オレの宇宙はまだまだ遠い

著者 :
  • 講談社 (2012年7月24日発売)
4.01
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本棚登録 : 952
レビュー : 134
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062178044

作品紹介・あらすじ

書店員歴10年、32歳、いつの間にか彼女いない歴6年の土田新二。
自分だけの一冊を探しに、今日も本屋さんを訪れる人々。そんな人々と接しながら、学び、喜び、苦しみ、成長する土田君が人生にとって大切なものを探してゆく、ほっこりコミック。

感想・レビュー・書評

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  • 読後、
    ふと思ったのは

    (天はどうして人に二物を与えてくれなかったんだろう?)
    と、いう事。

    容姿端麗に加えて、優秀な知能をプラスとか、
    優秀な知能には、身体能力をおまけに、とか。

    そうすれば、俺の宇宙はあっと言う間に近づくのに。

    でも、
    この本を読み終えた息子が
    さも面白そうに
    「俺の宇宙もまだまだ遠いな。」
    と、つぶやいていた姿を見て、

    (宇宙が簡単に手の届くところに無くて良かった。)
    と、
    ホッとしている自分もなぜか、いたりして。

  • 書店員の土田くんが主人公。
    給料日に書店がいつもより混むことを知った時に感動したという土田くん。
    もうこのエピソードだけで土田くん株が一気に上昇してしまう。
    いい話だなぁと思う。

    確かに私も給料日(正確にはこづかい日)に書店にふらりと行ってしまう。
    だいたい欲しい本があって、でもお金が入ってくるまで我慢しているパターン。
    もちろん欲しい本がなくてもついつい本を物色してしまう。
    これいいなと思う本は必ず見つかるから。
    お金がいくらあっても足りない。買ったら買ったで今度は時間が足りないし、難しい。

    こうしたい。こうなりたいと願う自分と、今の自分はいつも違う。
    でも、悩みながらも誠実に生きている土田くんは本当に素敵。
    誠実というのは1番の美徳だと思う。

    土田くんとすーちゃんが再会する漫画も読んでみたいな。

  • こんなはずじゃなかった、でもなくこんなもんだろう、でもないオレの人生。悩める一人の書店員の日常を通して描かれる成長の物語です。1日1日の積み重ねが一人一人にとっての『人生』となることを教えてくれます。

    これを手にとって読んだのは、全くの偶然です。でも、とても面白かったです。主人公は、書店員歴10年、年齢は32歳、いつの間にか彼女いない歴6年の土田新二という男で、この時代からすると、女性からの目線では『優良物件』ではあるまいかという男です。浮気はしそうにないし、家庭を大事にはしてくれそうだし、なおかつ、安定した勤め先がある…。

    彼が勤める書店では、来る日も来る日も客たちが『自分にあった一冊』を求めて来店してくるのです。彼ら彼女らと日々、接しながら、学び、喜び、苦しみ、成長する土田君。彼の物語は社会に出て、勤め始めてある程度『酸いも甘いも』経験した人間が読むと、胸に迫ってくるのではないのでしょうか?

    合間合間には、病気で入院したおじを見舞ったり、職場の同僚や、上司である店長とのランチ。そこで交わされる会話の数々はきっと皆様にも身につまされることが多いでしょう、と僕は考えております。最後のほうには合コンで出会った女の子とデートをする場面(話題が合ったほうにはすでに結婚予定の相手がいた)などがあったりもし、今後の展開がとても気になるところでありました。彼のように悩みながらも、自分の進むべき道を探そうとするその姿勢には大いに共感もし、自分も頑張ろうかという気にも、またさせてくれるのです。

  • 書店員土田くんの哲学的なお話だったけど、人間って同じことを何度も繰り返して生きているのを、客観視できる作品だと思った。
    益田さんの作品って、サプリみたいに手軽に読めるから好きだな。

  • 書店員土田くんの話。
    正直であったかい男性。本を読む人は魅力がある。

  • すーちゃんの恋 を読んで、即買いです!
    ミリさん、男性目線でもいけるんですね。
    伯父さんの話にはしんみり。
    給料日には本屋さんに行こう!に共感!

  • 「どうしても嫌いな人」と「すーちゃんの恋」を読んでからこちらを読みました。
    イイ!!土田くんイイ!伯父さんとの話もよかった。
    そしてやっぱりすーちゃんとお似合いだな~。
    色んな本が出てきて、その本も読んでみたくなりました。

    ブログで詳しいレビューしています。
    http://egaodekurasu.jugem.jp/?eid=589

  • ホームページに感想を書きました。
    「筋肉痛二日後のような読後感」
    http://www.ne.jp/asahi/behere/now/newpage170.htm

  • 男子も色々考えてるんだね(笑)

  • 益田ミリさん、『すーちゃん』、『週末、森で』に続き3作目
    土田くんが終始考えている
    人よりマシだからいい?違うよねっていうあの感覚
    とってもわかるなぁと思う
    ひとつひとつのことに対する感じ方や考え方が
    なんだか納得できちゃうんだよなぁ
    中に出てくる本のお話も興味深いし
    きっと、何回も読んじゃうコミックになると思う

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プロフィール

益田 ミリ(ますだ みり)
1969年、大阪生まれのイラストレーター。「ミリ」は小学生の時のあだ名に由来する筆名だが、その理由は本人も知らないという。
京都芸術短期大学卒業。デザイナーを経て、フリーのイラストレーターに。2001年『OLはえらい』で漫画家デビュー。2011年、『はやくはやくっていわないで』で第58回産経児童出版文化賞産経新聞社賞受賞。2013年には『すーちゃん』シリーズが『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』のタイトルで映画化。
その他の著書に『沢村さん家のこんな毎日』(文藝春秋)、『こはる日記』(KADOKAWA)、『永遠のお出かけ』(毎日新聞出版)、『今日の人生』(ミシマ社)、『美しいものを見に行くツアーひとり参加』(幻冬舎)、絵本『ネコリンピック』(ミシマ社 絵・平澤一平)の原作など多数。

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