修羅の宴

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 181
感想 : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (458ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062177146

作品紹介・あらすじ

バブル期に大銀行から出向し、専門商社社長になった高卒の男。その城に居座るには結果を出し続けるしかなかった。未踏のビジネスを開拓し、頭取からの汚れ仕事を引き受け、伸し上がる。地価も株価も天井知らずな狂乱の時代に蠢く、金だけを追い求める修羅たち。その宴は次第に、決して招いてはいけない男たちに巣くわれていく-。「週刊現代」連載、著者ならではの筆致で迫る、剥き出しの人間ドラマ。渾身の傑作企業小説。

感想・レビュー・書評

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  • イトマン事件がモデル。高卒ながら大銀行で役員となった滝本は、商社の経営再建を託され社長として送り込まれる。毎年増収増益の業績を挙げることが、自らの地位を守ることだと強引な手段を用いて黒字を叩き出す。しかしながらバブル崩壊の波とともに、滝本も会社も破綻への道を進むことに。。。
    結末は分かってしまってはいるが、人が一線を超える心理描写が巧みに描かれていた。

  • バブルを知らない私がバブルを少しわかった気がする

  • 重いですね。
    ラストも重いです。
    バルブを体験した人が思いを重ねるのかな。
    学歴は辛いですね。
    それも仕方ないけど。

  • バブル期に大銀行から出向し、専門商社社長になった高卒の男。その城に居座るには結果を出し続けるしかなかった。未踏のビジネスを開拓し、頭取からの汚れ仕事を引き受け、伸し上がる。地価も株価も天井知らずな狂乱の時代に蠢く、金だけを追い求める修羅たち。その宴は次第に、決して招いてはいけない男たちに巣くわれていく―。「週刊現代」連載、著者ならではの筆致で迫る、剥き出しの人間ドラマ。渾身の傑作企業小説。

  • 学歴にコンプレックスがあってここまで成し遂げられたら、そりゃ何がなんでも自分の手中に…という考えになるか。
    これだけのヤル気、どっかから湧いてこないかあたしにも。ギラギラしてみたいなぁ(笑)。

  • 151121 中央図書館
    バブルのイトマン事件に取材したフィクション。高卒叩き上げで実績第一主義のトップが陥り易い罠として、モデルになってしまったのは不幸な話だ。

  • イトマン事件に材を取った作品。
    銀行からの出向で、一城の主になることを夢見た男の末路は哀れだ。

  • 楡周平久々に読んだが面白い

  • イトマン事件に取材したバブルとその崩壊に翻弄された人々を描く。時代の変遷が分かっている立場で描かれた世界であるため、先が読めてしまいその分興を削がれるが、最後の数ページに著者の云わんとしていることが凝縮されていて、なかなか真実味があった。
    バブル時代のエピソードが多すぎてやや冗漫であることは否めないが、金に翻弄される人間の本質のようなおのが描かれていて興味深い。

  • バブル時代の事がよく勉強になった。
    まさに天国から地獄

    墜ちていく様が凄まじい

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著者プロフィール

楡周平(にれ・しゅうへい)1957年生まれ。慶應義塾大学大学院修了。米国企業在職中の1996年に発表した初の国際謀略小説『Cの福音』がベストセラーに。翌年から作家業に専念、綿密な取材と圧倒的なスケールの作品で読者を魅了し続けている。主な著書に『象の墓場』『プラチナタウン』『ドッグファイト』『レイク・クローバー』『バルス』などがある。

「2021年 『サリエルの命題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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