戦車のような彼女たち Like Toy Soldiers

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 260
感想 : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062177931

作品紹介・あらすじ

裏から世界を支配する「統和機構」が製造した戦闘用合成人間の琥依。世界を根本から変えることができる能力を持つ危険人物の古猟邦夫。命を狙う少女と狙われた男が巡りあい、恋が生まれた。だが組織の命令に逆らうことなど、琥衣に許されるはずもない。「戦い」を運命づけられた少女を待ち受けるのは幸せか、それとも破滅か。

感想・レビュー・書評

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  • 琥依が可愛い!
    統和機構のターゲットである古猟邦夫と出会い、琥依は恋に落ちる。監視という名目の結婚生活ではあったし、琥依を監視する久嵐舞惟の目もあるが、二人はほのぼのとした結婚生活を送る。戦闘用合成人間と結婚生活という、馴染まない状況が、逆に一層可愛らしく思えて、きゅんとする。古猟邦夫の飄々とした感じも良かった。この2人の感じを見たくて、一冊読み通した感はある。
    カチューシャも可愛い!扱いとしては、主に敵役。外見が幼女のまま成長しない戦闘用合成人間だ。おしゃまな幼女には弱い。結構残忍で、敗走する部下にオルガン(散弾状の衝撃波)を降らせるシーンとか、堪らない!!

    双子の存在がよく分からなかった。
    「ゴリアテに生き甲斐はない」に登場するリミットとリセット。統和機構と、それに対抗する反統和機構組織のそれぞれ重要なポストにいるらしいのだが、よく分からない。ブギーポップシリーズと、何か関連があるのだろうか。

    読み始めよりも、嫌いじゃなかった。
    ロボット系というかアンドロイド系の話が苦手なので、あまり食指が動かなかったのだが、この作者の文章は嫌いじゃない。「ブギーポップは笑わない」のシリーズの作者だとは知らなかった。タイトルだけは知っているので、いつか読んでみたい。

  • かなり久々の上遠野浩平。
    今までの人生で一番冊数を読んだかもしれないのが上遠野浩平作品。
    この人の作品スゴいところは
    「ものすごい面白くて夢中で最後まで読むのだが、読み終わったあと何一つ内容を覚えていない」
    というところ。
    ある意味魔法だと思います。
    コレはバカにしてるわけではありません。
    それどころか尊敬しています。
    むしろこういう作品というのが世の中には必要だということ。
    読書が趣味というのは何かを得るためにするわけではなく。
    ただ呼吸をするように本を読むということ。
    酸素を吸っていることを意識しながら生活している人はいないのです。
    この人の作品は同じ本を何度でも楽しめるのです。
    いつでも初読なのです。
    こんなにお得なことはない。
    いくら食べても太らない美味しい食べ物があったら、みんな喜んで食べるのです。
    何かの糧を得ることではなく、ただ読むという快楽のみを得られる。
    それが上遠野浩平作品。
    しばらく離れていたが、また上遠野浩平熱が復活してきたので、ブギーポップ全巻から読みなおしたいなあ。
    既に各巻数回ずつ読んでいるけれども。

  • なんだシリーズもののスピンオフなのか。どうりでついていけないわけだ…

  • やけに戦車の話が出てくるお話。
    あまり戦車には詳しくないからなー。

    ヒロイン位置は3人か?
    皆恋する乙女であるw
    個人的には舞惟が好きだが。

    取立て他のシリーズに出てくる主役級が
    華やかな活躍をするわけでもないサイドストーリー。
    こう言う話で、世界が積み上げられて行くのかな?

    相変わらず上遠野浩平作品では
    出てくるキャラが誰だっけ?聞いたことはあるけど?
    に終始する。
    専用wiki的なものが欲しい。
    作品ごとでなく、ネタバレOKで。

  • この本もブギーポップの外伝的な話。シリーズを読んでる人なら楽しめると思うけど、そうで無い人は、この世界には入れないんではないだろうか。

  • 合成人間の恋の話。
    ひたすら真っ直ぐで、読後感も良かった。

    ブギーポップシリーズと事件シリーズがリンクしていて、全体の世界観をつかんでみたいがために著者のシリーズを読んでいるのだと思う。

  • 開いて最初のページに「統和機構」の文字が見えて、ああ、うん、となった。
    要するに、戦車の名前をコードネームにした合成人間が恋愛脳でごちゃごちゃ騒ぐ話。ですよね。
    電撃で出せよ。
    うっかりこれを最初に読んでしまった人は、この本にどんな感想を抱くのか。
    興味はあるが、別に知りたくはない。
    正直なところ、自分もそんなによく知ってるわけでもないしなあ。
    なんか聞き覚えがある名前だけど誰だっけこれ、生きていたっけ?くらいな感じ。
    下手に知らないより嫌かもしれん。
    というか、今更ブギーポップ一巻に出てくる人の名前とか出されてもなあ。

    ところで、自分の能力に自分で名前をつけることができるソードフィッシュさんは凄いですね。

  • リンク的には興味深い(事件シリーズとも繋がってるんだよねこれ)んだが肝心のメインストーリーの方がなあ…。

    ちなみに戦車の例えの方はガルパン見てたんでわりとわかりやすかったです。

  • 愛って結構強い。

  • 久しぶりの統和機構!!
    最近の感想、全部『久しぶり~』で始まってるけど仕方ないじゃん読書離れしてたんだし…

    ブギーポップシリーズのスピンオフでしたね~
    これはブギーポップシリーズを読んでないと世界に入りこめないのでは?
    かく言う私もちょっとブギーポップシリーズを読み直そうと思いました
    ロスト・メビウスあたりから…
    ブギーポップシリーズは長編過ぎて最早キャラの把握が困難ですよ
    私の中でリミットとリセットはごっちゃになってましたし

    今作はキャラが戦車に例えられてましたが調度よく最近ガールズ&パンツァーと言うアニメを見たので中々興味深く読むことが出来ました
    全く、どこで得た知識がどこで役にたつかわかりませんね

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著者プロフィール

第4回電撃ゲーム小説大賞〈大賞〉受賞。『ブギーポップは笑わない』ほかシリーズ著作多数。

「2019年 『ブギーポップ・オールマイティ ディジーがリジーを想うとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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