ゆきの、おと ~花嫁の父~

著者 : 井沢満
  • 講談社 (2011年9月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062172738

作品紹介

あなたには命を懸けて守りたい人がいますか?中越地震の中、確かめた家族の絆。美しい自然に恵まれた新潟・山古志と、人情溢れる東京・浅草を舞台に、父と娘、家族、友人たちの「絆」を描く、心温まる感動ヒューマンストーリー。

ゆきの、おと ~花嫁の父~の感想・レビュー・書評

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  • 視点があちこち変わるので、ちょいと読みにくかった。
    それぞれ登場人物の物語を深めたいんだろうけど、欲張ってる印象。
    雪子さんの行動は、ちょいと酷いと思った。

  • ドラマで放送される前に予約した本が、やっと手元に届いて読んだ。 東京・浅草で船頭をしている丸との出逢いや聾唖障害の花嫁の美音と父親の里志との結婚当日、川岸と船との手話でのやりとりにドラマでの情景が重なり、涙誘いました。障害だからこその美音の「わたしはないものを考えるより、あるものを見つめ、できれば感謝して生きよう」という言葉の重みを感じた。「絆」を描く、心温まる感動ヒューマンストーリー。

  • ドラマ化の方を先に 観たが、原作の雰囲気そのままで 原作を読みながら 映像を 思い出して 要所要所で 涙した。
    父と娘 血は繋がらなくても親子 父と息子 どの関係も しっかり 結びついているのが 感じられて 心が 暖かくなった。

  • テレビドラマで、息が苦しくなるほど号泣・・・・。

    原作もよかったです。
    この作家さん、言葉の使い方がとってもうまいです。
    みんなみーんな、幸せになあれ!

  • 2004年に大きな地震に見舞われた新潟県山古志村が舞台。
    今年の春に自分自身が大きな揺れを体験したからか、人と人との繋がりを、より深く感じられるお話でした。

  •  SPドラマ「花嫁の父」原作本。
     新潟県・山古志と東京・浅草を舞台に、闘牛の勢子の父と聾唖の娘、船宿の跡取りの青年、彼らの周囲の人々を交えた人間模様が描かれる。
     軸は、中越地震を織り込んでの父娘の親子愛、血の繋がらぬ青年親子の家族愛、そこに各々の恋がやんわりと纏う。
     生活風景が繊細で、文体は癖がなく、全体的に読み易く温かい雰囲気の物語。
     それぞれの人物の視点が描かれるが、個人的に最も説得力と深みを感じたのは、ヒロインの祖父から見た世界だった(父親は次点)。
     文章は書き手の感覚が如実に顕在化するツールで、当人の感性や思考力、人生観などが大きく反映されるため、最も近い世代の同性キャラクターたちにそれらが顕れたのだろう。
     恋愛よりも家族愛の方に重点が置かれているので、前者を期待する向きには少々肩透かしかもしれないが、地に足のついた日本の庶民の生活を丁寧に描いて見守るまなざしは、快い読後感を与える。
     ドラマ化の企画と執筆とどちらが先かは不明だが、時折、文中にキャストを連想させるような部分が見られるのもご愛嬌。

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