君に友だちはいらない

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062176200

感想・レビュー・書評

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  • 今自分がキャリアについて悩んでいる時期ということもあり、自分の生存戦略として指針にしたいと思った部分があった。若手でキャリアに悩む人にもオススメしたい。

  • 目的を持ったチームをつくり、目的が無くなったり、組織がダメになったら解散

    ストーリーを3分で語れるように練習する。
    ストーリーには基本がある。
    ストーリーのコアを作る
    カスタマイズする
    練習をする

  • 全体的にバイアスがかかっているように思えた。眉唾物のエピソードもあるが納得出来る点もあり勉強になるところもあった。

  • まず著者の経歴がすごいので、説得力がありました。そして、出版から10年近く経った今読んでも、通じる内容が多々ありました。これは、いかに著者が普遍的な真理を見抜いていたかの証だと思います。良いチーム作り、ひいてはこれからの日本の行く末を案じ、進むべき方向性を示してくれる本書は一読に値します!

  • ひととおり著書を読みたいなと思っている瀧本哲史さんの本にたまたま図書館で出会ったので借りて読了。
    著書の中ではかなりビジネス寄りの啓蒙書だったのであまり趣味には合わなかったがそれでもいろいろ興味深い話が多く一気に読んだ。
    特に、ゲマインシャフト的な社会(地縁血縁等自然発生的社会)からゲゼルシャフト的な社会(目的達成型自律的社会)にシフトしていくべきだというのは本当に共感する。同じ集団にかかわっていく場合でも本人の意識次第でゲゼルシャフト的な集団に変えていくことは可能であるというのは、今の日本で多くの人が持つべき視点だと思う。その視座から眺めることで、PTAとか町内会とか同窓会とかのような、しがらみと苦労の代名詞のように貶められている旧来からの組織が、今の問題を解決できる新しい組織へと再生できるはずだと思うのである。

  • チームで働くこと。
    仕事一辺倒ではなく、いろんなコミュニティに属しておくことは大事と再認識しました。

  • 良いチームの条件とは
    ビジョン、多様性、責任、信頼性があること。
    馴れ合いではなく、互いに高め合える関係であることが大切。
    具体的なチーム事例や、自分の位置付けを振り返る方法が書いてあり参考になった。
    あと日本人は東アジアのリスクテイカーだという視点は新鮮だった。

  • 痛快な書きっぷりで、仲間(チーム)の必要性を説く本。

    君に友達はいらないといったタイトルに目を向かれるが、本質は『馴れ合いの関係ではなく高みを目指していく姿勢』の大事さ。

    人間関係の構築、そして今後の維持関わり方を考えさせられる。

  • 単なる「友達」でない、「良いチーム」とは。

    ・少人数
    ・メンバーが互いに補完するスキルを持つ
    ・共通の目的とその達成に責任感を持つ
    ・問題解決のアプローチの方法を共有している
    ・メンバーの相互責任がある

    職場に限らず趣味サークルなど、あらゆる組織で見直したいチームづくりの原則。

  • 誠に“言えてる”事が盛り沢山‼️質の良い友達との出会いや図書館の充実度合いの重要性も納得。SNSやfacebookでの人間関係考察の一助あり。
    環境によって、成し得る事が減る難しさと世間体との兼ね合いって結構、大きなテーマかも。面談が人生相談になっちゃう話とか、分かる気がする~

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著者プロフィール

京都大学客員准教授、エンジェル投資家、教育者。1972年生まれ。麻布高等学校、東京大学法学部を卒業後、大学院をスキップして直ちに助手に採用。専攻は民法。任期終了後は学界に残らず、マッキンゼーへ入社。3年で独立し、多額の債務を抱えていた日本交通の経営再建などを手がけながら、エンジェル投資家として極めて初期段階の企業を15年以上にわたって支援し続ける。京都大学では教育、研究、産官学連携活動に従事。「意思決定論」「起業論」「交渉論」の授業を担当し、人気NO.1若手教官として「4共30」講義室を立ち見に。各界において意思決定を先導するリーダーを育てることを目標に、選抜制の「瀧本ゼミ」を主宰。著作物やディベートの普及活動を通して、次世代への教育に力を入れていた。2019年8月10日永眠。

「2022年 『瀧本哲史クーリエ・ジャポン連載集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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