歴史と哲学の対話

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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062177573

作品紹介・あらすじ

哲学によって歴史の理解はどのように変わるのか?どのような権力が正統的と言えるのか-天皇と武士、中世における権力の正統性の問題をホッブズ・ルソーの思想から捉えなおす。歴史の歩みはどのように捉えるべきか-日本史の大きな流れを、ヘーゲル哲学を基に普遍的な世界史の中に位置づける。日本中世史研究者が哲学者の門を叩き、日本の歴史を根本から徹底的に検証する。

感想・レビュー・書評

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  • 率直に建設的な対話がなされていて可能性や、新しい地平を感じさせる内容。学者同士のこういう対話は強度を売りにして折れない話の鍔迫り合いよりずっと有意義。

  • 日本文学とか、日本史の研究はタコツボ研究と揶揄されることが多いです。この本でも、本郷さんはそのタコツボ性を認めながらも、西洋哲学の思考との接点を模索しています。
    ある意味、率直な潔さに好感を持ちました。
    現代哲学用語は比較的少なく、そうした方面に研究が傾くことを危惧している人にも、読みやすいです。
    個別には異論が多いところだと思います。

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著者プロフィール

(にし けん)
1957年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。和光大学現代人間学部教授を経て、現在、東京医科大学教授。哲学者。著書に、『実存からの冒険』『哲学的思考』(ともにちくま学芸文庫)、『ヘーゲル・大人のなりかた』(NHKブックス)、『哲学のモノサシ』(NHK出版)、『完全解読ヘーゲル『精神現象学』』(共著、講談社選書メチエ)などがある。

「2010年 『超解読! はじめてのヘーゲル『精神現象学』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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