海賊とよばれた男 上

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 1156
  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062175647

感想・レビュー・書評

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  • 私の住む街もほんの少し名前が登場するので読んでみた。
    やっぱり歴史を作っていく人には、
    それなりの支援者がいるのだな。
    日田がいなければ、国岡もあんなに大きくなっていただろうか。

    難しい言葉も多いから読み流す感じで、完全に理解しながら読んでるかはあやふやだけど、
    戦争の酷さを改めて感じたし、
    沢山の船が攻撃され海に沈んでいったのかと思うと悲しくなった。

    これからが山場、下巻も心して読もう。

  • 前半が特にアツい。後半は下巻の溜めかな?楽しみです

  • 2018/4/29

    GHQの占領下におかれた戦後の日本。
    「われわれは戦争に負けたが、奴隷になったわけではない」
    敗戦直後、吉田茂の側近・白洲次郎が言ったとされる言葉の一つです。

    石油をめぐる、覇権争いが素人でもよく理解できました。
    それにしても、昔から日本人はよく働いたものである。が、遣り甲斐がありそう。

  • 新年の一冊目を飾るにふさわしい一冊だ。

    裸一貫で出光興産を創業し、日本のトップ企業へと押し上げた出光佐三をモデルにした物語だ。
    明治中期から太平洋戦争終結までを描く上巻だが、「永遠の0」とダブる。おそらく「永遠の0」を執筆中に、この物語のアイデアも産まれたのだろう。何も宮部を登場させなくてもよかったのではないか。

    己の信念を貫くことで周囲の反感や圧力を受けながら、人生を邁進していく主人公の姿が気高い。こんな男になら誰だって付いていきたいと思うだろう。
    誇りと情熱を持って、日々を生きていこうと強く思わせる物語だ。

  • 本屋に足を運ぶと必ずと言っていいほど目立つ所に飾ってある。
    流行の本に抵抗を覚えがちな私だが
    興味のある分野でもあり、お勧めする上司や知り合いが多かったので手にとってみた。

    率直な感想から言えば、駄作中の駄作。

    主人公の生涯を賛美するかのような偏った文章表現と
    その敵たちを全ての悪だと決め付けた描写に嫌気がさした。

    確かにとても偉大な経営者であり、日本人なのかもしれないが
    そもそもこれだけ独断路線を突っ走る経営者の決断に
    重役たちはいちいち驚愕するだろうか。

    そういった点が全てを恣意的に作り上げられていると確信させ、下巻は読了することができなかった。

    残念。

  • 出光興産の創業者をモデルとした話。
    店員を家族とよび、商売人でありながら「黄金の奴隷たる勿れ」の言葉を胸に抱く変わった店主。
    店主はもちろん、店員も気骨がありかっこいい。
    字面を追うだけでもわかりやすく描かれている。
    上巻では終戦までが描かれており、下巻も楽しみ。

  • 百田尚樹の最新作にして2013年の本屋大賞受賞作。
    上巻は戦後の灰燼の中から復興を目指して立ち上がる「国岡商店」の面々が描かれる。その中には戦地から帰ってくる人たちもおり、中には会社に戻ろうとしないものもいたが、そういう人たちも含め主人公・国岡鐵造は家族同然として給料を払い、ただの一人として馘首しなかった。このエピソードだけでもぐっとくるものがあるのに、次々に待ち受ける困難の数々に果敢に挑戦し、打ち破っていく姿は喝采を送らずにいられない。
    もちろん、出光興産の創業者・出光佐三をモデルとしながらも当然そこには脚色がなされているだろうし、当人が本当にそこまで剛胆且つ実直な方だったのかはわからないが、戦後の日本人が幾多の困難を乗り越えて現在の日本を作り上げていったというのは紛れもない事実で、そうした反骨精神を持った日本人たちの象徴として著者は「国岡鐵造」という人物を作り上げたのかもしれない。
    下巻はいよいよ石油メジャーからの呪縛を解くことになる「日章丸事件」が描かれる。

  • どんな状況におかれても、自分の為でも、会社の為でもなく、国の為にと、常に広い視野で物事を判断して、正しい道に導く姿は、真のリーダシップに思えた。
    多くの邪魔が入るが、正しい道に進んでいる限り、必ず味方になる人が現れてくれ、助けてくれる場面が多く、人望の厚さを感じさせてくれる。
    度重なる苦境にたたされながらも、わずかなチャンスを必ずものにする姿には、執念を感じた。

    サラリーマン、エンジニアには、読みやすい小説である。

  • 正直、そんなに?というのが一番の感想。

    先入観やこの時代や石油に関心が持てなかった私自身にも問題があると思うけれど
    美談美談の連続と、いきなり時代を遡りはじめたのは出鼻を挫かれたような気がしました。

    書きたいこと盛り込みすぎて、欲張りすぎ感が否めません。
    でも日曜劇場あたりで連ドラとかにしてくれたらちょうどよさそうな容量でもある。

  • 面白い。一気読み。日本の石油業界の成り立ち、セブンシスターズ、生産調整、石油危機、イラン情勢などを盛り込みながら主人公が既存業界と戦いながら民族系石油会社として生き残っていく姿を描いている。評判になるだけの内容であり、文句なく面白い!

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著者プロフィール

百田 尚樹(ひゃくた なおき)
1956年生まれ、大阪府出身の放送作家・小説家。『探偵!ナイトスクープ』の放送作家として活躍。
50歳の時にはじめて執筆した『永遠の0(ゼロ)』で作家デビュー。ヒット作となり、映画化されている。
ボクシング青春小説『ボックス!』が第30回吉川英治文学新人賞候補、第6回本屋大賞の5位に選出され、映画化もされた。『海賊とよばれた男』で2013年本屋大賞大賞受賞。コミック化、映画化された。

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