ショートスカート・ガール

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 31
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062176033

作品紹介・あらすじ

横浜の弁護士・添野のもと、臼井あさぎという女性が相談に訪れた。15年前、駅で自分のスカートの中を盗撮した犯人が判ったので訴えたいという。添野は当時は盗撮を犯罪とする法律もなかった、とあきらめるように諭して彼女を帰す。それから3週間後女性が痴漢の腕を掴みあげ、犯人が大怪我をするという事件が!過剰防衛とされ、警察に勾留された女性は添野を弁護人に選任する。被害者はなんと臼井あさぎであり、その後事件は意外な展開をみせる…。島田荘司選、ベテラン新人発掘プロジェクト受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 加藤眞男さん、初読み作家さんです。図書館の開架で何気なく目につきました。「ショートスカート・ガール」、2012.6発行です。デパートでスカートの丈を7cm長く直すよう注文して逆に間違って7cm短くなってしまったスカート。ほかのスカートはクリーニングで仕方なく生まれて初めてミニスカートを着て出勤した20歳の臼井あさぎが長野駅の階段で司法試験の勉強中の学生に盗撮された事件。その時犯人を逮捕した警察官。それからの15年間、あさみ、学生、警察官の人生やいかに。「ショートスカート」をテーマにした秀作だと思います。

  • NHKの朝 おはよう日本で紹介されていたので 興味を持った
    シニア世代の新人作家さんが 最近は注目されているとのこと
    これまでの 自身の人生体験を作品にうまく取り入れられる年代が興味深い
    私よりも 10歳ほど上の作者が どんな作品を書くのか気になったのである

    読後感としては 二転三転の展開を含んだ よく考えられた作品であると思う
    特に 後半での読者の予想を裏切る感はなかなか^^
    最後の最期に またひとつ 「ああ!」 と思わせるキーワードが隠れていた

    まだ これからも意欲的に創作に打ち込むとのこと
    今後の作品にも期待したいと思う

  • 法廷物なのだが、意外な証人が現れて裁判の行方が二転三転と言う有りがちなパターンではない。15年前の痴漢を取り調べた元警官を殺害した被害者の正当防衛は成立するのかどうか。文章にすると説明しづらい設定だが、平易な文章と軽い会話でストーリーに入っていきやすい。ただエピローグ手前の真相は蛇足気味だったかな。わかりやすい伏線は嫌いではないが・・・

  • 島田荘司選、ベテラン新人発掘プロジェクト受賞作だそうで。ある弁護士の前に15年前にスカートの中を盗撮した犯人が今わかったので訴えたいと言う女性が現れ…。意外な展開と意外な結末に楽しめました。ただ、ちょっと意外さを詰め込めすぎの感が無きにしも非ず。

  • 島田荘司選ベテラン新人発掘プロジェクト受賞作なだけあって、ストーリー、文体ともに島田荘司っぽく、島田荘司好きの僕としては読みやすくてよかった。でもちょっと似すぎかも?

  • 2012/07/11読了

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著者プロフィール

1974年、青山学院大学卒業後にレコード会社に入社。現在はさいたま市で和装品店を経営。2012年、『ショートスカート・ガール』(講談社)で第1回本格ミステリー『ベテラン新人』発掘プロジェクト受賞。選者の島田荘司氏に「このような圧倒的パワーを見せる新人に対するのははじめて」と絶賛される。遅咲きの新人としての注目も高く、2013年2月にはNHK総合『おはよう日本』に特集出演した。

「2014年 『希望のまちの殺し屋たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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