- Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062176125
感想・レビュー・書評
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初めての作家さん、興味津津。
この表紙といい、有川さんの図書館シリーズになんとなく似ている印象を受けました詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
9/14
この2012年より少し先の、でも非現実とはいえない年代と設定が良いなぁと。ツイッターとかの用語も普通に出てきて無理がない感じ。
扱うテーマは憲法九条の改正っていうヘビーなものなんだけど、キャラの魅力とテンポの良さでサクサク読めました。
震災の時日本にいなくて、あの揺れを体感してないのだけど、明らかにそれまでよりは世界の紛争とか自衛隊の活動とか憲法とかに興味がわいた気がする。
主人公たちが高校生なこともあってラブもあります( ´ ▽ ` )ノ -
憲法改正についての国民投票実施が決まった春、函館H高校女子生徒会長の杉本岬は、全国の高校生による模擬国民投票に向けて動き出す。メディアに取り上げられ有名人になった岬だが、掲示板サイトに彼女を批判する書き込みがされ苦境に陥る。岬の同級生の田中亮輔は地元パンクバンドのギタリストだが、憎からず思っている岬を助けたいと願いながらもなすすべがない。国民投票の結果は?そして、二人の恋と未来はどうなるのか?政治オタ女子高生とイマドキパンク青年が、もやもやした日々をぶっ壊す。
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テーマの割りに読みやすかった!
憲法改正の要素がなかったらたぶんちょっと軽過ぎて物足りなかったと思うので、バランスよかったと思います。
作中に掲示板とかTwitterが普通に出てくるあたり、今時なカンジがしましたね。映画化しても面白いかも。
初めて読んだ作家さんだったけど、ちょっと過去の作品もチェックしてみようと思います☆ -
「邂逅の森」「箕作り弥平商伝記」
での熊谷達也さんとして意識していたので、
ちょっとびっくりした。
主人公達が高校生、それでやっていけるのかな
は 読み始めてすぐに杞憂に変わっていった
ストーリーテラーとしての
熊谷節はきちんと流れていて、
「女子高校生」「憲法九条」「ロックンロール」
の三題噺を見事に描いた傑作です -
憲法改正の国民投票を前に、将来の総理大臣を目指すスーパーウーマンの女子高生ヒロインとその幼馴染の活躍を描いた青春小説。
憲法改正に関する議論の部分を除けばありきたりなストーリー展開と言えなくもないし、ヒロインと主人公の恋愛については、むしろ蛇足感も感じたが、これだけの有名作家が、自分の大好きな函館を舞台とした小説を書いてくれたのが何よりうれしいところ。
読後感の良い爽やかな小説が好きな方におすすめ。 -
高校生が憲法改正について話し合う場面にまずは驚きました!
未来では実際に起こりうることなのかなとかいろいろ考えました。
今までに読んだことのないジャンルで面白かったです(o^-^o) -
読後感が清々しい。
いろんなジャンルで、ハズレなく面白い熊谷作品。 -
青春ダネ
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高校三年生が憲法改正のことを真剣に語り合う場面にはちょっとビックリ!というか違和感というか・・・高校生って本当にこんなに考え深く世の中を見ているのでしょうか、比して大人がだらしないのでしょうか。
とにかくも、胸キュンモノのスパイスも効いて読みやすく涙する場面も多かった。
カリスマ性ってことでも得るところの多い本でした。
実在してるのなら私も追っかけちゃうんでしょうね。キュン!