粒一粒が呼吸できるようにやさしくむすび、タオルで覆う。タオルの使い方を真似したいと思った。
この本をよんで思い出すのがお義母さんのおむすび。口の中でほろっとほぐれて絶妙なにぎり具合で、やさしくてすごくおいしいのだ。わたしもこういうおむすびを結べる人になりたい。試行錯誤まずはやってみる。そして今度お義母さんに教えてもらおうと思った。
来週、地球交響曲第2番を見に行くので、今からとてもわくわくしている。 -
青森で「森のイスキア」を運営されている佐藤初女さんの、食を中心としたエッセイ。有名なふんわりおむすびの作り方や、お料理のちょっとしたひと手前を教えてくれている。
長い時をかけて親から子へ語り継がれてきた暮らしの知恵も、団塊世代あたりから途切れがちだと思う。哀れ団塊以降。けど現代は自分から積極的に学べる時代でもある。初女さんに辰巳芳子さん、東城百合子さんに林のり子さん。人生の大先輩たちの書き記しが「おばあちゃんの知恵袋」となってくれる事をとても有難いと思う。 -
読んだ後 初女さんのまねっこして
おむすびを作った
なんてことないはずの梅おむすび
とてもおいしかった -
以前から知っていた方だけど、著書を読むのは初めて。
理論理屈ではない料理に対する気持ちが書かれています。
いのちをいただく事、五感で料理する事、臨機応変に作る事、食材を大切に扱う事、米と汁を大切にする事。
今更だけど、栄養学や他の調理の理論や食事療法を元に回答をすぐ求める以前に、大切な物があると改めて気づきます。 -
示唆に飛んでいるが、中身がとんでもなく薄い。これはなんのための本なのだろう? レシピに差し挟むようなコラム的文章だけ寄せ集めたよう。写真も挟むなら、レシピ集にすれば良かったのにと思う。