贖罪の奏鳴曲

  • 講談社 (2011年12月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062173773

みんなの感想まとめ

主人公は冷徹でありながらも、過去と向き合いながら自らの信念を貫く悪徳弁護士。彼の物語は、衝撃的な始まりから始まり、法廷での戦いを通じて贖罪と謝罪の違いを描き出します。御子柴礼司は、幼少期に抱えた暗い過...

感想・レビュー・書評

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  •  中山七里先生、ただいま、戻りました(・ω・)ノ
     悪徳弁護士御子柴礼司シリーズ第1弾!ようやく手にすることができました♪中山七里先生の作品を読み進めていると、悪徳弁護士御子柴礼司が登場する作品、これまでにもあったし、何よりも皆さんが読まれているんで、それはそれは楽しみにしていました!!

     はじまりは、だいぶ心配なものでした…弁護士じゃないの??とか!いきなり主人公の御子柴礼司が記者の死体を遺棄する場面!?いくら悪徳弁護士だって、これ犯罪でしょ?でも、これってシリーズものなんでしょう??とか思いつつ…でも、そんな心配は無用でしたね!御子柴礼司が、悪徳弁護士として名を轟かせているルーツにも驚かされました。彼は14歳の時に、幼女を殺害した上バラバラにし遺棄し、世間の注目を浴びた「死体配達人」だった…。少年院でのある出会いから猛勉強し弁護士となるが、その手腕は数いる弁護士の中でも類をみないほど鮮やかではあったが、その報酬額は驚くほど高額!!そんな御子柴礼司が、三億円保険金殺人事件の国選弁護人として法廷に立つことに…。

     期待通り、いや、期待以上に楽しめました!面白かったです。御子柴礼司って、冷徹で残忍なようでいて、ちゃんと持つべきもの、大事にすべきものをもっているんです。謝罪と贖罪の違い…身をもって償うこと、御子柴礼司はブレませんね!

    • かなさん
      1Q84O1さん
      逃がしませんっ!( ・_・)―C<―_-)
      1Q84O1さん
      逃がしませんっ!( ・_・)―C<―_-)
      2025/05/25
    • ultraman719さん
      ||Φ|(・|・|)|Φ|| ガシャン!
      ||Φ|(・|・|)|Φ|| ガシャン!
      2025/05/26
    • かなさん
      ultraman719さん、
      ご協力に感謝します(`・ω・´)ゞ
      ultraman719さん、
      ご協力に感謝します(`・ω・´)ゞ
      2025/05/26
  • ぐいぐいと引き込まれる文章に逆らわずにあっという間に読み終えました。

    ずっと読みたかったシリーズ1作目。やっと読みました。

    御子柴礼司を全面的に肯定できる訳ではないところも、次作への期待とワイルド感が合わさり、2作目を読むのを楽しみにさせます。

    それにしても、「こうなると最初の死体遺棄はばれるんじゃないんだろうか?」という疑問が。。。

  • 最強・最悪の弁護士御子柴礼司!
    好きかも…
    いや、好きだわ
    この"悪辣弁護士"好きだわ(//∇//)

    死体は遺棄するわ
    高額報酬を要求するわ
    過去には人を殺しているわ

    悪すぎる!悪すぎるよ!御子柴礼司!
    こんなに悪でもなぜか憎めない


    それは…


    某坊主と同じ匂いがするから〜w

    弁護士と坊主、職業は違えども人の為に働く姿がよく似ているじゃない

    お金が好きなところもよく似ているじゃない

    「死体配達人」なんて呼び名も、「お布施徴収人」となんとなく似ているじゃない


    冗談はさておき、過去と向き合い自分なりに罪滅ぼしをし、信念を持って突き進む姿がカッコよくも見える御子柴礼司を追っかけてみます(`・ω・´)ゞ

    • まことさん
      1Qさん♪
      レビュー拝見してきました。
      いいね!押してあったので、一度読んでました。私1Qさんのハンドルネームは村上春樹だと思ってました。あ...
      1Qさん♪
      レビュー拝見してきました。
      いいね!押してあったので、一度読んでました。私1Qさんのハンドルネームは村上春樹だと思ってました。あのお話あたりが、私は村上春樹が好きだったピークでした。村上春樹は必ず購入して読んでいる数少ない作家さんでしたが最近は熱がさめてきています。
      2025/08/10
    • 1Q84O1さん
      土瓶師匠、おびさん

      知りませんでした…(-_-;)
      うち、田舎だからかな…
      土瓶師匠、おびさん

      知りませんでした…(-_-;)
      うち、田舎だからかな…
      2025/08/10
    • 1Q84O1さん
      まことさん

      残念です_| ̄|○ il||li
      春樹から熱が冷めてきていますか…
      私はもうしばらく追いかけていきたいと思います!
      けど、長編...
      まことさん

      残念です_| ̄|○ il||li
      春樹から熱が冷めてきていますか…
      私はもうしばらく追いかけていきたいと思います!
      けど、長編の新作は出ないかな…(^.^;
      2025/08/10
  • 2度目の中山さん作品です→最高でした。
    最初は殺人を繰り返す悪徳弁護士?というのでちょっと読むのを挫折しそうでしたが、中盤の少年院時代の回想から徐々に引き込まれていきました。
    教官稲見→すごい人ですね。償いは言葉じゃなく行動だーって共感します。
    加害者の過度な反省や謝罪パフォーマンスってただの自己満だなぁと心のどこかで感じていたモヤモヤを上手く代弁してくれています。
    そしてピアノを聴く事での心の変化、いわゆる音楽療法を上手く表現しています。

    終盤は圧巻でした。
    法廷の場面も素晴らしかったですがそれ以上に判決後からは怒涛の攻撃の様に驚きの連続、そしてもう一つの殺人事件も上手く回収されスッキリしました。

    御子柴礼司→病みつきになります。


    • bmakiさん
      このシリーズめっちゃ面白いですよね!
      中山七里先生の作品には、この悪徳弁護士がちょいちょい登場してるので面白いです(๑˃̵ᴗ˂̵)
      このシリーズめっちゃ面白いですよね!
      中山七里先生の作品には、この悪徳弁護士がちょいちょい登場してるので面白いです(๑˃̵ᴗ˂̵)
      2025/01/10
    • みたらしだんごZさん
      bmakiさんコメントありがとうございます。(^^)
      早速、次の追憶の夜想曲を読もうと思っています。
      bmakiさんコメントありがとうございます。(^^)
      早速、次の追憶の夜想曲を読もうと思っています。
      2025/01/10
  • あの神戸のバラバラ殺人事件の少年が弁護士になったという想定の話とは驚いた。この弁護士の御子柴礼司は、悪辣な犯罪者の弁護をして巨額の報酬を受け取るというとんでもないやつである。しかも凄腕。当然恨みも買うが、平気の平左なのだ。それが、小説の冒頭でいきなり御子柴が死体を処理するという場面に遭遇する。ええっ、いったいどうなるのと思うし、金にならない国選弁護も引き受けてるという、なかなかの滑り出しである。御子柴の少年院時代も出てきて、完全には納得はできないが、弁護士になった経過が語られる。最後は、どんでん返しが何重にもあって、中山七里の面目躍如である。

  • テレビドラマ化されてるとは知らずに手に取ってみましたが、今までにない設定に驚きました。
    途中でなんとなく真犯人はわかった気がしましたが、さらにその奥の真相まではわかりませんでした。
    シリーズ化されているようなので、続きも是非読んでみたいと思いました。


  • 刑事物(渡瀬&小手川)かと思って手に取ったら主役が弁護士、御子柴先生のお話でした。
    しかも悪徳弁護士、御子柴先生って思いながら読んでたら何か違ったみたい(笑)
    でも、とんでもない過去をお持ちで...

    3章「贖いの資格」で御子柴先生が変われるキッカケのお話がありますが、人との繋がりってやはり大事なのねぇって思いました。
    しかもあの作品のあの人が、ここで接点があるのですね⁉︎

    最後まで気の抜けない展開でとても面白かったです。
    御子柴弁護士の他のお話も読みたい!

    渡瀬刑事と小手川刑事、埼玉日報の尾上記者はセット何だと理解しました。(笑)

  • やっと読み始めることができた弁護士御子柴礼司シリーズ。
    過去の罪の回想~現在までのシーンが印象的。
    実際にあった事件となんとなくかぶるところもあったりして、なんとも言えない気持ちになった。
    「贖罪」の意味を考えさせられる。

    • のんのんさん
      ミステリーの醍醐味を味わえる作品だと思う。
      冒頭から引き込まれる。

      法廷でのシーンといい、最後のラストの瞬間まで楽しめる。

      モシミステリ...
      ミステリーの醍醐味を味わえる作品だと思う。
      冒頭から引き込まれる。

      法廷でのシーンといい、最後のラストの瞬間まで楽しめる。

      モシミステリー好きで、この本を読んでいないのなら、「読むべし」一択。

      善でも、悪でもない、御子柴に惹かれる。
      2023/09/24
    • ねこさん
      のんのんさん

      コメントありがとうございます!
      中山七里さんは好きなのに、なぜだかこのシリーズは読んでいなかったんです。
      まんまと冒頭から引...
      のんのんさん

      コメントありがとうございます!
      中山七里さんは好きなのに、なぜだかこのシリーズは読んでいなかったんです。
      まんまと冒頭から引きこまれました。
      1作目から最新作まで、一気に6冊読みました。
      次作もすでに楽しみです♪
      2023/09/24
  • 中山七里さんの作品、ブクログ登録は2冊目になります。

    著者、中山七里さん、どのような方か、ウィキペディアで確認しておきます。

    ---引用開始

    中山 七里 (なかやま しちり、1961年12月16日 -)は、日本の男性小説家、推理作家。岐阜県出身。花園大学文学部国文学科卒業。

    ---引用終了


    で、本作の内容は、次のとおり。

    ---引用開始

    弁護士・御子柴礼司は、ある晩、記者の死体を遺棄した。死体を調べた警察は、御子柴に辿りつき事情を聴く。だが、彼には死亡推定時刻は法廷にいたという「鉄壁のアリバイ」があった-。「このミス」大賞受賞作家による新たな傑作誕生。

    ---引用終了

    本作は、御子柴礼司シリーズ第1弾。
    御子柴礼司という悪徳弁護士は、少年時代に猟奇殺人事件を犯した園部信一郎。

  • 御子柴礼司シリーズ第1弾

    少年時に猟奇殺人事件を犯し「死体配達人」の異名をとった園部信一郎が、御子柴礼司と名を変え、悪徳弁護士となり、数々の逆転勝訴を勝ち取るシリーズ。

    ある運動公園で、一人の男の他殺体が発見された。
    男は、シャツとトランクス、そして腕時計だけを身につけていた。
    その腕時計から、フリーランスの記者・加賀谷竜次である事が判明した。
    加賀谷は、保険金殺人事件を追っていたらしい。

    その事件とは、
    製材所を経営していた、東條彰一が事故に遭い、人工呼吸器を装着されていたが、容体急変して、死亡した。
    人口呼吸器には、故意に装置を遮断した形跡があり、彰一には、高額の保険金が掛かっていた事から、妻の美津子が、逮捕された事件だ。

    その弁護を、国選弁護士として、御子柴礼司が、引き受けた。
    世論の反発も大きく、縋るものは、藁一本とてない状況で、御子柴は、全くの孤立無援、徒手空拳であった。
    だが、御子柴には、この事件を受けなければならない理由があった。

    偶然、御子柴の過去を知った、埼玉県警捜査一課の渡瀬と古手川和也は、加賀谷が追っていたのは、御子柴だと気がつき、執拗に、御子柴を追い詰めていく。

    お決まりの大どんでん返し。
    読み応えがあり、一気に読んだ。

  • 御子柴礼司シリーズ1作目。
    中山さんの有名作のひとつなので気になって読んでみました。
    有能かつ悪徳弁護士と名高い御子柴の仕事の流儀。
    とある犯罪の弁護を通じて明らかになる彼の過去。
    そして最後に見せた贖罪の奏鳴曲。
    真相が聡明になる二転三転はやはり中山作品。
    面白かったです。
    次のシリーズも読んでみます。

  • 最初は、この弁護士さんのことさっぱり分からないまま終わっちゃいそう…と思いながら、読んでました(笑)
    なので時間がかかりました。
    後半は、あっという間に読み終わり続編の予約速攻しました。面白かったです❗

  • 御子柴弁護士シリーズ、第一弾。要潤さんが出ていたドラマを観たことがあったけど神戸連続児童殺傷事件の少年Aが弁護士になって...という話だったんだと小説を読んで知りました。途中、切ない話もありますがどんでん返しのどんでん返しでおもしろかったです。
    ヒポクラテスシリーズにも出てくる渡瀬、古手川刑事コンビもいい仕事してました。

  • カエル男から渡瀬刑事、古手川刑事を追いかけてこの本を読んだ筈が
    今度は弁護士・御子柴礼司が気になってしまった。
    『連続殺人鬼カエル男』の登場人物の◯◯◯が登場した時はビックリ!した。
    TVで観た事あるドラマだったので犯人は想像出来た。

    御子柴礼司シリーズの第1弾です。

  • 御子柴礼司シリーズを1冊も読んでいなかったので、どうせ読むなら最初からと手に取った一冊。予想していたより面白くて次を読むのが楽しみだ。

    • NORAxxさん
      すーさん、こんにちは^ ^
      御子柴シリーズ手に取っていただけて嬉しいです///
      勿体なくてなかなか読み進められていない私ですが(笑)、今絶賛...
      すーさん、こんにちは^ ^
      御子柴シリーズ手に取っていただけて嬉しいです///
      勿体なくてなかなか読み進められていない私ですが(笑)、今絶賛三作品目を読んでいる途中です。

      すーさんの御子柴シリーズ含めこれからのレビュー楽しみにしていますね...♪*゚
      2021/08/07
  • ミステリーの醍醐味を味わえる作品だった。
    善でも悪でもない御子柴に惹かれる。

    ミステリー好きなら「読むべし」一択。

    ラストまで、夢中で読んだ

  • サクサク話が進んで面白かったです。
    御子柴がなぜ国選弁護人をするのか、その想いが気になりました。続編があるので読んでみたい。

  • 楽しみにしていた御子柴シリーズ。

    読み始めから途中までは、ほんとに主人公!?と思いましたが、最後は納得。

    以下引用

    「裁判員裁判制度の肝は裁定に市民感覚を反映させることだが、感覚はどこまでいっても感覚でしかない。そして感覚とは己の立ち位置や時間の経過でいくらでも変容する胡乱なもので、法の素人がそんな尺度で罪を推し量ることが果たして妥当なのかどうか、未だ明快な回答もないまま制度だけは走り続ける。憲法上の根拠を欠きながら国民に義務を課したどさくさ紛れの制度が、司法判断を井戸端会議レベルまで落とし始めている。」

    「大体において、判決というものは「事件の筋」を解読した上で「事件の落ち着き」を決めるものだ。もっと端的に言えば、世情が納得するような落ち着きに該当する条文を当てはめていく作業とも言える。だがそれも程度問題であって、明らかに法理論から逸脱した判決なり理由は、控訴や上告をされた時点で瑕瑾になることがある。」

    「見え透いた嘘というのは人を不愉快にするだけだ。点数稼ぎにも何にもならない。むしろ逆効果だ。だなら、やめとけ」

    「どんなふてぶてしい野郎でもな、悪いことした奴はひと言目は大抵すぐに謝るんだ。被害者と遺族には申し訳ないことをした。とても後悔している。この罪は一生かけて償いますってな。まあ、それが普通だ。多分、喋っている時は本人も本気なんだろう。しかし、口に出した途端に気持ちが軽くなる。懺悔したっていう気分になるものな。そして、すぐに贖罪を忘れる。実際、口に出す言葉にはそれだけの効果がある」

    「きっと嘘ってのは自分に吐くものなんだろう。だから、そういう言葉を吐き続ける奴は自分を騙し続けて、いつしか更生の機会を失っていく。償いというのは言葉じゃなくて行動だ。だから懺悔は口にするな。行動で示せ」

    「償うってのはな、犯した罪の埋め合わせをするって意味だ。後悔することじゃない。」

    次も楽しみです。






  • どんでん返しにつぐどんでん返しで、ラストまで目の離せない展開でした。渡瀬さんの話した『魂の歪み』この言葉が胸にどくんと入ってきました。

  • 御子柴は、さゆりのピアノ、雷也、次郎、稲見に出会えて、生まれ変わった。これからも、きついやろうけど、たくさんの人を救ってほしい。

    中山七里さんの本は、クラシック音楽⁉️ピアノ用語⁉️のタイトルが多く、敬遠してたんやけど、この本のさゆりのピアノの描写は理解できて、おもしろかった。

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著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲(ルビ:ソナタ)』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』『追憶の夜想曲(ノクターン)』『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』『悪徳の輪舞曲(ロンド)』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~(ソナタ)」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中山七里の作品

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