- 講談社 (2012年7月24日発売)
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感想 : 12件
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Amazon.co.jp ・本 (258ページ) / ISBN・EAN: 9784062178075
作品紹介・あらすじ
「あの子を返せ、返せってば!」
七年前の雨季、狩人として名高く、その勇猛さから《牙の民》とも呼ばれるイシーバ族は得体のしれぬ病により全滅の危機を迎えていた。そこで村の呪術師・ムンダワが提案したのが、《虚人》を生む禁術だった。
器として選ばれたのは、主人公ディンカの最愛の妹・セゼナ。ムンダワは《虚人》に死者の魂を憑りつかせ、病をもたらした呪いをとく方法を見つける。しかし危機が去った後も儀式は繰り返され、村はセゼナの犠牲の上に繁栄を遂げたのだった。
ある日、セゼナは儀式のあと意識を失う。目は見開かれ、瞳は真っ青に染まっていた。ついに器が壊れたのだと、笑うムンダワ。
しかし、ムンダワの手下・リークは、セゼナの魂が精霊のようなものによって、運びだされたのを見たという。
いったい何のためにセゼナを?
ディンカは、精霊にまつわる言いつたえを手がかりに、さまざまな生き物がひそむ危険な大草原へ、セゼナの魂を取りもどす旅に出る。
みんなの感想まとめ
物語は、妹の魂を取り戻すために奮闘する兄・ディンカの冒険を描いています。彼は、得体のしれない病に苦しむ村を救うため、禁術によって“虚人”となった妹・セゼナを救う旅に出ます。大草原を舞台に、精霊にまつわ...
感想・レビュー・書評
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話の展開が早すぎてもう少し読みたかったとそこだけが残念。でも児童図書なので読みながら自分で空想の世界を広げて一緒に物語を作っていく楽しみがあるのが児童図書ならではなのかも。
小学生の頃は本を読む事に集中できたのに今は集中力もなくなったなぁと思い馳せる。 -
精霊の守り人みたいなワクワクする感じ。
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こういう土着民族系も書けるんか廣嶋先生・・・すげえな・・・
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大平原に暮らす“牙の民”の少女ディンカは、ある三日月の夜、双子の妹セゼナのために祈りを捧げていた。魂の座をこじあけられ“虚人”となってしまったセゼナが、無事に儀式を終えられるように。しかし、その祈りもむなしく、セゼナは何者かに魂を奪われてしまう。ディンカはセゼナを抱え、生まれ育った村を飛びだす。そして、精霊にまつわる言いつたえを手がかりに、ギバとリークという二人の仲間とともに、妹の魂を追う旅に出るのだった―。
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話もよくまとまっていたし、前向きで良かったと思う。キャラクターも一生懸命で好感が持てた。
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精霊がもっと身近な世界。魂のありようも、私たちの世界と違う。死者の魂を呼び込むため「虚ろ人」となった妹を案じる姉。さらに妹の魂が何者かに隠されてしまう。魂を求めての旅路で、多くの人に出会い、助けられる。話が進むにつれて、旅の意味が明かされていく。タイトルだけ見ると怖そうだけど、物語の中でどんどん世界が広がっていくのが面白かった。
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どこかで見たような設定・世界観とロールプレイングゲームのような直線的ストーリーで、ファンタジー小説としてのオリジナリティは薄いが、「贖罪と赦し」の物語としては要所を押さえて綺麗にまとめているので読後感は良い。エピソードをもっと追加して大長編ないしシリーズものにできそうなので、この分量で終えるのは惜しい。
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資料番号:020246856
請求記号:Fヒロシ -
魂を奪われ「虚人」になった双子の妹セゼナの魂を取り戻すため、旅にでるディンカ。仲間はギバ、リーク。
ファンタジーな世界だけど、わりといつも結構厳しいよね。
そこが良いんだけど。
ギバはいつか報われるかなぁ…笑。 -
4人の少年少女たちがそれぞれ、負い目を持ちながらセゼナの魂をかえしてもらうため旅をしながらそれそれが成長してゆく話。全てが終わるとき、なぞが解明しかも、すっきり。沼人呪術師アローラが言った「--。この世の全てはつながっているのだよ。他人事などというなにひとつない。」
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双子の妹セゼナが魂をうばわれた「虚人」になってしまう。
妹の魂を取り戻すため、旅にでるディンカ。
精霊やまじないが存在する世界。
いろんな人に出会い、世界に起きている変事の理由が徐々に説き明かされていく過程は気分爽快!伏線もナイスです。
でも、動けないセゼナを連れて旅をしているからか、派手な戦闘シーンというか、魔物退治的なものがあまりなかったり、セゼナを背負ってる重さ?を感じなかったり、ちょっぴりものたりない気も。
ヒロインは、ディンカできまりだけど、この話のヒーローは…リークだよねぇ。
ギバ、活躍の場がディンカとリークにとられちゃってます。でも、それがギバらしいです。(ラストは頑張りました!笑)
ギバの想い、ディンカに伝わるといいね…。
著者プロフィール
廣嶋玲子の作品
