君に友だちはいらない

著者 :
  • 講談社
3.92
  • (200)
  • (315)
  • (178)
  • (27)
  • (8)
本棚登録 : 3049
感想 : 311
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062176200

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 私には直に実行にうつせるような内容ではなかったが、今後の働くということに対するヒントにはなった。
    黒澤明監督の七人の侍を近日中に観たいと思う。

  • 僕は君たちに武器を配りたい、のエンジェル投資家であり京都大学客員准教授の瀧本氏の著書。熱い。友だちでなく、仲間、戦友を作ろうというもの。図書館で借りた。ドラクエ的例えとか、わかりやすい説明も良い。

    以下メモ。
    ⚫︎ノマドブームを煽っている人のビジネスモデルは、彼ら自身がノマド的働き方で成功しているのでなく、ノマドに憧れる人に対するセミナーや本を売ることで儲けている。
    ⚫︎人間は合理的に動いていないそしきに長期間属していると物事をロジカルに考える能力が確実に低下する。順応すればするほど頭が悪くなり、組織に順応することができなければ精神を病む。順応しきってしまった人は自覚症状を持つことが出来ないまま、言い訳能力と自己欺瞞力だけが向上する。
    ⚫︎チームには、ありがちなチームと、良いチームが存在。良いチームは、少人数、メンバーが互いに補完的なスキルを有する、共通の目的とその達成に責任を持つ、問題解決のためのアプローチの方法を共有している、メンバーの相互責任がある。
    ⚫︎チームアプローチと、チームワークは似て非なるもの。チームワークは曖昧。チームアプローチの考え方は、前例が全くない、解決の方法がわからない不確実性の高い問題に挑む、少数の組織横断的なチームが、互いのスキルを有効活用して課題解決するときの方法論になる。
    ⚫︎ありがちなチームほど、外部から他力本願的に有識者を招いて知見を求めたり、ビジネス書で読みかじったSWOT分析やMECEなどのコンサルティングごっこに、うつつを抜かす。一般化されたフレームワークは現場では役に立たない。これらの問題解決のためのツールは、バックグラウンドの違う人達がコミュニケーションを成立させるための共通言語として存在しているのであり、個別具体的なクライアントの課題を解決するには全くと言っていいほど役に立たない。
    ⚫︎大学の本当の価値は、一に同級生、二に図書館が充実していること。
    ⚫︎世の中ですでに明らかになっている知識は、徹底して効率的に学べ。
    ⚫︎教養の持つ大切な機能の一つは、自分と違う世界に生きている人と会話できるようになること。
    ⚫︎半歩先を照らしてくれる大人がいれば、子供達は自分で努力をし、力を最大限に発揮しようとする。
    ⚫︎いろいろな分野に才能がある人ほど、中途半端にどんなポジションにも適応してしまうので大成しない。特定の才能しかない人が、正しいポジションに身を置いた時に、パフォーマンスは最大化する。
    ⚫︎マッキンゼーなどのコンサルティングは、課題の解決に、他業界の当たり前、を応用する。ケーススタディという言葉は、学問の研究に近い。
    ⚫︎私はどんな人間です、とラベリングをする。パーソナルブランディングとは違う。ツイッターでいくらつぶやいても実績とスキルのない人に仕事はこない。本当に仕事のできるフリーランスはわざわざ自分から発信する必要はない。
    ⚫︎ロマンとソロバンはあるか。ロマンしかないと、意識だけは高い人になる。
    ⚫︎ロマンやストーリーを語る時に、社内事情をやたらと話したがる人がいるが、そういう内輪ネタは、聞いている側からすると、退屈極まりない話だし、そもそも的外れで問題解決の役に立たないものが多い。
    ⚫︎勇者はビジョンをぶち上げる人。こんな勇者が何人も集まってプロジェクトを始めたらすぐにお互い喧嘩を始めたりする。良いチームには勇者をサポートする別のタイプのキャラクターが必要。
    ⚫︎その仕事の未来にある社会的インパクトと、その達成のためにあなたの力がどれだけ必要か、を提示して、仲間に引き入れる。
    ⚫︎日本の大企業を手当たり次第受けては、エントリーシートの自己PRがうまく書けないと悩んでいる学生は勝負にならない。
    ⚫︎自然発生的に集まったなあなあの関係のゲマインシャフト的な集団を、目的がきちんとあるゲゼルシャフト的な集団へ転換していくこと。

  • タイトルにひかれて本屋さんで立ち読みしてしまいました。熟読したわけではないのですが、瀧本さんの主張は納得するものでした。
    タイトルは逆説的で友だちの種類は2つあって、なあなあでつるんでいるようなお友だちだったら「いらない」と言っているわけです。SNSで多人数を相手にやりとりに時間をさくならその時間は無駄です。それより、共通の目的をもつメンバーと少人数のチームを組みましょう。チームは今までの規制概念で成り立つわけではないのでメンバ-も固定化していません。着地点が見えない課題に取り組むのですから、その目標とするものもおのずと高いものになります。チームワークではなくチームアプローチなのだ、と主張しているのはアプローチの方法を全員が共有している。メンバーが互いのスキルを補完できる。相互責任を持つ。といったところにあるのでしょう。パーティを組むならその顔ぶれは、勇者、魔法使い、エルフ、ドワーフ、トリックスターがいなければならないとも書いてありましたが、これはやはりファンタジーの世界を共有できる仲間作りであるということです。(指輪物語は必須の愛読書ともいえるわけで思わずにやりとしてしまいました)
    読んでいくうちに今までに経験した組織のあり方に思い当たる部分もあり、現場感覚の鋭さを感じました。若いひとたちに読んでほしい本だと思いました。

    • konnokさん
      立ち読みでブックレビューするとは...
      さすが、ピッピさんですね。
      立ち読みでブックレビューするとは...
      さすが、ピッピさんですね。
      2014/01/07
  • 組織マネジメントにおいて社交性は重要ではないというのは、さほど社交的ではない自分にとっても勇気づけられる。

    ゲマインシャフトからゲゼルシャフトへの転換が求められている今、組織の中で共通のビジョンや目的を共有することが、マネジメントの上で大きな意味を持つようになる。

    タイトルの「君に友だちはいらない」とか「秘密結社をつくれ」など見出しのインパクトが強くて、話にどんどん引き込まれていく。

    • ともひでさん
      お、瀧本さん。
      彼は良著が多いから全部読んでほしい。
      (俺も読めていないが)
      お、瀧本さん。
      彼は良著が多いから全部読んでほしい。
      (俺も読めていないが)
      2021/02/25
    • 中尾さん
      『2020年6月30日にまたここで会おう』もすごい良かった!やっぱり良著が多いのね〜
      『2020年6月30日にまたここで会おう』もすごい良かった!やっぱり良著が多いのね〜
      2021/02/26
  • 最近コミュニティとかチームについて考える機会があって、良いチームとは何かヒントが欲しくなって再読。

    この本では不確実性の高い問題に挑むための方法論として「チームアプローチ」を提唱している。過去に大きな事を成し遂げたチームの例が結構面白い。
    でもチームが大事ではあるけど、そもそも高い目標を持つチームが生まれるには最初に動き出すファーストペンギンが必要。だから割と個人に向けてチームアプローチの重要性とその力を語って、高い目標に向かって仲間を巻き込よう発破をかけている面が強い。
    具体的に良いチームの特徴は何?っていう点では、メンバー間のスキルが流動であるとか、全員がコミットして相互責任を追うとか、まあ間違いないなと。

    目的とはずれるけど、地縁とか血縁に基づいた目的のないコミュニティにしか属さないことが原因で、ナショナリズムとかいじめ、人間関係の悩みができるっていう話が面白かった。

    あと、社交性に秀でていなくても、自分が必要とする人にアプローチすることは可能である一方、対人関係におけるソフトなスキルは一朝一夕に身に付けられないし、貴重だなとも思った。

    瀧本さんは歴史や他国の事例を引き合いに出して、その要点とか重要な視点を説明するのがうまい。この能力身に付けるとすごい教養人みたいな感じ出るから身に付けたいw

    • ともひでさん
      ・例え話が上手い人、頭良さそうに見えがち。
      ・頭が良さそうと多くの人に判断される人が頭いい。
      →例え話が上手い人は頭がいい
      ・例え話が上手い人、頭良さそうに見えがち。
      ・頭が良さそうと多くの人に判断される人が頭いい。
      →例え話が上手い人は頭がいい
      2021/02/22
  • SNSとか異業種交流会で知り合う人脈なんて要らない。七人の侍の様にやりたい事をやりとげる為にプロフェッショナルなチームをつくれ!ルパン一味だったり麦わら海賊団だったり、最近だと葬送のフリーレンの勇者一行だったりかな。

    まぁ下らない飲み会ばっかりやってる傷を舐め合う「友達の」集まりより、チームワーク出来る仲間を結成しろと。

    でも、たまにはグダグダしたいよなぁ

  • ひととおり著書を読みたいなと思っている瀧本哲史さんの本にたまたま図書館で出会ったので借りて読了。
    著書の中ではかなりビジネス寄りの啓蒙書だったのであまり趣味には合わなかったがそれでもいろいろ興味深い話が多く一気に読んだ。
    特に、ゲマインシャフト的な社会(地縁血縁等自然発生的社会)からゲゼルシャフト的な社会(目的達成型自律的社会)にシフトしていくべきだというのは本当に共感する。同じ集団にかかわっていく場合でも本人の意識次第でゲゼルシャフト的な集団に変えていくことは可能であるというのは、今の日本で多くの人が持つべき視点だと思う。その視座から眺めることで、PTAとか町内会とか同窓会とかのような、しがらみと苦労の代名詞のように貶められている旧来からの組織が、今の問題を解決できる新しい組織へと再生できるはずだと思うのである。

  • チームで働くこと。
    仕事一辺倒ではなく、いろんなコミュニティに属しておくことは大事と再認識しました。

  • 良いチームの条件とは
    ビジョン、多様性、責任、信頼性があること。
    馴れ合いではなく、互いに高め合える関係であることが大切。
    具体的なチーム事例や、自分の位置付けを振り返る方法が書いてあり参考になった。
    あと日本人は東アジアのリスクテイカーだという視点は新鮮だった。

  • 誠に“言えてる”事が盛り沢山‼️質の良い友達との出会いや図書館の充実度合いの重要性も納得。SNSやfacebookでの人間関係考察の一助あり。
    環境によって、成し得る事が減る難しさと世間体との兼ね合いって結構、大きなテーマかも。面談が人生相談になっちゃう話とか、分かる気がする~

  • 「七人の侍」の誕生秘話から始まり、終始エピソード豊富でなんて知識・教養が幅広いんだろうと思いながら読んだ。

    「自分に自信のない迷える子羊たちが、似た者同士でツルんでシマを作る防衛的な集団」としての仲良しグループではなく、「ひとつの目的の達成を目指して、自発的に集ま」る秘密結社を作ることのススメ。よいチームとは何か、仲間を作るためにどんなアクションが必要か説いている。ぐさぐさきた。

    take out
    - バリューを出すことへのプレッシャーがないところでは非凡な人は退屈し凡庸な人だけが残る
    - 自分は「探す」ものではなく、周囲との関係で決まっていくのである
    - その話にロマンとソロバンはあるか

  • この本は、決断思考や交渉思考、ディベート的思考についての著書がある瀧本哲史の「チーム論」に関する本です。

    簡単に言えば
    ・馴れ合いの友だちではなく、よい仲間でよいチームを組むことが大切
    ・そのようなチームアプローチが必要
    ということ。

    このチームアプローチの5条件として、①少人数、②お互いに補完的スキルを持つ、③共通の目的を持つ、④問題解決アプローチを共有する、⑤メンバーの相互責任がある、を挙げている。
    たしかに着眼点としては面白い。

    しかし、著者は社交性がない性格だったと自認していて、一般的に書店で売られている人脈術の本は違和感を抱いたそうだが、コミュ障の自分としてはこの本ですらすさまじくハードルが高い。
    そもそも他人と普通に話ができるとか、無理筋だろう。

  • 半年ほど前、Yahoo!のネット記事で特集されていた記事を読んで著者の事を初めて知った。
    その記事があまりに感動的な内容だったので、直ぐに著作であるミライの授業を買って読んだが、益々惚れ込んでしまった。笑

    と言うわけで2作目。

    あくまで、先に読んだミライの授業の比較すると少し説教臭く感じる部分があるのが気にはなる。(そもそも生き方を説いた本だから説教然としているのは当たり前だが

  • タイトルに惹かれて読んでみた。自然発生的な、なあなあな友だち関係ではなく、目的を共にする仲間(チーム)を作ることの大切さが書かれている。人間関係に疲れていたり、自分に自信のないひとにこそ、ビジョンをぶち上げる(目的を掲げ仲間を集める)ことが必要だと感じた。チーム作りのための戦略的な内容が多いのかなと思いながら読み進めたが、最後には自分の中にある夢・目標の達成に向けた一歩を踏み出せるように背中を押してもらったような気持ちになった。

  • グローバリゼーションによる人材のコモディティ化から抜け出るために、チーム作りを採用した主張。

    そこで求められるのは、個々人が独立して、それぞれが別の専門性を持っていて、、、。
    まさにいまの日本企業に求められていることだと思う、いわゆる「ダイバーシティ」。

    ゲマインシャフト的な社会であれば、能力も似通っており、当然経験のある=年配者、が力を持つのはある意味必然であるが、それは創造性という観点からは真逆(=年配者が卓越した人である場合は除くが)。

    そこでじゃぁゲゼルシャフト的な~、とは会社の組織として公的にはなかなかむずかしい気がする。パラダイムシフトは世代交代、ということでしばらく時間がかかる。

    だからこそ、会社のなかでの非公式なつながりや、当然会社外でのつながり、そういったところでの武者修行的なところができるようになると、あとは雪だるま式。
    仕事ができる人には自然に次の仕事や、人が集まってくるのと同様。好循環はここに理由がある。「成功は他の人が成功したことで得られる」という趣旨があったが、まさにそうで。この人と仕事をすれば次も、というのがあるともう雪だるま。

  •  君に友だちはいらない(が、仲間と強いチームは必要!)。
     この本では一貫して、仲間とチームの重要性を述べている。

    「ゲマインシャフト」=地縁や血縁など、人間が生活していくなかで自然発生的に生まれてくる社会集団のこと
    「ゲゼルシャフト」=ある目的を持った人々が、その目的を達成するために集まった社会集団
     前者は要らない、それが家族であろうと固執するのは危険。同じ地元に生まれ育ったというだけで、時間を浪費するために会うなんてバカバカしいと思う。後者の関係性こそが、余計な人間関係の確執もなく、群雄を生み、国家を強くするものだという著者の主張には同意しかない。だからアメリカは強いのかと、大きく頷ける。人財の採用のありかた、チームの作り方が根本的に日本とは違う。
     身を置く環境がいかに大切かを、改めて身につまされた。いい加減な就職をして、自ら頭を悪くしてしまったことには後悔しかない。が、30歳にしてこれからやることが明確になった今、「強いチームを作ること」が目的達成には欠かせないことだと認識することができた点で、読んで本当によかった本。手元において、また読み返そう。

  • 2015/04/19
    ただの馴れ合いだけの友達はいらない。我々は大きな目的意識を持って、そのために仲間を作るのだ。その上で大切なことは多様性を持たせること。ある種に特化したスペシャリス集団になんの価値もない。それぞれのスペシャリスが集まることに価値がある。ゆえに自らも全てにおいて平均以上を求めるよりは、何か一つにでも特化していることが価値となる。そしてその仲間を作るためにはただひたすらに「ギブ」をすること。ただの知り合いのつながりに価値はない。その一本一本の強さこそが価値を生み出し、ネットワークを作り出す。大きすぎるビジョンでそれらを利用することが成功の要件である。

    自分が平生友達だと思っていた人にはどんな特性価値があり、また自分に対してもそう顧みることが必要である。不要なつながりをいつまでもだらだらとつないでおくことに疑問を抱かされた一冊であった。

  • この本が出たとき「たぶんこういう本なんだろうな」と思っていたとおりの内容。
    と言っても「期待を超えることが無く、凡庸」という意味ではなく、僕がなんだか漠然と抱いていた思いを鮮やかに言語化してくれているというもので、とても良書だと思う。

    「七人の侍」見てないなあ。今度見てみるか。

    • pumpkindadさん
      この本がきっかけで、暫くの間、「七人の侍」などの黒澤作品にはまりました。図書館にもあるかもしれません。
      この本がきっかけで、暫くの間、「七人の侍」などの黒澤作品にはまりました。図書館にもあるかもしれません。
      2015/03/22
    • y_dokaさん
      コメントありがとうございます。
      黒澤作品って、一つも見てないんですよねー。映画はもっぱら最近のものばかりで、いわゆる「名作」はほとんど知り...
      コメントありがとうございます。
      黒澤作品って、一つも見てないんですよねー。映画はもっぱら最近のものばかりで、いわゆる「名作」はほとんど知りません。せっかくの機会なので、ちょいちょい見ようと思います。
      2015/03/29
  • 挑発的なタイトルですが、「馴れ合うような友だちならいらない」という意味であり、内容は逆に「人間関係」の重要性をこれでもかというくらいに強調している本でした。
    世の中に「起業本」はずいぶん出ており、一通りは読んでみましたが、結局のところ「リスク」にどう対処するのかという一番肝心な点で物足りない思いをすることが多かったです。が、この本では「ロマンとソロバン」というキーワードで、起業に当たってのチーム・ビルディングの重要性が説明されており、納得度の高いものでした。さすがにエンジェル投資家として実績のある人だと思います。
    起業を志す人には、その前にぜひ一読しておくべき本でしょう。

  • ■チーム

    A.人材のコモディティ化を乗り越える方法は、「武器としてのチーム」を自ら創り出すことしかない。

    B.世の中を変えるのは世代交代。

    C.会社がなければ一人前の焼きそばを作るのにも奇跡が必要となる。

    D.先行きがわからないとき、半歩先を照らしてくれる大人がいれば、子どもたちは自分で努力し、力を最大限に発揮しようとする。

    E.人間の脳は目で見るより、音で聞いたほうが記憶の定着率が高い。

    F.目指したいラベルを自分で自分に貼ることで、自然に周囲も「そういう人」とみなしてくれるようになるのである。

    G.ロマンとソロバンの両方が必要。

著者プロフィール

京都大学客員准教授、エンジェル投資家、教育者。1972年生まれ。麻布高等学校、東京大学法学部を卒業後、大学院をスキップして直ちに助手に採用。専攻は民法。任期終了後は学界に残らず、マッキンゼーへ入社。3年で独立し、多額の債務を抱えていた日本交通の経営再建などを手がけながら、エンジェル投資家として極めて初期段階の企業を15年以上にわたって支援し続ける。京都大学では教育、研究、産官学連携活動に従事。「意思決定論」「起業論」「交渉論」の授業を担当し、人気NO.1若手教官として「4共30」講義室を立ち見に。各界において意思決定を先導するリーダーを育てることを目標に、選抜制の「瀧本ゼミ」を主宰。著作物やディベートの普及活動を通して、次世代への教育に力を入れていた。2019年8月10日永眠。

「2022年 『瀧本哲史クーリエ・ジャポン連載集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

瀧本哲史の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ジョン・キム
クリス・ギレボー
J・モーティマー...
デールカーネギ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×