塀の上を走れ――田原総一朗自伝

著者 :
  • 講談社
3.73
  • (7)
  • (17)
  • (10)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 151
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062177665

作品紹介・あらすじ

「日本初のAV男優」が、首相を3人退陣させた-。驚くべき破天荒さに包まれた78年間。スリリングで、爆笑の連続で、ちょっぴり泣けるエンターテイメント自伝。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 元テレ東のディレクターということくらいしか知らなかったが田原氏の半生を読みそのポジションの背景を知った。掛け値なく面白い。歳を言い訳にできないなぁ。

  • 最後半で政治家の名前が列記され始めると、途端に面白くなくなる。政治家とはかくもつまらぬ存在なのかと改めて感じた。

  • 「朝生」や「サンプロ」に出演していることくらいしか知らなかったのでその意味では人となりがわかってよかった。

  • ほんと自伝は面白いが色々な道を諦めてジャーナリストになったのだなあと納得した。

  • 幼少期の出来事から始まる自伝で、ちょっと長えなあ、などとも思ったけれど、戦争と天皇といった背景が、後の番組作りにもつながったりするわけで、年代が違うとそこら辺が特別なのかそうでないのかもわかりませんが。
    塀の上を走りながら、ドロップアウトではなく、ドロップインする、ということ。森鴎外を引き合いに出しながら、田原さん自身のドロップインを描いた作品、かな。ドロップイン、参考になりました。

  • 水道橋博士の紹介で、読みやかった本だった。

    田原総一朗の自叙伝。

    著者については、オレが中学生、いや高校の頃か?「朝まで生テレビ」、「サンデープロジェクト」の出だしの頃から知ったが、有名なTVマンだったんだな。
    月刊誌「文藝春秋」の熱心な読者だったオヤジとオカンが著者のTVを好んでみていたのを思い出した。


    TV番組での政治家のあしらい方から、体制寄りの人間かと思っていたが、そうではないんだな。

    著者のことがもっと気になるようになった一冊。

  • 著者は本作で、テレビでの我の強いイメージと違い、淡々と客観的に自分の人生を振り返る。そして明け透けに自分をさらけ出す。一見あまのじゃくな生き方だが、自己の信念のみに従った頑固な生き方も悪くないと思った。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

ジャーナリスト/1934年滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、岩波映画製作所に入社、64年、東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。77年からフリー。テレビ朝日系「朝まで生テレビ!」「サンデープロジェクト」でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。98年、放送批評懇談会35周年記念城戸又一賞を受賞。現在も「激論!クロスファイア」(BS朝日)の司会をはじめ、テレビ、ラジオの出演多数。著書に『日本の戦争』(小学館)、『創価学会』(毎日文庫)、『さらば総理』(朝日新聞出版)など多数。

「2023年 『会社が変わる!日本が変わる!! 日本再生「最終提言」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田原総一朗の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×