- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062174954
作品紹介・あらすじ
婚活中の天才弁護士・百瀬太郎は、毎日持ち込まれるやっかいな依頼に悪戦苦闘。-とにかく引き受けて、共に考え、解決の道を探したい。黄色いドアの向こう側、猫いっぱいの事務所で人と猫の幸せを考える日々に、新たな依頼が舞い込んだ。「霊柩車が盗まれたので取り戻してほしい!」すべてのピースがつながった後には、誰にも予想できない結末が待っている。笑いあり涙ありのハートフル・ミステリー。
感想・レビュー・書評
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久しぶりに大山さんの本。
好きだなぁ、この筆致。ほのぼのしていながらどこか切ない。
最初、いろんな話が脈絡なく出てくるんだけど、だんだんそれぞれの繋がりが明らかになってくる。これがどう繋がっていくのかを想像しながら読み進めるのも楽しい。ある意味、推理小説ですな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブクログで何度か目にしたので読んでみた、んだけど、場面の切り替えがバッサバッサあるし、品がないし、辛い。
苦しいときの「みんなのレビュー」でこれから盛り上がるのかもと期待。
予想通りの展開だったけど、テンポに慣れたのか後半はホッとした。
百瀬がピースをはめるように、みんながハッピーになっていく。
百瀬もハッピーエンドなのかな。テヌーと一緒に幸せになってほしい。
最後まで扉のイタズラが解決しないのがスッキリしないんだけど、鼻水がせつないから、まあいいかという気持ちに。
「万事休すのときは上を見なさい。すると脳がうしろにかたよって、頭蓋骨と前頭葉の間にすきまができる。そのすきまから新しいアイデアが浮かぶのよ」 -
たくさんの雑多な物事が、ぐるぐる回って、1つに丸く収まっていく。
こういうお話は気持ちがいいですね。
みんなの欲しいものは家族だったのかもしれませんね。
捨て猫も、弁護士も、社長も、泥棒も、血が繋がってはいなくても、心通う家族。 -
世間からは、ちょっとずれているかもしれないが、愛すべきまっすぐさと、不器用さを兼ね備えた、主人公。
シリアスな境遇のようで、全く影がない。
ちりばめられたエピソードが、最後に収束するのも、うまい。
ハートウォーミングで、最後はじーんときた。
コメディタッチな人物造詣が、ドラマ原作大賞らしい。
http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-4386.html -
最初まどろっこしくてなかなかすすめなかったのが、途中から百瀬のようにピースがぱちぱちハマっていくのが面白くて、読み終えたときはすっきり!
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数年ぶりに再読。
やっぱり好きな話です。
世の中悪くないな、
と優しい気持ちになれます。
ハッピーエンドが読みたい!という気分の時に読みたい本です。 -
スラスラ読めて良かった
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優しい気持ちになっちゃうぞー
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面白かった 途中なんかなかなか話が動かなくて…
最後まで読んでよかった 最後はウルっとした。ドラマになったら面白いなーと思ったら、もうなってた