白い馬

制作 : 東山 すみ 
  • 講談社
3.67
  • (3)
  • (3)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 40
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062177955

作品紹介・あらすじ

「おまえは自分のいく道がわからないのだろう。それを探しにいくのさ」不思議な白い馬に導かれた少年は、馬の背中に乗り、空高く舞い上がり…。東山魁夷の名画と、遺した言葉から織りなされる物語。「白い馬」が初めて登場した作品「緑響く」から40年。東山魁夷研究の第一人者が描く、その「詩と真実」とは-。巻末には解説と実作品も掲載。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 表紙の絵「緑響く」を見ただけで、うっとり。
    思わずため息が漏れる位見とれてしまう。

    原田マハさんの影響で好きになった画家・東山魁夷さんの絵に、いわさきちひろの長男・松本猛さんの文章、というなんとも贅沢な絵本。
    白い馬が読み手を導いてくれるのは東山さんの雄大で心が洗われる位に素敵な世界観。
    東山さんの創る緑色はどうしてこんなにも深いんだろう。
    その深くて鮮やかな緑色の森の中でひっそりと佇む白い馬。
    このコントラストがたまらない。
    長野にある東山魁夷館に行ってみたくなった。

  •  日本画家の大家・東山魁夷氏の連作、『白い馬』シリーズを幻想的な物語調に仕立てた絵本。
     主人公の少年は、深沈たる森の池の畔で、不思議な白い馬と出逢う。
     その馬に導かれるまま、ドイツ・オーストリアの街を旅するうちに、少年は、馬の正体と、己(おの)が進む道を見出してゆく。
     東山作品の清浄な透明感、柔らかいタッチ、世界と自然に対する敬意、品格漂う空気が全面に満ち、まるで音楽を聴いているような心地になれる。
     寧ろ大人向けと言える、とびきりの『名画を読む』絵本。

  • 画家の描いた絵を、作家が並べてストーリーをたてた本。
    画家のバックグラウンドに引き付けたストーリーだが、こども向きではなかった。
    絵はとてもきれい。

  • 夢のような絵だとおもいました。この絵本でかなり濃くなった気がします最期がとても好きです

  • 深い青緑。この色を出せるのはこの人だけかもしれない。

  • 東山魁夷がモーツァルトにインスピレーションを受けて描いた白い馬の連作を元にして作られた絵本。
    作者と思われる男の子を白い馬が導く。
    自分の道を探す話。

    掴みどころがなくて幻想的。

    当然だけれど、絵がいい。
    緑の色遣い好き。
    東山魁夷がこういう絵を描く人だとは知らなかった。

  • 東山 魁夷 絵
      松本 猛  文・構成
      東山 すみ 監修 
     講談社 (2012/7/11)

    日本的だと思い込んでいた東山 魁夷の絵画
    ザルツブルグと周辺の湖水地方に想いを漂わせ モーツアルトから啓示を受けておられたのですね

    絵本というよりは大人向けの画集のようです
    本の中で少年と共に ゆったりと旅することができました

    やはり心に残る白い馬です

    ≪ 湖を 静かに導く 白い馬 ≫

  • 東山魁夷の幻想的な絵に物語が静かに絡み合っていて、絵と音楽の世界にひきこまれた。馬の語りかけが印象的。

全8件中 1 - 8件を表示

東山魁夷の作品

ツイートする