獅子は死せず

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 41
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062173407

作品紹介・あらすじ

真田幸村より上手がいた!毛利勝永。この男がいたからこそ、大坂夏の陣で真田隊は奮戦し得た。裸城と化した大坂城を背に、迎え撃つ敵は幕府軍15万。この絶望的な形勢のなかでも、勝永の勝算は揺るがなかった。戦国最後の勇者を描いた、本格歴史長編。

感想・レビュー・書評

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  • 毛利勝永を軸に、大坂の陣を描く。
    武将としての実力はもちろん、人としての大きさが魅力的。
    潔く死ぬことを美徳とせず、最後まで勝利を目指す生き方もすがすがしい。
    じっくり描かれ、ボリュームがある。
    知らないエピソードもいろいろ。
    最後の切り込みは、わかっていても胸が熱くなる痛快さ。

  • 大阪の陣で豊臣方として活躍した毛利勝永について書いた本です。
    毛利という姓ではありますが、毛利元就とは関係のない人物です。

    一般的に、大坂夏の陣では真田信繁が徳川家康の本陣を急襲したことが有名ですが、この策は真田信繁だけが考えたことではなく、毛利勝永が徳川家譜代である本多忠朝や笠原秀政を打ち破り、本陣の兵を引き寄せる動きがポイントで、その辺りの展開が見事でした。

    ↓ ブログも書いています。
    http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/post-d577.html

  • 毛利勝永の活躍をあまり知らなかった。
    真田幸村が少し嫌な人間に書かれていて面白かった。
    二人の対比だろうか。
    「死にきる」ために生き残る。
    精一杯生きて精一杯死ぬ、ということだろうか。
    死ぬことが目的になってはいけない。
    生き抜いて目的を果たして結果として死ぬ。
    彼がそこまでして死ねたかは分からなかった。

  • あまり知られていない毛利勝永の小説。
    私も名前は知っていましたが、どんな人かは知りませんでした。
    名将だったんですね。

  • P174

  • 大阪 冬の陣、夏の陣の勉強にはなった。

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プロフィール

1968年、東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程を単位取得の上、退学。2006年、「火ノ児の剣」で第1回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞しデビュー。15年、『もののふ莫迦』で「本屋が選ぶ時代小説大賞」を受賞。著書に『恥じも外聞もなく売名す』『うつけの采配』『ロンドン狂瀾』などがある。

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