お菓子の本の旅

  • 講談社 (2012年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062176118

みんなの感想まとめ

心温まる物語が展開されるこの作品は、主人公たちが「お菓子の本」を巡る旅を通じて、勇気や希望を見出す様子を描いています。可愛らしい表紙に惹かれた読者は、優しいタッチの文章に包まれ、読むことで元気をもらっ...

感想・レビュー・書評

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  • おもしろかった!
    遥と淳、それぞれが落ち込んでいる時に出会った「お菓子の本」。2人は本によって人生を切り開くことになる。
    その「お菓子の本」は、遙の母の手作りの本。パティシエ志望の母が残したレシピ集だった。
    恋話あり。

  • 図書館でふと目について、手に取ってみたらとても可愛い表紙。小手鞠さんの本だし読んでみよう…と借りてきた。
    ハルカとジュンの「お菓子の本」を巡る物語。児童書のような雰囲気で優しいタッチの文章。文中に出てくる「お菓子の本」のように、読むと元気を貰えた。巡り巡って最後のハルカとジュンの展開には思わず微笑んでしまった。なんだかとっても幸せで温かい気分にさせてくれる本だった。

  • 最初の方は物足りない気がしてたけど、どんどん引き込まれていった。
    このパン屋さんに行ってみたいと思ったし、この本を読んでみたいとも思った。
    自分のレシピを加えようとは思わなかったけど。

  • アメリカにホームステイしたが、家族になじめず孤独に過ごしていた遥。町民みんなから愛されるパン屋さんをやっているおじいちゃんの孫、淳。二人が一冊のお菓子の本で、不思議につながりあう。二人にとって大切な”何か”を運んでくれる”旅するお菓子の本”。留学や旅の中で何かを見つけ出す二人の話が、自分と重なりとっても親近感がわいた本。読み終わった後に、心の中があったかくなる本。お勧めです。

  • さらさら読めました

    児童文学、と思うと不粋ではありますが









    日本とアメリカとではパイントだとか単位が違うと思うんですが、ちゃんと換算できたのかな…
    スコーンのバターは溶けないように冷たいままで混ぜるものだと思ってました
    柔らかくてもいいんですね

    さらーっと読めるので盛り上がりも欠けます。臨場感に欠け、遠くから物語を眺めているかんじ
    悩んでる描写はあるけど
    肝心の努力しているところ(お菓子づくり以外の)とか
    成功してうまくいってる描写があんまりない。
    ほとんど、思い返す形になってます。
    中盤から遥と淳の話が繋がってきて
    ちょっと期待もしましたが
    期待感も肩透かし食らわされた印象

    大事なところを第三者の視点からの
    回想で語られちゃうと…薄い

  • きょう読み始めてきょう読了。名前はきいたことがあるけれど、たぶんはじめての作家さん。
    文章のひらかれ方が読みやすい。構成もすんなり仕上げてあるからするする読める。けれど、ショートカットされているところでいいように話が作られていく感は、どうしても、ある。こんなにあっさりお菓子を作れるわけはないよ、とか、ただ普通に中学一年だったら英語をこんなにきき取れたり話せたりできるかなぁ、とか。そういうことをいう類の話ではないかもしれないけれど、他人に「夢」をみせる以上、それを考えるのも責任のうち、ではないのかしら。
    お菓子とパンを食べたくなる!

  • 中一の夏休み、遥は再婚した両親の新婚旅行の間の3週間、
    父親のアメリカ人の友人の家に、ホームスティをした。
    意気揚々とアメリカに渡った遥だったが、その家の子供達に、
    つたない英語を笑われてから、遥は心を閉ざしてしまっていた。
    一人ぼっちで、淋しくてたまらない毎日を送っていた。

    ふと思い立って、きのう届いた本や文房具を入れた箱を開けてみると、
    見覚えのない本が一冊入っていた。
    その本は、タイトルも中の文章もきれいな手書きで、おいしそうな
    お菓子の作り方が書かれていた。
    いったい誰の本なのか、そして書いた人は誰なんだろう?

    あるページを読んだ時、遥にあるアイディアがうかんできた。
    このケーキを作って、この家の人たちに食べさせてあげよう。
    仲良くなるきっかけを作ろうと思ったのだ。

    『お菓子の本』から勇気と希望をもらった遥。
    そして『お菓子の本は』ひょんなことから、パン屋の孫息子の淳の手に渡り、
    淳の家族をも勇気づけるのです。
    すれちがう遥と淳の淡い恋心に、ほんわかします。

  • 亡くなったお母さんがかいた世界に一冊しかない「お菓子の本」。
    出会うはずのなかった2人が出会い、知り合う前に離れ、再び出会う、その仕掛けにちょっとやられました。
    話の中は、焦げたバターと甘い香りがふわりと漂っています。
    紅茶をかきまぜると、ザラメの砂糖がゆっくり、サラサラとけるような、そんな印象が残りました。

  • 心温まるお話です。温かいお菓子を作りたくなりました。

  • 本が人の人生に影響を与える時とは。本書で登場する『お菓子の本』は、世界中を旅しながら、多くの人の人生に影響し始めます。本一冊から広がる物語に、読み終わる前から感動しっぱなしでした。

  • かわいい・・・そしてお菓子が美味しそう・・・そしてハートフル・・・

  • ヤングアダルト向けな感じかな?児童書としてもいいかも。

  • この本を20年以上前に読みたかった(笑)

    これを読むには歳を取りすぎてしまった(笑)

    10代の淡い初恋と、美味しいお菓子のお話。

    おばちゃんになった私には淡くて眩しすぎた…


    2017.8.28読了

  • お菓子の本が旅をする。
    ほんわかする。
    C8093

  • これ児童書でしょうか?

    お父さんの再婚の関係で一人アメリカにやってきた中学生の遥。必死にホストファミリーと打ち解けようとするが、発音を笑われ怖くて自分の部屋からなかなか出られない。

    そんな時に日本から持ってきた荷物の中に紛れていた手書きのお菓子の本を見つける。そのレシピ通りにケーキを焼いてみると皆シーンと静まり返る。何かあったのかと思ったら「思い出の味がする」と泣きだされ、一気に距離が縮まる。

    そして、日本。
    祖父母のやっていたパン屋を祖父の死去と共に閉めてしまおうとしていたところで、偶然にも手に入った手書きのお菓子の本を目にし、そのレシピ通りにスコーンを焼いてみる。そこから母と淳のパン屋再生計画が始まる。

    更に時は経ち、図書館に寄贈されたお菓子の本は出版の運びとなる。そこで連絡を取った友人が偶然に遥で、しかも淳とは相思相愛になる。

    ハッピーな話で寝る前にぴったりでした。

  • 以前にも読んだことのある小手鞠るいさんの作品。
    前作(ってどっちが先かわからないけど)よりはYAな内容でした。
    お話の流れ自体は・・・前作にもましてありえない内容(笑)
    今時、少女マンガでもそんな展開ないでしょう!って言いたくなるようなベタ甘な展開でしたが、少女マンガ好きの私は楽しく読ませて頂きました(笑)
    元気がなくなった時とか、キュンキュンしたい時にはオススメです(笑)

  • 小手鞠さんって誰だったか…
    表紙ちょっとこわいんだけど(かわいいんだけど)なかなかよかった

    お菓子の本とそれをめぐる男の子と女の子のお話

    なんでふたりは再会できなかったのかって
    夏休み海外行ってたからか
    他の店員さんじゃたしかになにもいえないよなぁ

    男の子のお母さんが経験もないのに(興味もなかった)1ヶ月習っただけでお店をひらいてひとが感動するようなお菓子を作っちゃうことが疑問

    そんな簡単にできるもんなのか
    熱意でなんとかなったのか
    センスや才能があったのか
    なんなのか…

    学生でバイトの男の子がパン作りってそんな暇あるのか…
    って早起きすればいいのか
    学業との両立…

    なんかすごいどうでもいい細かいことが気になってしまった

    でもいいはなしだった

    高学年~中学生向きかな
    お菓子やパン作りたくなる

  • 心の中に甘いものを
    お菓子は人生にとって絶対必要なものではない。
    しかし、その存在があることで自分が変化したり救われたりすることがある。
    甘いことは幸せなこと。
    不思議な本の旅が始まる。

    主人公は遥と淳。
    遥が人生で初めて立ち向かった困難。
    それに打ち勝つ勇気をくれたのは、遥の亡き母が残した『お菓子の本』。
    一方淳は、亡くなった祖父がずっと守ってきたパンとお菓子の店を閉めることに悲しみを覚えている。
    そこで彼を助けたのが『お菓子の本』。
    二人を結びつけるもの、二人だけではなくてあらゆる場所にいる人たちと結びつけ合うきっかけが『お菓子の本』だったのだ。

    真っ白な頁に夢を描く。
    皆同じ小麦粉だったものが、ケーキの夢を見たり、スコーンになる夢を見たりする。
    その夢を彼らは記録していく。
    そしてその夢がまた別の人の夢になり、現実となるように。

    結末は人の夢や希望が広がっていく終わりになっている。
    自分が作り上げたものが一人一人の胸に届くことのなんと素晴しいことか!
    涙も笑いも全て混ぜ込んで作り上げた、自分だけの心のお菓子。
    そのお味は?

    「夢はきっと現実になります。なくしたものはかならず、形を変えて、新しい形になって、よみがえってきてくれます」
    お菓子と、『お菓子の本』はそして旅立ち、心の中に。

  • 表紙があまりにもかわいらしかったので手にとる。

    手作りの一冊のお菓子の本が
    ひとりの少女、ひとりの少年の背中を押す。

    本をなくしてしまったところで、ああ、そっちに話が繋がるのかあ、とは
    思ったのだけれど、
    まさかそこまで時間がかかるとは。

    にしてもやはりおいしいものは人を幸せにするなあ。
    思わずそのレシピのものをつくりたくなってしまう。

  • お菓子を作って食べたくなる…そんな本でした。
    これは、高学年の女の子〜大人まで軽く楽しめて、すいすい読めてしまうほんわかしたお話。

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著者プロフィール

1956年岡山県生まれ。
詩とメルヘン賞、ボローニャ国際児童図書賞、小学館児童出版文化
賞などを受賞。松倉香子さんとのコラボ作として『お菓子の本の旅』
『少女は森からやってきた』『未来地図』『晴れ、ときどき雪』『泣くほど
の恋じゃない』『瞳のなかの幸福』(以上、カバー装画)『ようせいじて
ん 星座のようせい』『うさぎタウンのおむすびやさん』『うさぎタウンの
パン屋さん』『ゆみちゃん』(以上、挿画と装画)。本作は、松倉香子さ
んとの初のコラボ絵本となる。

「2025年 『まほうの絵本屋さん 月夜のチョッコラータ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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