白兎1 透明な旅路と (白兎 1)

  • 講談社
3.41
  • (3)
  • (12)
  • (25)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 133
感想 : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062177726

作品紹介・あらすじ

一時の絶望に駆られ、行きずりの女を絞殺した吉行明敬。殺人現場から離れようと自動車で山道を走る途中、彼は古臭いおかっぱ頭の幼女を連れた、白兎と名乗る不思議な少年に出会う。「お家に帰る」という幼女と、付き添いだという少年。やむをえず2人を車に乗せ山間の温泉宿にたどり着くが、吉行は白兎たちの不可思議な言動に混乱していく。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 一時の絶望に駆られ、行きずりの女を絞殺した吉行明敬。殺人現場から離れようと自動車で山道を走る途中、彼は古臭いおかっぱ頭の幼女を連れた、白兎と名乗る不思議な少年に出会う。「お家に帰る」という幼女と、付き添いだという少年。やむをえず2人を車に乗せ山間の温泉宿にたどり着くが、吉行は白兎たちの不可思議な言動に混乱していく。

  • 行きずりの女とホテルに入り、理由もなくその女を殺し、あてもなく逃走していた吉行。
    吉行の運転する車の前に、あどけない幼女を連れた、不思議な少年が現れる。
    幼女の家は、吉行の捨てた故郷のそばの山村だという。
    2人を乗せ山道を行くうちに、吉行の心に過去の思い出が去来する。


    謎めいた少年、白兎に導かれるシリーズ第1作。ほぼ全編吉行の内面の描写で、最大の謎である『白兎とは何者か』は明かされない。
    ふわふわと読まされてしまったけれど、読み終えてもふわふわ。
    うーん、続きを読もうかどうしようか。

  • 行きずりの女を絞殺した『吉行』は、逃げる途中の山道で幼女を連れた少年と出会う。不思議な雰囲気の少年と家に帰るという少女を送っていくことにした吉行だったが・・・。


    この地方では神の使いという意味を持つらしい『白兎(はくと)』という名をもつ少年。彼の正体はよくわからないながらも、人ならざる者、死者を送り届けるのが役目だというのがおぼろげながら見えてくる。なんにせよ子どもが死ぬ話は辛い。
    どうやらシリーズらしいので、今後少しづつ明らかになっていくのかな。

  • 綺麗な文体。
    静かな気持ちになる。

  • 2014/5/2
    んー
    分類はようわからん。不思議な話。
    かこを必死に助けようとする場面は心を打たれるものはあったけど、この人は理不尽な人殺しをしてるわけで、自分の気持ちの置きどころに悩む。
    この話は結果的にみな救われてよかっただけで、やっぱり他人を殺してしまうぐらい絶望したんなら他人を殺さず一人で死んでくれと思う。
    とはいえそもそも一人で死ぬというのも難しく、自殺すると家族や友達の心も少し殺してしまうから、だれにも迷惑かけずにというのも幻想だなと。

  • 白兎(はくと)シリーズ第1弾。「白兎」という名前の少年と出会ったとある男の再生の物語。癒やされるストーリーだけに難解な漢字が蛇足に感じます。

  •   このシリーズをこの本から読んだらさっぱりわからないだろうなあ。もう少し説明があってもいいのでは?もやもやが残る話だった。吉行という人もも一つわからなかった。

  • なんとも…闇がチラチラと
    惑わされそうな予感があってもふらふら引き寄せられそうな感じ

    光の眩しさ
    際立ってたかな

  • 白兎は何なの?

  • 2012 12/2

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1954年岡山生まれ。『バッテリー』で第35回野間児童文芸賞、『バッテリーⅡ』で第39回日本児童文学者協会賞、『バッテリー』シリーズで第54回小学館児童出版文化賞を受賞。『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞。主な作品に『No.6』シリーズ、『ヴィヴァーチェ』シリーズ、『ミヤマ物語』シリーズ、『ありふれた風景画』『ランナー』『花宴』『木練柿』『火群のごとく』『ゆらやみ』『闇に咲く』『十二の嘘と十二の真実』『スーサ』『Team・HK』など多数。

「2021年 『グリーン・グリーン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

あさのあつこの作品

ツイートする
×