- 講談社 (2012年3月1日発売)
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感想 : 23件
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062174268
みんなの感想まとめ
静かな日常を描きながら、心にじわじわと染み入る感覚を提供する作品です。物語は病室を舞台に、謎めいた付添婦・秋田さんを中心に展開され、彼女の存在が患者たちの生活にどのような影響を与えるのかを描いています...
感想・レビュー・書評
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読後表紙をみて妙に納得。
秋田さんに会ってみたい気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
芥川賞作家「伊藤たかみ」さん作品もアッという間に、気がつけば14作品目になりました。ハマるトキはハマるもので、過去「瀬尾まいこ」さんは「原田マハ」さん、「乙一」さんなどがそうでしたが、ここまで一気に多くの作品を読み続けた作家さんも自分の読書キャリアの中では稀な位置づけになります。本作は2編からなる短編集ですが、やはり表題作はモロに「伊藤たかみ」さんワールドかなと。入院している患者さん達からみる「生と死」をシリアスに、時にはコミカルに淡々と思いを綴っている作風は、ジワリジワリとココロにくるものがありました。
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純文学というのは話に出てくる卵のように冷めていくに従ってじわじわと出汁が染み込んでいくようなものなのだと最近色々な本を読んで思うところです。
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「秋田さんの卵」伊藤たかみ◆とある病室に出入りする付添婦、秋田さん(仮名)。入院患者たちは今日も謎めいた彼女の噂話(表題作)。中編が2編ですがどちらもちょっと掴み辛かった。病院に限らず濁った空気を換気してくれる秋田さんような存在は必要で、空想の余地があればあるほど適任なのだろう。
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ブックカフェでたまたま目についた本。
初めて読む作家さんだったけど、こういう感じ、好き。
特に大きな事件が起こるわけでもなく、静かな日常を描いているだけだけど、心がほっこりする。 -
昔のが面白かったなーとは言いたくないけれど、この作品は正直微妙だった。
あと個人的に装丁で損していると思う。 -
読んでいて明るい気分にはならない。『ボギー…』の方がまだ読みやすかった。
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付き添い婦と長期入院患者の「病院内」という特殊な人間関係を淡々と描いた表題作のほか、理由は分からないが妻のいる自宅に帰ることができなくなった男が古い友人と昔亡くなった友人を偲んで旅に出る中篇が収められている。
いずれの編にも、どこか物悲しいような、虚しいような空気が流れている。 -
併録「ボギー、愛していいるか」(2005年)初期の伊藤たかみ作品が好きなので、序章からラストまで一気に読み進む。「男っていつまでたっても馬鹿なんだから」と背中を見てうらやましく思ってしまう。
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中編二編。併録の「ボギー、愛しているか」が読んでいて楽しかった。男の人にしかわからないであろう実感が、みっちりと描かれている。それこそ、作中で、作家の加藤が模索している「等身大の男」像みたいなもの、が浮かび上がってくる。
男の友情は、女にはなかなか理解しがたく、だからこそ憧れの対象でもある。そういう点で、興味深く読んだ。
「秋田さんの卵」は、登場人物が多すぎてややばらけてしまった印象だった。 -
『ボギー、愛しているか』と『秋田さんの卵』の2編。
『ボギー、愛しているか』は自宅に帰りたくない夫の話。ええー、少し前にも『我が家の問題』でそんな内容を読んだばかりなのに…それほど帰宅したくない男って多いのか? うちもだったら!? と考えると恐ろしいわ。そうでないことを祈る。
男ふたりで中学時代の友人ボギーの命日にW島へ行こうと言う。男の友情ってこんな感じ?
『秋田さんの卵』は病院での出来事。入院してるってこんな感じなんだろうね。狭い空間であれこれ制限されると人の噂話で盛り上がりそう。
表紙のイラストが印象的で可愛い。 -
期待に反して、悶々とした主人公の気持ちが色濃くでている物語。
その中にどっぷりと浸っていて、明るさが感じられないのは残念でした。
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著者プロフィール
伊藤たかみの作品
