大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 124
感想 : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (578ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062175876

作品紹介・あらすじ

昭和のはじめ、日本で最初にできた専門精神科病院で起きた凄惨な事件。新米医師の使降醫が、博覧強記の天才・面鏡真澄とともに謎解きに挑むと、病院幹部たちが絡んだ忌まわしい過去と繋がっていた。謎の患者「黙狂」は何者なのか。元クジラ捕りが見た「烏賊」の意味するものとは。異能の乱歩賞作家による驚愕の精神医療ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 面鏡さんと主人公の関係は変に穿った見方をしなくても最初の登場であれ?って思うくらいわかりやすかったので、もう少しひねってほしかったかも。

  • 面白いとは思ったけど、探偵役が事件を追う必然性がまったくないのが、推進力にいまいち欠ける感じでした。
    その他は舞台、登場人物など良かったんですけどね。

  • 期待が大きかった分肩すかしをくらったような感じ
    主人公の精神科医らしからぬ言動と行動にイライラし通しでした
    最後までくれば、「あっ、そういうことだったのか」だったのですがね

  • 途中の精神医療に関する雑話は結構面白く読めた。だが、一冊の本としてはどうかと思う。結局、何を書きたかったのか意味不明。最後の種明かしも安直。こんなカラクリ、他でも読んだことがある。途中、期待感があっただけにがっかりした。

  • 松沢病院とおぼしき精神病院を舞台に、戦前の物語として語られていく。
    途中には雑多なエピソードが詰め込まれ、これはそれぞれ面白いが、小説としてのまとまりは???

  •  副題に「名探偵面鏡真澄」。そして日本最初の専門精神科病院で起きた凄惨な事件、新米医師が謎解きに挑む。なんて帯の文章に関わらず、全然ミステリしてません。
     しかし、入院患者たちの妄想が現実と入り交じる、不可解な世界観がとても素敵でした。特にタイトルにもある巨大烏賊の話は凄いぞ。映画のシーンが浮かぶような映像的な描写も好い。
     ラストは拍子抜けだが、それはそれで世界観を保ってて悪くないよ。

  • 何が書きたかったのかいまいち掴みにくい話。
    途中にいろいろなエピソードを挟むものの、ラストはあっさりな感。
    最後に明かされるアレもすぐにピンときますし。
    でも、昭和初期の精神病院の雰囲気はよく出ていたと思います。それにまつわる話なども興味深く読めました。

  • 導入部〜中盤は次が読みたくてワクワク。看護師さんとの恋愛は余分な感じ。全体的に回り道多し。そしてあれだけ拡げながら、結末はもの足りない感じ。シャッターアイランドみたいな後味の悪さ。

  • 何が書きたかったのかよくわからなかった作品。
    文章の厚みや、エピソードと考察などはすごく良い雰囲気で読み応えがあるのですが、、、どちらかと言うと、目的より手段に重点を置いてしまったのかも。
    不穏を醸し出す表紙、タイトル、そして首藤瓜於ときて胸中はズキュンと射ぬかれ、最後の最後の最後まで期待(希望を捨てず)して読み上げました。が…なんとも言えない。才能の落とし穴。

    詭弁的一言感想→「伝えたい事って、実は伝えなくても良いことだったりするんじゃない?」

  • 最後まで興味を持たせてくれる謎が弱い。前半の雰囲気と、烏賊の挿話は良かったのに肝心の大幽霊烏賊の扱いがなんかなぁ~

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著者プロフィール

1956年栃木県生まれ、上智大学法学部卒。会社勤務等を経て、2000年に『脳男』で第46回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。他著に『事故係 生稲昇太の多感』『刑事の墓場』『指し手の顔 脳男2』『刑事のはらわた』『大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄』がある。


「2021年 『ブックキーパー 脳男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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