君に友だちはいらない

著者 :
  • 講談社
3.94
  • (146)
  • (239)
  • (137)
  • (16)
  • (3)
本棚登録 : 1977
レビュー : 229
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062176200

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ある程度、人生についてのエッセイと思ったが、ビジネス書だった。書いてある内容を見ると、まず、自分は、東大の法学部出身であることを書いて格付けして、その後にgoogle あるいは、アメリカの実行不可能なような夢物語のような話を持ち出して、読者をひきつけて、そのためには、会社の中に秘密結社を持てとか、RPGのような話にたとえて、読者をひきつけ、秘密結社のようなものを作っても、読者から失敗の責任を問われたら、秘密結社の作り方が悪いとか、メンバーの選択、対応がまずいとかいくらでも、反論して、逃げることが目に見えているようなことしかない。如何にも、東大らしい実現不可能なことで、夢のような話で、読者をひきつけて、印税を取るだけとって、自分の責任を問われないようにしている。この著者が係わったタクシー会社の番組を見たが、そのやり方は、仕事から帰った後に入浴施設をやめたり、給料を減らして、勤務時間を増やしたりと、決して、この本に書かれているようなきれいごとではない。売るために、いい加減なことを書くなといいたい。

  •  正直、「ハズレ」というのが読後の感想。これまでにも「僕は~武器を配りたい」「武器としての決断思考」「武器としての交渉思考」は読み、それらは非常に参考になる点が多かったが、これに関しては参考になる点がほとんどないというのが率直な感想。
     引用エピソードが多すぎるし、ウィークタイ等についても東大教授の玄田氏が既に著書で述べていることであるし、目新しさもない。
     そして、個人的に一番違和感を感じるのは「コモディティになるな」という主張である。これは代替可能な人材になるな、オンリーワンになれという主張ともいうことができるだろう。たしかに現代社会は自動化が進み、ルーチンワーク的な仕事をする人材がカットされるという流れができてしまっているが、それでもやはりどこかはコモディティ人材がいなければ社会は成り立たない。たとえば、物流のトラック運転手はどうするのか、スーパーで品出しする人はどうするのか、清掃作業員はどうするのか・・・、まさかこれらすべてが21エモンのゴンスケのようなロボット人材がやってくる日がすぐにでも来るわけはあるまい。やはりどこかで、エグゼクティブになる人もいる一方、コモディティとなる人も必要になるのではないか。
     その視点がこの本にはほとんど触れられていない。東大→マッキンゼー、という華々しいキャリアを強調するのもいいが、このコモディティにならざるを得ない人がどうやって生きていくべきか、その点に触れる著書をそろそろ出してもらっても良い時期にきたとおもう。

    • haijisanさん
      他のレビューでは良い評価が多く,あれー?と違和感を感じました。たぶん,これから本当に大事なのは,コモディティにならざるを得ない人々ですよね。...
      他のレビューでは良い評価が多く,あれー?と違和感を感じました。たぶん,これから本当に大事なのは,コモディティにならざるを得ない人々ですよね。そこをどうにかしないと閉塞感は解消されないと思います。納得です。
      2014/01/22
  • 他人と過去は変えられない。自分と未来を変えよ。「嫌われる勇気」、アドラーの心理学につながる、馴れ合いで流されない孤独が強いって話。

  • (2014.02.02読了)

  • タイトルとは受ける印象が違う。要は「なれ合いだけの友達は要らない、真のチームと呼べるものを作ること」と言う内容なのだが、タイトルが煽りすぎているのでイマイチ共感できない。
    http://nagoemon.blog56.fc2.com/blog-entry-582.html

  • 武器を配りたいのほうがよかった。なんか書きたいことがたくさんありすぎてまとまってない文章みたいね

  • 既存の組織が崩壊し、小グループによるビジネスや学習の時が来ていると訴えている本。主張の中に旧来の日本を否定し、アメリカのグローバル企業を手本とする内容があり、新世界秩序的、新自由主義的であると感じた。中国の労働力のように流動的なのが良いような事も言っていた。

    小グループは人を切れずに戦力として育てるしか方法が無いと言いつつも、目的指向型のグループゆえに目的に達した後はグループを解散するとか、グループ内の不要人材をどのように切るかといった話もしている。支配者側の人材集めには良いアイデアかも。

    でもこれからこのような社会が出来上がるのだと思わされ、聖書の預言の成就の時なのだなと思わされた。

    星二つ。

  • 瀧本さんの本は今回が初。チームビルディングの本で、考え方はしごくごもっとも。自分との相違点もなし。ただよみものとして、特筆すべきものが感じられず、再読するかは微妙。

著者プロフィール

瀧本哲史(たきもと てつふみ)
?(生年月日不明) ~ 2019年8月10日
京都大学産官学連携本部イノベーション・マネジメント・サイエンス研究部門客員准教授、経営コンサルタント。東京大学法学部で民法を専攻し、卒業と同時に同大学大学院法学政治学研究科助手に。アカデミズムで大変評価されていたが、マッキンゼー&カンパニーに入社を経て、投資家として独立。若い起業家を支援するエンジェル投資家として活動しながら京都大学で教鞭をとり、多くの著名人に影響を与えてきた。著書に、『僕は君たちに武器を配りたい』(ビジネス書大賞2012受賞)、『君に友だちはいらない』『ミライの授業』(以上、講談社)『武器としての決断思考』(星海社)など。2019年8月10日、47歳で逝去したことが16日に報じられた。

君に友だちはいらないのその他の作品

君に友だちはいらない Kindle版 君に友だちはいらない 瀧本哲史

瀧本哲史の作品

ツイートする