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Amazon.co.jp ・本 (36ページ) / ISBN・EAN: 9784062175197
作品紹介・あらすじ
日本全国を飛び回り、傷ついた桜の手当てをし、桜の新種をさがす佐野さんは、「桜守(さくらもり)」とよばれています。
桜のいのちを守るしごととは――。
藤右衛門さんは四十年来の私の親友である。もちろん、寂庵の桜もすべてお世話になっている。ふだんは磊落豪放な人柄だが、桜の話をするとたちまち人相まで慈悲にみちた仏さまのように和んでくる。
桜はこの人にとってはいとしい子供であり、命がけで恋いこがれた永遠の恋人である。桜に男一生の夢と命をそそいだ桜守のつぶやきは、どの言葉にも深い愛と祈りと哲学にみたされている。――(瀬戸内寂聴)
みんなの感想まとめ
桜を守る仕事の重要性が深く描かれています。代々受け継がれてきた桜守の姿勢は、まるで子どもを育てる親のような愛情に満ちており、読者に背筋が伸びる思いを与えます。表紙の笑顔と桜の美しさが印象的で、春だけで...
感想・レビュー・書評
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「桜守」という仕事。
代々に渡って、まさに桜を守ってきた。
桜を想う目線が、まさに子どもを育てる親のようで、背筋が伸びる思いがします。
なくなってほしくない仕事だと、強く思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
佐野藤右衛門さんの本と言えば・・
https://booklog.jp/item/1/4087812197
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です・ます調の「敬体」で書いたものは、自分の古いブログ記事からのコピペ。
OCNがブログサービスから撤退する際、大慌てでこちらに引っ越した時のもの。
レビューとは言いがたいような拙い記事でも、あえて当時のまま保存してある。
その時はそれでベストだったはずなので。
そしてこちらは、同じ佐野藤右衛門さんのお話の絵本版。
柔らかな京都弁で、子どもたちに向けて語られたもの。
おおらかな、かがく絵本とでも言えば良いのかな。
細かなテキスト部分も多く、読み聞かせには不向きかもしれないが、読まずにいるのはあまりに惜しい。ブックトーク用か、高学年以上の子の読書におすすめ。もちろん大人にも。
美しい桜の写真も多く、ほぉーっと何度もため息をつきながら読むことになる。
「桜は守り(もり)をして継いでやらな、絶えてしまう木なんです」
一年のうちで、満開の時3日から5日くらい見て、たいていのひとはおしまい。
でも実は花が散ってからの360日が、桜にとって大切な一年の始まりだと言う。
その守りの仕方が、まるで子育てのようでもあり深遠な哲学のようでもあり、読みながら桜がたまらなく愛おしくなってくる。
「桜守」の七つ道具に驚き、種から育つ桜は3種しかないということにも驚き、
更に、一年に一度しかない接ぎ木のチャンスでも、花が咲くかどうか分かるのは20年後くらいだという事実にも驚く。
そんな労苦もあるから、春に先駆けて蕾が膨らむ「笑いかけ」の枝先を見つける時が一番嬉しいと、そう言われる。
何だか涙が出る・・「見守る」という作業の膨大な時間と手間暇をかけ続ける難しさ。
それが報われる瞬間というのは、何物にも代えがたいことだろう。
職人さんの紡ぐ言葉には、心に響くものがいっぱいある。
読んだあと、桜を見る眼が変わる。明らかに変わる。この季節にぜひどうぞ。 -
まずこの表紙の、おじいさんの笑顔と桜がとてもいい。
そして、桜を見るなら1本だけ決めて、春だけでなく他の季節も一年通して見ると、自然を感じられていい、というのはとても腑に落ちた。 -
最近ソメイヨシノの老齢化が社会問題になっていますよね。
伐採に心を痛めていますが、一方で桜を見守りながら育てている著者のような方もいらっしゃると知り、少し明るい気持ちになりました。
ソメイヨシノは種では育たず、世の中のソメイヨシノはすべて同じ個体のクローンから出来ていると聞いたことがありましたが、本書で初めて接ぎ木の仕方を知りました。
こんなに手間がかかっていただなんて・・・
私も、お気に入りの桜を自分で育てているつもりで四季折々見守っていこうと思います。 -
桜を育てるということは、見守ること、適切な所で手助けをすること、それは保護ではなくちょっと手を添えてやるということ。家族をみるのとおんなじです。。
簡単なようで、難しいことですよね。
一本の桜を一年通してみてようと思った。 -
春は、桜の花見が楽しみな季節ですね。
それでは、みなさんは夏や秋の桜をみたことがありますか?
桜は、人が見守り、手を差し伸べなければ弱ってしまう植物です。
この本は、京都の植藤造園十六代目、佐野藤右衛門さんが地元言葉で語ってくれる「桜守」という仕事の話です。
桜も人間のように、触診したり、聴診器をあてたり、注射をさしたりするそうです。春に見事な桜の花が見られるのは、桜守の人たちが一年をかけて「守り」をしているからなんですね。
桜は、今わかっているだけで300種類以上もあるといいます。この本にも、いくつか種類が紹介されていますが、みなさんはどの桜が好きですか? -
一般的に桜を眺めるのは、4月の開花前後だけ。
しかし、桜守はみんなが桜を見ない時期に、桜を来年も花を咲かせるために守っているのだ。
桜の花が散ったあと、桜の木に害虫がいれば駆除し、新種の桜が発見されればその地に出向き調査し、桜の実から種を取出し種まきして苗を育てる。
桜守がいるから、私たちは桜を楽しむことができるのだ。
絵本だけど、とても勉強になる本だった。-
「私たちは桜を楽しむことが」
桜が咲くと、日本人で良かったと単純に思ってしまいます。。。そんな訳で佐野藤右衛門の本「桜のいのち庭のこころ」を...「私たちは桜を楽しむことが」
桜が咲くと、日本人で良かったと単純に思ってしまいます。。。そんな訳で佐野藤右衛門の本「桜のいのち庭のこころ」を読むコトにしました。2012/12/12
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こんな仕事があるのかぁ。。。日本全国を飛びまわって、傷ついた桜の手当てをしたり新種を探す、桜守。
桜守は桜を、手塩にかけて守る。けれども構いすぎてもよくない。春夏秋冬、こまめに、丁寧に桜の世話をする桜守についての写真絵本。触診、聴診器を使っての診察。聴診器を桜の幹にあてると、ズーッズーッと音がするらしい。桜守の七つ道具(14つだけど)など載っていて面白い。 -
貸出状況はこちらから確認してください↓
https://libopac.kamakura-u.ac.jp/webopac/BB00281023 -
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こう言う世界もあるのだなと感心するばかり。
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佐野藤右衛門という名は、庭師の名跡。
"桜は守り(もり)をして、継いでやらな
絶えてしまう木”。
自然も動物も人間も、愛ある所に花は咲くと感じます。
写真も美しく、普段見ていない桜の1年を知ることができました。 -
2022.1.27 5-3
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桜のことを愛おしく書いた植木職人の本。
と決めつけてもいいかな。
ヤマザクラの幹は横に裂け目が、ヒガンザクラの幹は縦に割れている。
そんなことを教えてくれた。
桜についた虫の処理とか、病気の葉の処理とかも知りたかった。
岡田 達信
新・絵本はこころの処方箋 絵本セラピーってなんだろう?
の紹介本の中にあった本。
でも絵本でない。
でも読んで良かった。 -
2022.01.27 5-3
桜が咲く頃に読み聞かせしてあげたい本
11分半 -
日本中の桜が、桜守のおかげで守られている。
佐野さんの言葉
「桜をみるんやったら、じぶんが好きな桜を1本だけ決めて、1年をとおしてみていってほしいんです。そうすることで、人も自然を感じることができる。きっと桜もよろこぶと思いますわ。」
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柔らかい口調が温かい。桜への愛情がじんわり伝わってくる。
種からも育てるというのは、驚いた。
そうか、接ぎ木だけじゃない、自然の桜も栽培するんだなあ。 -
日本全国をとびまわり、傷ついた桜の手当をし、新種を探す佐野さんは「桜守」と呼ばれている。
その仕事ぶりは、愛に満ちていて素晴らしい。
これを読んでお花見をすると、また違った春がむかえられるかも。
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