クエーサーと13番目の柱

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 328
レビュー : 64
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062177696

感想・レビュー・書評

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  • 雰囲気あってドキドキしたけど、この手の終わり方は納得できない。

  • 日本人なのにカタカナ表記になっただけで頭に入りにくい。個性がなくなる。面白いような気がするが、洋楽がからんでくるのがぴんとこないので消化不良。

  • 読みやすい…。

    123アオヤギケイコって誰だっけ、いつからいたっけ…で混乱(反省)
    156、繰り返されるタカツキの部屋とその目覚め。→182で「複製品」にわざわざ傍点がふられているように、タカツキの朝は、そしてチームの「仕事」の様子は繰り返し複製される。そのことにタカツキは「立ち尽く」すが、もはや「古くさい考え方」で「今じゃまったく通用しない」のだ。複製なんて。そんなの知ってるよ(笑)と。

    249太字。「もはや」タカツキがヴォーン(の生き方)を乗っ取ってしまった。「目的」とか「すべてのイメージ」とかさ。

  • まあまあ

  • うーん。イマイチ。
    こういうスカスカ感は嫌いなんだよなぁ。伏線が少なすぎてはっとした最後の展開ももうちょっとそこに至るまでの説得を密にしてほしかったな。

    出てくる登場人物も主人公とニナイはなんというか現代の先にある未知をまとっていて好きだけど。ほかがもう見るからにコマというか。もちろんそういう部分も作品を支える意図的な構図なのかもしれないけどね。

    ネットと現実がほぼ同時に進むような箇所は面白かった。

  • 息をもつかせない疾走感、めくるめくスリリングな展開に動悸し汗を握った。アクションエンタメとして十分楽しめるが、そもそも何故にこんなことをやっているのかについては最後の最後まで得心が行かなかった。到底是認できない不可解がゴーストのようにつきまとい、エンジン全開のストーリーをしばしば失速させるブレーキとなった。

  • 以前、ピストルズを半分くらいで断念した阿倍和重に再挑戦

    180ページくらいまでは何が起こるのかわかんなくて
    ちょっと辛いな…と思いながら読んでたけど
    そこから先は急展開で
    どうなる?どうなる?って読むスピードもあがった

    こういうどっちだよ?!ってラストは
    賛否あるだろうけど
    自分は好きなのでニヤッとできた


    ただほんとにラスト60ページまで退屈だったので
    星は3つ

    装丁はキラキラでカッコイイな

  • スマートフォン、巨大掲示板、ボーカロイドといった現代のアイテムが各所に登場する。だけど、神町サーガの印象が強いからか、今回は薄味な村上龍のような印象。

    ある若手資本家に雇われる、アイドルをひたすら監視する部隊の、元週刊誌のパパラッチが主人公。資本家の立場はクエーサー、地球から一番遠い場所で最も明るく輝く星で、13番目の柱はダイアナがぶつかった柱を意味している。

    現代とのリンクや暴力、冒険、可能性の中から一つの未来を選ぶようなメタ的な文学性もあるのだけど。いつも凄い小説を書いてくれるから、小品だと少しガッカリしてしまうのかも。

  • ピストルズにはまったのはもう何年前だろう?阿部和重の新刊がでたのですぐ購入。読んでるさきから危ない感じが漂うのは阿部節なのだが、今回はちょっと企画倒れの感も。タイトルの意味も途中でああそうかとわかるのだが、テーマも含めちょっと骨太感がないかも。大作のあとは大変なのだろうが。結婚ボケとは思いたくないが。次回作に期待したい。

  • 「クエーサーと13番目の柱」(阿部和重)を読んだ。この人の作品は「インディヴィジュアル・プロジェクション」以来10年ぶりくらいの2冊目。あの時も今回も結局よくわからないまま終わってしまった。なんて言ったらいいか、私にはただ車窓から過ぎ去る景色を眺めているだけの体験にすぎない感じ。

著者プロフィール

1968年生まれ。『アメリカの夜』で第37回群像新人賞を受賞し作家デビュー。’99年『無情の世界』で第21回野間文芸新人賞、2004年に『シンセミア』で第15回伊藤整文学賞・第58回毎日出版文化賞、’05年『グランド・フィナーレ』で第132回芥川賞、’10年本作で第46回谷崎潤一郎賞をそれぞれ受賞。他の著書『クエーサーと13番目の柱』『IP/NN 阿部和重傑作集』『ミステリアスセッティング』ABC 阿部和重初期作品集』対談集『和子の部屋』他多数。

「2013年 『ピストルズ 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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