猫弁【完全版】 天才百瀬とやっかいな依頼人たち

著者 : 大山淳子
  • 講談社 (2012年2月15日発売)
3.76
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  • 112レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062174954

作品紹介

婚活中の天才弁護士・百瀬太郎は、毎日持ち込まれるやっかいな依頼に悪戦苦闘。-とにかく引き受けて、共に考え、解決の道を探したい。黄色いドアの向こう側、猫いっぱいの事務所で人と猫の幸せを考える日々に、新たな依頼が舞い込んだ。「霊柩車が盗まれたので取り戻してほしい!」すべてのピースがつながった後には、誰にも予想できない結末が待っている。笑いあり涙ありのハートフル・ミステリー。

猫弁【完全版】 天才百瀬とやっかいな依頼人たちの感想・レビュー・書評

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  • 世間からは、ちょっとずれているかもしれないが、愛すべきまっすぐさと、不器用さを兼ね備えた、主人公。
    シリアスな境遇のようで、全く影がない。
    ちりばめられたエピソードが、最後に収束するのも、うまい。
    ハートウォーミングで、最後はじーんときた。
    コメディタッチな人物造詣が、ドラマ原作大賞らしい。
    http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-4386.html

  • 吉岡くん主演でドラマがあると知り、まずは原作を読んでみようと思ったら、これはすでに去年放送されたのね~

    読んでてどんどん先の展開が見えてくる。
    だから読みやすく、わかりやすい。

    霊柩車を奪い、死体を人質にする発想。しかも棺はカラ。
    ひょんな事から犯人は死体だったはずの本人と会う事になるんだよね~

    百瀬弁護士は、とても気が優しい。
    だから事務所には猫が11匹。
    婚活中で、結婚相談所では30連敗。
    でも、これまた理由があっての事。

    大福さんは思ってた通りだったわ。

  • ブクログで何度か目にしたので読んでみた、んだけど、場面の切り替えがバッサバッサあるし、品がないし、辛い。
    苦しいときの「みんなのレビュー」でこれから盛り上がるのかもと期待。

    予想通りの展開だったけど、テンポに慣れたのか後半はホッとした。
    百瀬がピースをはめるように、みんながハッピーになっていく。
    百瀬もハッピーエンドなのかな。テヌーと一緒に幸せになってほしい。
    最後まで扉のイタズラが解決しないのがスッキリしないんだけど、鼻水がせつないから、まあいいかという気持ちに。

    「万事休すのときは上を見なさい。すると脳がうしろにかたよって、頭蓋骨と前頭葉の間にすきまができる。そのすきまから新しいアイデアが浮かぶのよ」

  • 図書館で借りる。ドラマ第2弾放送に合わせて読む。ドラマのイメージが先行してしまったが、キャスティング合ってたなぁと思えた。お人よしに見られる百瀬が、信念の人であるのがいい。

  • 読み始めは正直
    作品になかなか食いつけなかった。

    でも読み進めるうちに
    ここはここに繋がってたんだ!
    と話が繋がりだして
    しらぬ間にどんどん読んでしまった。

    登場人物もさることながら
    度々現れる猫たちが魅力的で
    その愛らしさにも惹かれてしまう。

    結末もジーンとくる物があり
    全体的にほっこりする作品だった

  • すごい!

    全部、巡り巡って治まってくれました
    それこそ、パズルのピースの様!!
    予定調和過ぎるくらい!

    久しぶりに納得できるハッピーエンドをみせてもらいました

  • 面白かった!
    キャラがいいので続編も読みたい。
    話もよく出来ていて、伏線が回収されて行くのは読んでて気持ちがいい。読後感もとてもいい。

  • 本を読む習慣の無い私ですが
    友人から薦められ
    一気読みでした。

    素晴らしい一冊です。
    大山淳子さんの本は読み続けます

  • 出だしから面白い!
    まだ読み始めたばっかりだけどこれからが楽しみです♫

  • たぶん、ブクログで見かけて借りてみた本。
    てっきりお弁当の話かと思ってたら、ぜんっぜん違うかった(笑)。
    それ以外にはまったく先入観を持たずにページを開いたのだけど、そもそもが「ドラマ原作大賞」の受賞作やったようで、ちょっとテンションダウン・・・(笑)。

    前述のとおり、ドラマや映画などの映像で見せて面白いものと、小説で見せて面白いものは違うと思うねんね・・・。
    この本は、ドラマで見るほうが面白いってことかな・・・。

    と、かなりテンションダウンで読み始めたのよ。
    ほしたら、それこそ先入観かもしれへんけど、文章がすごいト書きみたい・・・。
    〇〇する、△△している、◇◇する、の、羅列で、簡潔に意味は伝わるんやけど、なんちゅうかこう、小説としての言葉遊びというか、
    「ああ、こういう表現きれいやなあ」
    っていうような情緒(もうすごいエラそうでほんますいません)が、全然ないなあ、と、思ってました。

    しかも、描写がちょっと下品・・・。
    細かく書いているのだけど、「そういうところは細かく書かなくてもいいのに」ちゅうような箇所もあって、
    「ああこりゃ好み外かな」
    と、思って、数ページで閉じようかと思った・・・のよ・・・。

    のに・・・。

    妙に、文章がスルスル入ってくるねんな。ようは、読みやすい。
    もしかしてそれは上記のように文章そのものを簡潔に書くから、ついつい目で追いやすいねんね。
    目で追ううちに物語に引き込まれていって、結局イッキ読みよ・・・。

    面白かった。
    面白かったです! 続編も、読みます!!

    文章云々とかほんまエラそうにいうてるけど、それ以前に内容がすごいよかった。
    パズルのピースを順番に出していって、百瀬でなくても(失礼)
    「あ、このピースとこのピースがはまるんやな」
    って読んでてすぐにわかるのに、それをどうやってはめるのかが知りたくてついつい読み進めてしまう。

    ほんで、ひとつずつピタリピタリとピースがはまっていくねん。読んでてこの爽快感、すごいわ。
    最終的にはすごいハッピーエンドやし、読了後スッキリする。
    やっぱりこういうふうに、スッキリできるのがいいよ! ああ、面白かったなって思えるもの。

    著者がいうように、登場人物ひとりひとりに気持ちをこめてはったと思う。
    ああー、読んでてほんわりとするのはそこがあるからかもな。

    また、〇〇する、△△している、◇◇する、の、羅列なんやけど、
    「よくこういう表現をしはるな!」
    と、膝を打ちたくなるような表現もあるねん。

    それがどこでどうっていうのは説明できひんけど、丁寧な描写が心理面で来たら
    「深いところを表現しはるな」
    って思うし、ちょっと下品なネタやったら
    「それはそこまで詳しく書かなくてもいいのに」
    って思う。

    どちらにしろ、文章から受ける情報量がすごい多いのかもね! それでないと、これだけのボリュームで、これだけ簡潔な文章を書いて、これだけの伏線と回収はできひん気がする。
    このへんは詳しくは書かないのね、って思ってるところもちゃんと回収してたしなあ。
    すごい。


    そんなこんなで、構成や展開も見事やったけれど、内容も「ハッ」とするようなことも多かった。
    猫はもちろん、靴な!
    靴も大事やなあ。
    確かに、私の年代になると靴とかばんと時計はちゃんとしとかなって言われるもんね・・・(残念ながらしてへんけど)。
    いい靴を買わねばならんなとしみじみ思った。

    確かに「地に足をつける」っていうもんね。その、つける足がしっくりきてなかったらつけようもないわ。

    ほんで、上を向いたら前頭葉に隙間ができてっていうのも、面白いなと思った。
    ちょうど涙も止まってエエやん、と、思いつつ読んでたけど、そこらへんもバシッと言い切ってたね。

    地位や金に野心がない人は弱みがないから強敵というのも、唸ったわー。
    でも、野心があるから向上できることもあるんやし、それぞれやな。

    「何を考えてるか分からない人間は、何も考えていない人間」
    ちゅうのは、覚えておこうと思った。
    要するに、何を考えてるか分からない人間に振り回されるほど無駄ってことね!

    (2017.04.04)

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