- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062173728
作品紹介・あらすじ
護送車が襲撃され、五人の男が脱走した。脱走した男の一人である大貫修二は、記憶を失い停車中のトラックの前で眠っているところを、ドライバーの早苗に蹴り起こされた。その頃、数日後に迫った連続殺人鬼「サンタクロース」対策配備の準備をしていた池袋署の神崎と黒木は、大貫が脱走したという知らせを聞き、秘密裏に捜査をはじめる。軽快なテンポに乗せて鮮やかに展開される横関ミステリー、驚愕必至の最新刊。
感想・レビュー・書評
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2016/03/12
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ひとしさんコメントありがとうございました(*´︶`*)
最近横関さんの作品を読み始めましたが、大好きな作家さんになりました♪
(´ー`*...ひとしさんコメントありがとうございました(*´︶`*)
最近横関さんの作品を読み始めましたが、大好きな作家さんになりました♪
(´ー`*)ウンウン 二人の修二どちらも素敵でしたね~ (*´ー`*)2016/03/13
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「お話」の楽しさを堪能できる作品。
前作「グッバイ・ヒーロー」もそうだったが、横関さんの描く男の子はかっこいい。「こんな人がいたらいいなあ」と心から思ってしまうようなキャラクターなのだ。
「修二」と名乗る男が早苗の生活に入り込んでくるあたりのやり取りが、楽しいんだけどかすかに不穏な雰囲気を漂わせていて、読んでいてドキドキする。
同時進行で進められる「サンタクロース」の事件とはどんなふうにつながるのか、なかなか全貌が見えなくてページをめくる手が止められない。
プロローグでさらっと描かれる人間関係が、最後にかちっとハマるあたりは快感である。
現実味は薄いけれども、「いい話だったなあ」と思ってしまう。
もう少しチェインギャングについて書きこんであったらもっと満足度が上がったかも。 -
イマイチ物語に入っていけない自分がいました。修二も航平も早苗もキャラは悪くないのですが…。物語の設定が自分にとってあんまりしっくり来なかったのかな。
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こちらにも池袋署の神崎・黒木が登場していました。長い仕掛けでした。黒木が企むことは、同僚の神崎にとって、真意をはかりかねる、といった関係性はずっとそのままで続いて欲しいです。そこが物語の面白いところです。
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美しすぎるトラックドライバー
麻雀のつよい小学生
無実の逃亡犯
チェインギャングたち
いかにもいい人そう、が出てこない。笑
犯人を追う警察官でさえ、ヒトクセあって。
エピローグとプロローグ、あいだの四章のタイトルもいい。
章ごとの内容がいちいち小気味いい。
見ず知らずの男を、仕方なしでも自宅に入れちゃう
そこが無ければ始まらなかったかもしれない?
あこがれの連鎖が、あたたかな事件解決へと導く。
まさかの展開は横関マジックだ。
ご都合主義といわず"すべて運命だった!"とニマニマしよう(*´-`) -
初めて著者の作品を読んだけど、テンポがよくてドキドキハラハラしながら一気に読んだ。
皆の絆がが熱くてとてもよい!私も仲間に入れて欲しい! -
読みやすい上に、物語として苦しい部分に上手く理由付けがなされていて気持ちが良いです。勢いも感じる作品で「◎」です
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数年前に乱歩賞を獲った作家の名前が高校の同級生と同じ名前だなーと思った記憶が確かにあるんだけど、まさか本人だったとは(^^;
それが最近判明したので、とりあえず一番近刊を読んでみました。
テンポよく読める系の作品で、ラスト付近の一捻りもよかったです。
やや、いい感じにランディングさせすぎかなー、と感じないでもないけど、スッキリはするね。