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- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062174930
作品紹介・あらすじ
都市のまなざしと、デモクラシーの果てにある「個」。拡大しながら刻一刻と廃墟へむかう1960年代の東京で、作家は何を語ったのか。満洲の経験を呼びおこし、時代の熱気とともに充実する中期の作品群を、人気政治学者が読み解く。
感想・レビュー・書評
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安部公房の都市
(和書)2012年12月07日 11:02
苅部 直 講談社 2012年2月14日
安部公房さんの本が読みたくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学生時代の現代文のテスト問題と似た雰囲気の構成になっていて、
安部公房作品が好きな人が、
ここまで深く考察しながら読むかと言われると疑問ではある。
しっかり読み込もうとすると4~5時間くらいのボリューム。 -
安部公房の本は、昔学生の頃から大好きでして。
砂の女・他人の顔・壁・箱男・
榎本武揚・燃え尽きた地図・
第4世代・デンドロカカリア
とっても難解な世界ですが。。。。
安部公房の解説本ですが、大好きな
世界ですので、そこそこ面白かったです。 -
政治学者と安部公房。繋がっているような繋がっていないような。
文芸誌に連載された安部の中期作品の読み解き。「榎本武揚」や「燃えつきた地図」の背景や政治への距離などをもとに考察している。
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