東北─不屈の歴史をひもとく

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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062173889

作品紹介・あらすじ

東北は過去に幾度となく天災、人災によって危機を味わってきた歴史をもつ。征夷大将軍・坂上田村麻呂の征戦以来、中央政府との対決につねに負けてきた「五戦五敗」の歴史という人もいる。だが、…必ず東北は立ち上がることができる。その証拠を歴史で示すのが本書のいちばんの目的だ。

感想・レビュー・書評

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  • 東北の歴史を古代から明治維新までを紹介したくれる。中央政府(朝廷)から虐げれ、俘囚として扱われた歴史や平泉の黄金文化など、栄枯盛衰が激しい。
    個人的には、あまり日本史や歴史小説などでは扱われない前九年・後三年の役の顛末に興味が湧いた。戊辰戦争についても、薩長による会津・庄内に対する私怨をはらすためのものだったという意見は、非常に分かりやすく納得がいくものだった。

  • ・2003年に青森市で発見された新田I遺跡から、10世紀後半〜11世紀の陰陽道で使う馬や武器をかたどったミニチュアや仏像などの木製品が出土した。南から運ばれたものではなく、出回っていたものをまねて作ったもの。
    ・1442年に南部氏によって滅ぼされた安藤氏は、秋田湊(秋田市)に拠点を移して秋田市を名乗った。関ヶ原の合戦後、佐竹氏が秋田に移風されたために内陸の常陸・宍戸藩に移され、その後三春藩(福島県三春町)に転封された。
    ・2009年に発見された飯沼貞吉の手記によると、「城が一朝一夕で落ちるはずがない」という認識の下、「城に戻って徹底抗戦すべき」と「敵に突入して玉砕すべし」の両論が戦わされたが、敵の手にかかって恥辱を受けることをおそれて、白虎隊は自刃を決断した。
    ・白虎隊の19人のうち、確実な自死は9人で、残りはおそらく戦死(冨田国衛「会津戊辰戦争」)。

  • 【新刊情報】東北不屈の歴史をひもとく 212/オ http://tinyurl.com/7pxwoxa 貞観地震と火山噴火、前九年・後三年の役、戊辰戦争…幾度となく天災・人災によって危機をかみしめてきた東北。そのたびに立ち上がってきた不屈の営みとともに、天災の歴史を追う #安城

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