未来の食卓 2035年 グルメの旅

  • 講談社
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本棚登録 : 79
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062177566

作品紹介・あらすじ

「スギ(魚)」「赤チコリ」「試験管肉」・・・・・・
「2035年のメニューはどんな感じになっているか」
ある日、ふとそんな疑問が生じたライターが、
全米の食材市場、食関係者に取材を重ね、
いくつかの興味深い結論にたどりついた。
それは・・・・・・

とかく批判されがちな「遺伝子組み換え食品」については
一定の理解を示し、「飢餓で苦しむ人々を救う希望になるかもしれない」と、一定の理解を示しているのも本書の特徴。

感想・レビュー・書評

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  • 著者は科学者ではなくジャーナリスト。内容に専門性はなく自由研究的なものである。将来の食品がどのようなものになるかを推測したものであるが、その根底には、持続可能性が大前提とされている。魚であれば効率よく養殖できるもの、植物であれば一年中取れて、運搬しても痛まないもの。本書では2035年にはサーモンに次ぐ魚としてスギを上げている。現在の養殖魚の主役がサーモンであるが、次の養殖魚として家畜化されうる素材としてスギを上げている。天然ものは眼中にない。日本でもクロカンパチとして知られているコバンザメによく似た魚なのだが、身の肉質がよく、淡水水槽で養殖可能で、養殖密度が高く、成長率が高いという点がポイントらしい。野菜も、袋詰カット野菜として、アメリカでは品種改良されたレタス(一週間も持つらしい)が人気だがそのような特性を備えた野菜を探している。季節感とか鮮度とかビタミンとかは、アメリカ人にとっては無意味なものだろう。

  • 【書評】我々にとっての完璧な食は何かを考えさせられた『未来の食卓 2035年 グルメの旅』> 詳細 >「身軽に気軽に移動のできる、創造的な人生を送るためのブログ」http://goo.gl/7cytAh

  • バイオテクノロジーに夢を馳せた学生時代を振り返りつつ読んだ。
    作者はジャーナリストで、それなりの取材力と筆もあり、赤チコリやスギなど知識として面白く読ませるなぁと思った。
    だが、誰がどうやって増えた人口の口を糊させるかという切り口で遺伝子組換え作物を肯定することには賛成しかねる。
    結論としてはあちこち論拠が脆弱と言う印象だが、未来の食卓を考えさせてくれた本として、読んで良かった。

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著者プロフィール

Josh Schonwald ジョシュ・シェーンヴァルド
シカゴを本拠に活動するジャーナリスト。コロンビア大学ジャーナリズム大学院を卒業後、ニューヨーク・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙、ウォール・ストリート・ジャーナル紙等に寄稿。高い評価を得ている。
本書が初の著書。

「2013年 『未来の食卓 2035年 グルメの旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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