海賊とよばれた男 上

著者 :
  • 講談社
4.25
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本棚登録 : 10318
レビュー : 1156
  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062175647

感想・レビュー・書評

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  • 本屋に足を運ぶと必ずと言っていいほど目立つ所に飾ってある。
    流行の本に抵抗を覚えがちな私だが
    興味のある分野でもあり、お勧めする上司や知り合いが多かったので手にとってみた。

    率直な感想から言えば、駄作中の駄作。

    主人公の生涯を賛美するかのような偏った文章表現と
    その敵たちを全ての悪だと決め付けた描写に嫌気がさした。

    確かにとても偉大な経営者であり、日本人なのかもしれないが
    そもそもこれだけ独断路線を突っ走る経営者の決断に
    重役たちはいちいち驚愕するだろうか。

    そういった点が全てを恣意的に作り上げられていると確信させ、下巻は読了することができなかった。

    残念。

  • 僕は★1は今までつけたことが無い。でもこの作品にはあえてつけさせてもらう。なぜならば、史実とフィクションが混ざっているからだ。表現自体は読みやすく、ドラマティックに進んでいき分かりやすいが、そのせいで何も知らない人に対し、もしくは読書を分かっていない人に対して、全てを鵜呑みにさせてしまう。特にこの本はリーダーシップを説き、平等でありながらも、ちょっと偏りすぎていると思う。

    「永遠の0」はフィクションで戦争の悲劇を描き、これはフィクションでも人の心を揺さぶる何かがあると想い、素直に感動した。でもこの作品は読者に過剰なサーヴィスをしている、もしくは自己陶酔している節が見受けられる(ゼロ戦の着陸時のシーンで、宮部少尉が出てくるなど)。
    この作品に大きく戦争が絡む以上、フィクションか、もしくは徹底的にドキュメントの姿勢を貫くべきだ。何が嘘で何が本当かわからなくなるし、誤解を生むことになる。おそらくこの本は、読書感想文などの推薦本にもなるだろう。だけど、もうバブル景気を知らない子も生まれているのだ。戦時中の話に判断などつくわけが無い。影響力の大きい作者で、分かりやすいからこそ大きな危険もはらんでいるのではないかと思う。

    これから読む人に。全てを信じ込まないように。こういう人はいたかもしれないが、状況は第三者から見れば違ったかもしれないことを忘れずに。スティーブ・ジョブズの本を読んでもジョブズにはなれないし、ジョブズだから許されたのであって、あなたがジョブズの真似をしたら徹底的に周囲に嫌われるように、この本も読んで安直に「良い」とか勧めたりしないようにしてほしい。これは、戦争の原因になった石油に固執する人間のドラマであり、エンターテインメントだ。

    繰り返すが、僕は著者や登場人物をバッシングしているのではない。改めて言うが史実とフィクションがまざり、なにが嘘で何が本当か分からなく、しかも戦争に少なからず触れることになる状況が、何も知らない人に全て本当と信じ込まれることがまずいんじゃないかと思うのです。表現の自由のいきすぎのように思われるのです。

  • 2017~2018 読了(回想レビュー)
    国岡鐵造はきっとすごい人だったのだろう。でも、その描写が押し付けがましく白けてしまった。そういうことは自分自身で判断したい。

  • 退屈

  • 予約 913.6ヒヤ1
    2015.8.29

  • 何より文章が酷い。
    1.巨悪のせいで苦境に立った。
    2.国岡負けずに堂々と戦う。
    3.どっからともなく現れた骨のある人物が、
    「何というすごい男だ。」と感銘を受け、根拠もよくわからないまま破格の援助。
    4.危機を脱する。
    1.にもどる
    延々とこの繰り返し。

    しかも取り上げる史実の取捨選択が
    物凄く恣意的で主観入りまくり。

    久々に読むのが苦痛だった。

  • 読んでるうちに気持ち悪くなった。

  • ちょっと期待外れ。期待値をあげすぎた。

著者プロフィール

百田 尚樹(ひゃくた なおき)
1956年生まれ、大阪府出身の放送作家・小説家。『探偵!ナイトスクープ』の放送作家として活躍。
50歳の時にはじめて執筆した『永遠の0(ゼロ)』で作家デビュー。ヒット作となり、映画化されている。
ボクシング青春小説『ボックス!』が第30回吉川英治文学新人賞候補、第6回本屋大賞の5位に選出され、映画化もされた。『海賊とよばれた男』で2013年本屋大賞大賞受賞。コミック化、映画化された。

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