「やめられない心」依存症の正体

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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062174916

感想・レビュー・書評

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  • 覚醒剤の再犯率は60%近く(2011年まとめ)


    子供が携帯サイトにハマリ、一日何十通も
    メールをやり取りし、リアルタイムにTwitter
    に書込みをし、メールが来たら即返信しないと
    人間関係が悪化すると恐れている。


    一見全く関係ない話しにみえるが、根底で
    共通の糸で結ばれている。


    それは「やめられない心」


    その「やめられない心」は何も依存症と
    診断される症状だけでなく、現代社会に
    おいては、浪費、食、ギャンブル、人間関係
    性、仕事など広い範囲で問題の根となっている。


    さらにはそれを逆手にとったビジネスの
    仕組みも今は至るところにある状況。


    そんな中で「やめられない心」がいよいよ人生を
    壊してしまわないように、自分はいたって普通に
    生きていると言える人も含めて読む必要のある
    一冊だと思います。

  • 止めようと思っていても止められずに習慣化してしまう、アディクションについてまとめられた本。依存症の正体という題目の通り、どういった人に、どのように起きるのか、など重点的にまとめられていましたが、解決策までは言及されていませんでした。

  • [図書館]
    読了:2012/5/16

    快楽が人生の行動原理になっている人。

    「結婚すれば、ギャンブルやめてくれるかも…」
    「子どもが生まれれば、浮気をやめてくれるかも…」

    こういう期待はまったく意味がない。なぜならギャンブルや浮気を繰り返す人にとって、家庭を持つ責任感とか、母性とかと、快楽を追及する行動原理はまったく関連がないから。

  • 僕にも少しばかり、「これって依存症気味なのかもな」と思う事柄があります。
    この本に書いてあるほど病的ではないにしろ、それに近い性癖はあるし、それで突っ走ってあとで後悔することもしばしば。
    煙草でも酒でもいいと思います。自分は依存症かも知れない、というほんのちょっとの自覚がある方は、これを読んでみるといいと思います。自分がどの程度なのかを判断する手助けになるでしょう。

  • クレイグ・ナッケン (著), 玉置 悟 (翻訳)
    アルコール・ギャンブル・買い物・ネット依存の原因は、すべて「同じ心の病」だった。発症の仕組みから対処法までをわかりやすく解説する。全米で20万部突破のロングセラー、待望の邦訳。

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